上口龍生師のマジッククラブへのゲスト来会から

先週の木曜(9/7)のマジッククラブ(TAMC)の例会は、プロマジシャンの上口龍生さんがゲストとして来会され、一時間近くに渡り多くのマジック演技を披露して下さいました。特に当クラブの先人に関係した作品を組入れて頂いたことを感謝すると共に、一層印象深い思いで観賞することが出来ました。

例会に参加すべく新橋駅を出て、日比谷通りに差し掛かった路地で、斜め前を行くダークスーツにキャリーバック二つを手にした人が立ち止まりました。お顔を見たら上口さん、即刻例会場所にご案内する事となりました。七年前は自分が絡む招聘でしたが、今回は偶然に波長が合い幸運でした。

例会が終り5階のエレベーターに乗ると、1階に向かわずに上の階に上りドアが開きました。そこには数人の男性と一人の女性…目鼻立ちがパキッとし小柄で横にバンと張った美女~それは渡辺直美さんでした。満員のエレベーターに突進して来られたらどうしよう!~と、一瞬恐怖が走りました。

二次会に行く道すがら、コインマジックの名手Kさんと話をしていて、最近発行されたコレクション『日本の貨幣』に明治3年の旧20円金貨のレプリカが一冊に一枚付いており、創刊号は特別価格190円なので5冊買っても千円でお釣りが来る~とお聴きし、翌日池袋で5冊ならぬ4冊を買いました。

何故5冊ではなく4冊にしたのかは、正直者故(?)エキストラなるものを一切使わない事をポリシーにしているからでありまして…などと能書きを云う前に、使わなければ何の価値もない事は分かっているのであります。そしてこのシリーズ本、創刊号がバカ売れした後の運命に、心が痛みます。

《上口龍生師が演じられた演目》上口龍生師のSNS記事から引用させて頂きます。
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1.近頃銀座風景 2.宝石シンブル手順
3.空帽銅銭取寄せ
4.ルービックキューブ
5.チャイニーズ ステッキ
6. ソロモン王の結婚バンド
7.ジャーマイン コード
8.ノッテッド シルク
9.夜の飛行カード
10.本式紙破り
11.カップ&ボール
12.新聞紙のコップ消失
13.コメディーバック


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# by ishiken55 | 2017-09-12 14:35 | マジック グッズ | Comments(0)

夏日記8/23…酷暑の日の〆は『第28回六本木マジックサロン』

早朝7時からのシルバーの仕事を終えての帰り道、スーパーでトンカツ弁当を買い~正午前に早弁。シルバーの仕事をした後は、真夏のゴルフ場でワンラウンドのプレーした後と酷似し、爽やかな気持ちと気だるい身体が同居した状態。暫くは涼しい室内でベッドに横たわっているのが常ですが、早弁の後、着替えをして早々にJR駅へと向かう。

そして…常磐線→山手線→西武池袋線の石神井公園駅で下車。更にバスに乗り継ぎ、元の実家で、ほぼ二週間毎の日課となった郵便物や家内外の整理などの作業を1時間。この日酷暑が戻り、二回目の大汗を掻く。またバスに乗車し石神井公園駅に戻り時計を見ると午後4時半。次の行き先へは1時間のマージンがあり、朝からの大汗対策へ。

暖簾を潜った「かぶら屋」は初の入店。芋焼酎の水割り三杯の水分補給と、ヤキトン三本におでん二つの補食。隣りの席に座ったオジさんは八月の入店が16回目とかで「かぶら屋」が相当気に入っているご様子。私がこの地を離れた頃、この地に引っ越して来られたそうで、石神井公園周辺の今昔を、名も知らない同志が懐かしく語り合う。午後5時半に「かぶら屋」を出て、練馬駅で都営大江戸線に乗換え六本木へ向かう。

目指すはシーボンビュービル8階の「六本木シンフォニーサロン」で開催されるTSUKASA師主催『第28回六本木マジックサロン』。今回のゲストはトリットさん。HOTなお二人による~hotなマジックを~ホットな雰囲気の中で、二時間弱たっぷりと楽しむ。

トリットさんの演技を生で見るのは12年振り。それは『第1回マーカ・テンドー マジックコンベンションinつくば』のコンテストに出場された時のこと。12名の演者の中で印象に残った4名について“このおうち”に書き込みをし、当時高知大学の学生さんだったトリットさんがその一人。感想は次の簡潔な文面なり。
《*トリットさん(ワイングラス);堂々としたアクトで、構成も素晴らしかった。》

その一年後、第2回同コンベンションで会った折に名刺交換をしていて、そこには高松市のマジックバー「手品家」のオーナー・マジシャンと記されていた。そして11年後の現在は、昨年オープンした新宿店を含め全国8店舗の「手品家」のオーナーだとか~! ただ…お顔と体形と髪型が12年前と全く変わっていなかったのが一番の驚きでした。
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# by ishiken55 | 2017-08-26 15:46 | マジック ニュース | Comments(0)

福島の日本酒を飲んで震災復興の応援を~!

先週の木曜日(8/3)は、東京のマジッククラブの例会に参加するため午後常磐線・上野東京ラインに乗り新橋へ。夕方5時を少し回った時間に新橋駅を降りてSL広場に出ると、小さな紙コップ数個を持った人々の群れ。垂幕を見ると「ふくしまの酒まつり」とのこと。千円で紙コップ5杯好きな銘柄の日本酒を飲めるようで、危うく手が出そうになりましたが、グッと堪えて日比谷通り沿いの集会場所へと向かいました。例会後は数ヶ月振りに二次会に参加しましたが、私と同年代のある方は例会前にそのイベントの日本酒を試飲(?)されて来たそうで、ちょっぴり羨ましい思い~。

例会の内容は書けませんが…今回も興味をそそる会員発表や研究部発表があり、大いに刺激を受けました。濱谷さんからは最新の季刊雑誌「Pri-Ala Magic Magazine」をお分け頂きましたので、早速中身を拝読。掲載されたマジック作品はレベルが高そうで、トライする気力が未だ起きていませんが、荒木一郎会長が寄稿されたマックス マリーニ(Max Malini)の伝記は、大変興味を持って通読しました。良く調べられていると感心すると共に、来日された時の事を入れて頂けていたら、日本のマジック愛好家としてはマックス マリーニに~より親しみを覚えたのではないかと思いました。
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# by ishiken55 | 2017-08-07 16:41 | マジック ニュース | Comments(0)

阿部隆彦さんのこと。

以下は1ヶ月前の出来事ですが、以前から取上げたいと思っていた方なのです。

マジッククラブ(TAMC)の例会が終了し、集会室から出た所で阿部隆彦さんから声を掛けられた。「渡そうと思い持って来た本があるのだけど、例会時に顔が確認できなったので…」と言われ、手渡された本は『愛の法律クイズ』。前回の例会の折に高木重朗氏の著書の中で一番小形本の鶴書房から発行された『カード奇術』を持参したところ、後ろに座られていた阿部さんが、「その本のシリーズには私も一冊書いています」と言われた。そして裏表紙を見ると、シリーズ24冊の中に阿部さんの本が確認され、「次回持って来ます」と言われていた。今手元にある二冊の小本は、サイズが9×13センチで68ページ、1972年(昭和47年)版で価格は百円。中身は共に充実した内容につき、百円ショップで再販すれば売れるのでは(?)~と思った。シリーズの中にアダチ龍光著『マジック入門』が含まれていて、興味を抱く。

阿部隆彦さんは東大奇術愛好会の元祖だそうで、それを知ったのはクラブに入会した十年程前の事。ただ、この方は半世紀前から存じ上げていた。それは1960年(昭和35年)発行の「奇術研究20号」に『法廷闘争』という奇術劇を阿部眞理也なるペンネームで寄稿されていたからだ。この脚本を基に学生時代の1968年(昭和42年)に文化祭で上演しようとしたことがあり、プログラムにも掲載しながら、直前に人員不足で断念したのを今でも鮮明に憶えている。尚、阿部さんはパズル系の本も出版されていて、その際は~より怪しげなペンネームを使われているのを最近知った。阿部さんは現役の弁護士さん。『愛の法律クイズ』は本業につき実名を使われたようだ。実は私…現在法律に絡む問題を抱えていて、来週霞が関ビル内の法律事務所に相談に行く。阿部さんにお願いするカードが1枚一瞬現れ~即刻バニッシュ~。
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# by ishiken55 | 2017-07-23 17:03 | マジック エッセイ | Comments(0)

TAMC平塚合宿研修会+多湖先生からのお裾分け

今年も東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ(TAMC)の平塚合宿研修会が横浜ゴムセミナーハウスで土日(7/8~9)に掛けて行われました。土曜の全体講習は会長による『ロープ3兄弟』を3時間に渡り受講。懇親会後の分科会講座は二つあるものの…飲酒後はマジック講習に身が入らない性癖につき、二次懇親会に参加して酩酊。自分の部屋に帰った記憶が飛んでおりました。

日曜午前の分科会講座三つの中からT講師による『シルクの基本』と『ロープとシルクのミニ手順』を受講。土曜のフリータイムには長老のK氏から持参した『袋玉子』にて個人指導して頂きましたし、日曜の分科会の中で受講出来なかった『不思議なカード奇術・3題』のテキストを頂きました。…という事で多くの実が得られた合宿、成熟した収穫となるかは今後の練習次第~!!

そして今回の合宿研修会では、昨年逝去された元会長の多湖輝先生が所有されていた奇術道具の最後のオークションが行われました。高級な道具から小品まで様々でしたが、多湖先生が触れたマジック道具が会員に引き継がれるのは、単なる品物の移動ではなく、そこには多湖先生が愛したマジックへの思いも引き継がれ、多湖先生は夫々の会員の心の中で生き続けるのでしょう。

では「いしけんさんはオークションで何をゲットしたの~?」と問われるのは自明。そう「私はダイソー製の青バックのジャンボカードを30円で入手しました~!」。このおうちでダイソーのジャンボカードが初めて記事に登場したのは7年半前の『半分カードから』。当時既に赤バックのみが売られ、“青バックのジャンボカード”はダイソーの店頭からは消えておりました。
<総枚数56枚の青裏カード…頭を捻って天国の“頭の体操”の先生を唸らせたい★>

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# by ishiken55 | 2017-07-11 16:47 | マジック ニュース | Comments(0)

「第2回浅草ご当地グルメ&マジック談義の集い」を楽しむ

一昨日はシルバーの仕事が朝10時に終わった後、急ぎ家に帰り、午後1時待合わせの浅草雷門へと向かいました。そして待合わせの方は、プロマジシャンのTSUKASAさんと、初めてお会いするピアニストの亜希子さん。昨年はプロマジシャンの中島弘幸さんと麻友子さんにご一緒して頂きましたが、年一度の「浅草ご当地グルメ&マジック談義の集い」を今年もTSUKASAさんが計画してくださいました。

ご存じの方もおられると思いますがTSUKASAさんは五十才迄誰もが知る大手IT企業の部長職をされた後に、プロマジシャンに転身された異色の方。バイオリニストの奥様、ロックバンドのご長男、お二人の娘さんも音楽家という芸能・芸術一家です。私とTSUKASAさんのお付き合いは、全国に約50校、一学年の総数が1万人にも満たない特殊な学校を卒業したことをお互い知り、懇意になりました。

最初に入ったお店は、雷門通りより南側で開店が何と朝10時、芸人さんご用達の焼鳥屋さん「鳥椿」。串に刺したヤキトリではなく一品料理風に供される鳥料理と、焼酎は自分で好きな量を入れるホッピーを堪能~2杯ほどで早々と昼間から完璧な酒酔い人に…。
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二軒目はウインズの斜め前の「正ちゃん」。店内は満席につき、外の縁台で食しました。お酒は最初にごり酒、あまりに口当たりが良く、危険を察知し焼酎系に変更。おつまみは鰊の煮つけや厚揚げ等々が美味。ここは土日ウインズを訪れる競馬ファンで賑わうとの事。
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最後は「神谷バー」に行くも定休日につき、三人で美味しいラーメンを食べ、私は帰路に。東武線に乗り「北千住」で乗換えるつもりが、気が付けば「春日部」ナリ。最後にバカをやってしまった「第2回浅草ご当地グルメ&マジック談義の集い」でありました。
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ps
このところ相続問題で忙しく、マジックに親しむ時間が取れません。
故に月一のコーヒー・ブレークとしてお読みください。
今回も写真に苦慮?~一応自分が写っている証拠写真を掲載します。
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# by ishiken55 | 2017-06-29 15:52 | モノローグ | Comments(0)

「第3回 石田天海フォーラム」で澤浩氏のマジックに触れて

1ヶ月以上記事の更新をしていませんでした。4月中旬近親者が突然逝去し、自分が喪主を務めると共に、後処理に追われる日々が続き、記事を書く気力が萎え時間も無かったのがその理由です。それでも、10日程前から週一日はマジック活動に振り当てることが出来るようになりましたので、5月の最終日に記事を書いています。

先週の日曜日(5/21)は、江戸東京博物館の会議室で開催された「第3回石田天海フォーラム」に参加しました。今回は澤浩氏の講演と実演がメイン、実は澤さんの生演技を拝見するのは初めてでしたので感激一入。映像を交えたサワ・ワールドに存分に浸り楽しんで来ました。かのダイ・バーノン翁が来日時にその演技を絶賛したと云う「真珠物語」、鳩出しにキャンドルを組み入れた「火の鳥」。二つの映像は圧巻でしたし、結び目が移動するロープ奇術等の実演は、昔と変わらぬスマートな体形とにこやかな表情で演じられ、オリジナリティーに溢れていました。

なお、今回も数人の奇術家と親しく話が出来たのも嬉しかったです。フォーラム前に奇術研究家の河合勝氏と~(河合さんが所有されているレジナルド・スコットの本は私が一時期行方を追った阿部徳蔵の蔵書?)、フォーラム時に偶々席が隣だったスピリット百瀬氏と~(一つ年長の百瀬さんからは澤浩氏、高木重朗氏、昔のディラーさんの裏話等々を)、懇親会では憧れの女性マジシャン・ゆみさんと~(ごく個人的な話を始め、ビールを何度も注いで頂き感激!)。これも主催者であるマジックネットワーク(MN7)の方々の御蔭によるものと感謝しております。
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# by ishiken55 | 2017-05-31 15:54 | マジック ニュース | Comments(0)

横浜中華街・翡翠楼での「第7回奇術を語る会」に参加して

YMGやMN7にて精力的にマジック活動をされている中村氏が毎回日程調整をしてくださり、横浜中華街の「翡翠楼」で年一度行われている「第7回奇術を語る会」が今週の月曜日(4/10)に催されました。横浜マジカルグルーブ(YMG)と東京アマチュア マジシャンズ クラブ(TAMC)のメンバー各々三名が参加し“奇術を語る”ブライベートな集まりです。午後7時から始まった会食、コース料理と飲み放題のお酒を楽しみつつ、三時間に渡り奥深いマジック談議に花が咲きました。

昨年と同メンバーでありながら参加者計算式は <YMG+TAMC=3名+4名=6名>
人数もマジック的な今回の“奇術を語る会”。参加者の情報を簡潔に纏めますと~
・中村さんは、奇術の特許や国立劇場伝統芸能情報館の閲覧情報等々を。
・氣賀さんは、ご自身で製作の図形パズルや賽子手品にカード奇術等々。
・鈴木さんには、華麗にウォンドを回されてのマジックをご披露頂いた。
・大道芸人の児玉さん、三クラブで活動の山本さんからは外国の情報等。
・そして私も、井上天遊氏/ 阿部徳蔵氏/ TAMC草創期/の情報等を少々。


午後10時に宴席は終了し、記念写真をお店の方に撮って貰いました。そして事前に調べておいた最終電車で帰るべく、石川町駅での乗車は想定内、上野で最終電車に乗込み、帰宅は丁度午前1時。(一応がん病監視者につき)普段午後9時に就寝している自分には4時間越えの楽しき超夜遊びでした。

今回この「ちいさいマジックのおうち」開始以来初の私(いしけん)の顔が写った写真を掲載します。但し、この“おうち”のタイトルと同様に、人物の顔が微かに観測される“ちいさいサイズ”にしました。丸い寄せ花は当日山下公園内で撮影。
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# by ishiken55 | 2017-04-15 12:42 | マジック ニュース | Comments(0)

発行47年目に捲るカード奇術大冊『マスターズ カード テーブル』

2月始めにKさんからお借りした『マスターズ カード テーブル』を返却する前日に、もう二度と手にすることは無いと思い、再度中身を捲ってみた。著者は伊藤正博氏、私と同世代の方で、学生時代にここまで大冊の書をまとめ上げた事に驚愕し、畏敬の念を抱かずにはおられなかった。中身は日本で出版された奇術図書や奇術雑誌に掲載されたカード奇術作品を集めたもので、洋書を直接翻訳した作品、ご自分のアイディアも所々に組み込まれている。そして文面が手書きであることも、その手間を思うと驚きである。

現在は著作権等が厳格に扱われるようになったので、個人用としての作成は自由であっても、半世紀前のこのような書籍を当世に出版する事は許されないだろうが…。この書籍の発行は昭和45年(1970年)9月15日。『はしがき』には、高木重朗氏、加藤英夫氏、濱谷堅蔵氏に、執筆にあたっての謝意が記されている。高木氏は26年前に他界されたが、加藤氏と濱谷氏は今も奇術に関わっておられる。カードマニュプレーションの演技者としても非凡であった伊藤正博氏、現在マジックに携わっておられないそうで残念に思う。

因みに「マスターズ カード テーブル」は350作品728ページ。
  最初の作品は氣賀康夫氏「頭の働らき」~最後の350作品は「ニコラシステム」

《「武蔵工大マジックサークル」の創設者₋濱谷堅蔵氏からコメントを頂く》
「マスターズ カードテーブルの初版は、上下2巻セットの限定版(茶色のハードカバー)で、武蔵工大マジックサークルの部員や友人たちに実費で配布した。ジアゾ式の湿式コピー機を使って1ページずつコピーしたものを製本屋に持ち込み、製本してもらった大変貴重なもの。その後、加藤英夫さんが主宰する「カトーマジックスタジオ」で1巻にまとめ(黒色のハードカバー)、限定出版の形でマニアの方を対象に販売された。(濱谷氏からの貴重な写真を転用)
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# by ishiken55 | 2017-04-09 10:31 | マジック エッセイ | Comments(0)

YMG第54回マジックフェスティバルへ

一昨日(3/25)は、横浜市南公会堂へ横浜マジカルグループ(YMG)さん主催の「The 54th Magic Festival」を見に行きました。場所はいつもの磯子公会堂ではなく、このホールでの開催は初めてだそうで、当然ながら自分も訪れるのは初めて…。チケットの裏に書かれていた地図を頼りにJR横浜駅で市営地下鉄横浜駅に乗り換えるべく下車し、“市営地下鉄”の表示に従って行くも、一駅隣?かと思える距離を歩いた後に、地下鉄横浜駅に到着しました。この行程も加わって、昨日の歩数は8,218歩、目標をクリヤーしました。

さて、発表会は新人のお三方を始め、このところ出演されていなかったベテランの方々の出演もあり、スムーズな進行のもと、途中15分間の休憩を挟み、とても楽しめた2時間半のステージでした。そこで、印象に残った演技を、第1部と第2部各々9名(組)の出演者の中から、それぞれ三つ挙げますと……
《第1部》
古山信彦さんの「ハンカチが……」
おなじみの卵手品乍ら、新人らしからぬ堂々とした風貌とテンポ良い演技が光る。
赤羽 聡さんの「ビールで乾杯」
この方も新人とか。液体の変色が鮮やかで好演技。ビールをグイッと溜飲を…? 
中川 清さんの「シルクアラカルト」
いつも独特の雰囲気が魅力の方ですが、流れるようなシルクの動きが気持ち良く。
《第2部》
山内敏子さんの「スリラー」
男装での演技、前半が特に良かったです。後半の💀は張り切り過ぎたのでしょう。
石崎宏美さんの「1本のロープ」
過去何度か拝見をしている手順、アマチュアとしては至高の演技と言えましょう。
山本純一さんの「ソルティ・〇ック」
ミルクと塩と卵の演技構成、ラストは銀杯から白いテープが零れ落ちる憎い演出~お見事!

写真は「南公会堂」の入口と演技が終り会長 星野芳汪さんのご挨拶の後、
 客席を通りロビーに向かわれる出演者の方々―。
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# by ishiken55 | 2017-03-27 14:04 | マジック ニュース | Comments(0)

「松旭斎天勝展」の見学と「カードマジッククラブ」の解散-Wメモ

木曜日(3/16)に国立演芸場の演芸資料展示室で公開されている「松旭斎天勝展」を見て来ました。東京に出た折に見に行こうと思いつつ…最終日が近づいて来ていたので、東京のマジッククラブ(TAMC)の例会の前に寄り道をして来た次第です。展示の内容は、河合勝氏のコレクションと国立劇場所蔵の現品が中心で、以前に見たことのある展示品も多かったですが、初めて見る資料もあり目を引きました。現品ではありませんが中に入って直ぐの所に、大きく引き伸ばして展示されていた小樽ともう一つの繁華街の写真も良かったです。

新年会で、“松旭斎天一・天二・天勝”の生涯を描いた松丸賀世子氏著『奇術師誕生』を入手し、読んだ事も展示を見たい思いに繋がりました。自分が天勝の写真で一番好きな“寝ころんだサロメ”の現品展示がなかったのは残念でしたが…。国立演芸場に着いた直後にブザーが鳴り、中入り後の演芸が始まる時間でした。出演者は4名で大トリは三遊亭圓游師匠、その一つ前は北見伸&ステファニー。「もう少し早く来ていれば北見伸さんの奇術が見られたんだ」と想念。「65才以上は千三百円とは~? 次回は演芸を見に来ようっと~!」。
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そして翌金曜日(3/17)の朝、地元の「カードマジッククラブ」の例会へと向かいました。この日がクラブの解散日、最後の例会でした。8年前に私が市に提案し、6月~8月に掛けて開催した5回の『初歩のカードマジック講座』の終了後の9月に、講座に参加された有志の方々により発足したシニア世代のクラブ。自分は専属講師として月一回の例会に出席し、3.11東日本大震災の1ヶ月後には、細やかながら生涯学習センターで「サロン発表会」を催したのが、クラブに取っては唯一の外部の人を対象にマジックを披露の場となりました。

その数ヶ月後、私は私的な事情でクラブに出席出来なくなり、会員の方達には申し訳なく思いつつ…クラブは無くなったものと思っていたところ、2年2ヶ月後に会員の方から電話があり、同じメンバーで活動を続けているので、可能なら又来て下さい!~と。それから3年半、再び例会に出席して来ました。クラブ発足時と発表会の折に会員募集をしましたが、その後6年募集は行いませんでした。施設を無料で使わせて貰うための要件は十名。それが確保出来なくなり、新会員募集の道もありましたが、クラブの中では私が一番若く(?)、これから先、新しい人と接して行くのは“シンドイ”との総意で、解散することになりました。

午前中の例会の後、JR駅近くの「華屋与兵衛」にて全員で昼食会。解散には一抹の寂しさはありましたが、8年近く(自分は2年以上の逃亡歴)月一回、カードマジックを楽しめたことに、皆さん満足されていたのが嬉しかったです。丁度生ビールの半額日だったので、昼間から二杯。最後に写真を撮って和やかにお別れしました。
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# by ishiken55 | 2017-03-19 15:29 | マジック エッセイ | Comments(0)

奇術雑誌を“恋い焦れる”ノ記

訳あって…粛々と昔の奇術雑誌を半年以上に渡り調べています。
 「奇術研究」「不思議」「パス」「ザ・マジック」「Genii」
前の4誌は日本の雑誌で、現在では全て廃刊となっていますが、
後の1誌は米国の雑誌であり、前4誌より早く創刊されたのに、
現在に於いても、現役バリバリの八十才越え月刊雑誌なのです。

米国には「Genii」誌以外にも夫々特徴を有する奇術系雑誌が幾つかあるようです。現在の日本には、マジック趣味人の誰もが自由に入手出来る奇術雑誌はありません。「ザ・マジック」誌が休刊になってから、彼此八年近くになります。“マジック誌”に食指を伸ばしてくれる奇特な出版社が現れるのを待つだけでは、解決しないように思え、しからば・・・(この先は通行止め)

過去の奇術雑誌を調べていて思うのは…「不思議」や初期の「ザ・マジック」は、ベーシック・アイテムと云えるマジック演目について、しかるべき人物が、実に詳しい解説をされていて、その価値の大きさを実感しています。「不思議」はその対象演目が一巡した辺りで休刊になった感があります。“良い雑誌”でも、奇術の解説が中心だと長続きしない気がしました。

奇術雑誌は、解説・歴史・情報・知識・展望・文芸・商品~等がバランス良く組み込まれているのがよいのではと思う。夢想は、やがて夢現(ゆめうつつ)~???

調査した「不思議」と「ザ・マジック」の各一冊を参考に掲載。
  この二冊の共通点は「トライアンフ」の解説がされていること。
  左はダロー師の作品です。その人が他界された報道あり~合掌!
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# by ishiken55 | 2017-02-27 09:25 | マジック エッセイ | Comments(0)