横浜中華街・翡翠楼での「第7回奇術を語る会」に参加して

YMGやMN7にて精力的にマジック活動をされている中村氏が毎回日程調整をしてくださり、横浜中華街の「翡翠楼」で年一度行われている「第7回奇術を語る会」が今週の月曜日(4/10)に催されました。横浜マジカルグルーブ(YMG)と東京アマチュア マジシャンズ クラブ(TAMC)のメンバー各々三名が参加し“奇術を語る”ブライベートな集まりです。午後7時から始まった会食、コース料理と飲み放題のお酒を楽しみつつ、三時間に渡り奥深いマジック談議に花が咲きました。

昨年と同メンバーでありながら参加者計算式は <YMG+TAMC=3名+4名=6名>
人数もマジック的な今回の“奇術を語る会”。参加者の情報を簡潔に纏めますと~
・中村さんは、奇術の特許や国立劇場伝統芸能情報館の閲覧情報等々を。
・氣賀さんは、ご自身で製作の図形パズルや賽子手品にカード奇術等々。
・鈴木さんには、華麗にウォンドを回されてのマジックをご披露頂いた。
・大道芸人の児玉さん、三クラブで活動の山本さんからは外国の情報等。
・そして私も、井上天遊氏/ 阿部徳蔵氏/ TAMC草創期/の情報等を少々。


午後10時に宴席は終了し、記念写真をお店の方に撮って貰いました。そして事前に調べておいた最終電車で帰るべく、石川町駅での乗車は想定内、上野で最終電車に乗込み、帰宅は丁度午前1時。(一応がん病監視者につき)普段午後9時に就寝している自分には4時間越えの楽しき超夜遊びでした。

今回この「ちいさいマジックのおうち」開始以来初の私(いしけん)の顔が写った写真を掲載します。但し、この“おうち”のタイトルと同様に、人物の顔が微かに観測される“ちいさいサイズ”にしました。丸い寄せ花は当日山下公園内で撮影。
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# by ishiken55 | 2017-04-15 12:42 | マジック ニュース | Comments(0)

発行47年目に捲るカード奇術大冊『マスターズ カード テーブル』

2月始めにKさんからお借りした『マスターズ カード テーブル』を返却する前日に、もう二度と手にすることは無いと思い、再度中身を捲ってみた。著者は伊藤正博氏、私と同世代の方で、学生時代にここまで大冊の書をまとめ上げた事に驚愕し、畏敬の念を抱かずにはおられなかった。中身は日本で出版された奇術図書や奇術雑誌に掲載されたカード奇術作品を集めたもので、洋書を直接翻訳した作品、ご自分のアイディアも所々に組み込まれている。そして文面が手書きであることも、その手間を思うと驚きである。

現在は著作権等が厳格に扱われるようになったので、個人用としての作成は自由であっても、半世紀前のこのような書籍を当世に出版する事は許されないだろうが…。この書籍の発行は昭和45年(1970年)9月15日。『はしがき』には、高木重朗氏、加藤英夫氏、濱谷堅蔵氏に、執筆にあたっての謝意が記されている。高木氏は26年前に他界されたが、加藤氏と濱谷氏は今も奇術に関わっておられる。カードマニュプレーションの演技者としても非凡であった伊藤正博氏、現在マジックに携わっておられないそうで残念に思う。

因みに「マスターズ カード テーブル」は350作品728ページ。
  最初の作品は氣賀康夫氏「頭の働らき」~最後の350作品は「ニコラシステム」

《「武蔵工大マジックサークル」の創設者₋濱谷堅蔵氏からコメントを頂く》
「マスターズ カードテーブルの初版は、上下2巻セットの限定版(茶色のハードカバー)で、武蔵工大マジックサークルの部員や友人たちに実費で配布した。ジアゾ式の湿式コピー機を使って1ページずつコピーしたものを製本屋に持ち込み、製本してもらった大変貴重なもの。その後、加藤英夫さんが主宰する「カトーマジックスタジオ」で1巻にまとめ(黒色のハードカバー)、限定出版の形でマニアの方を対象に販売された。(濱谷氏からの貴重な写真を転用)
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# by ishiken55 | 2017-04-09 10:31 | マジック エッセイ | Comments(0)

YMG第54回マジックフェスティバルへ

一昨日(3/25)は、横浜市南公会堂へ横浜マジカルグループ(YMG)さん主催の「The 54th Magic Festival」を見に行きました。場所はいつもの磯子公会堂ではなく、このホールでの開催は初めてだそうで、当然ながら自分も訪れるのは初めて…。チケットの裏に書かれていた地図を頼りにJR横浜駅で市営地下鉄横浜駅に乗り換えるべく下車し、“市営地下鉄”の表示に従って行くも、一駅隣?かと思える距離を歩いた後に、地下鉄横浜駅に到着しました。この行程も加わって、昨日の歩数は8,218歩、目標をクリヤーしました。

さて、発表会は新人のお三方を始め、このところ出演されていなかったベテランの方々の出演もあり、スムーズな進行のもと、途中15分間の休憩を挟み、とても楽しめた2時間半のステージでした。そこで、印象に残った演技を、第1部と第2部各々9名(組)の出演者の中から、それぞれ三つ挙げますと……
《第1部》
古山信彦さんの「ハンカチが……」
おなじみの卵手品乍ら、新人らしからぬ堂々とした風貌とテンポ良い演技が光る。
赤羽 聡さんの「ビールで乾杯」
この方も新人とか。液体の変色が鮮やかで好演技。ビールをグイッと溜飲を…? 
中川 清さんの「シルクアラカルト」
いつも独特の雰囲気が魅力の方ですが、流れるようなシルクの動きが気持ち良く。
《第2部》
山内敏子さんの「スリラー」
男装での演技、前半が特に良かったです。後半の💀は張り切り過ぎたのでしょう。
石崎宏美さんの「1本のロープ」
過去何度か拝見をしている手順、アマチュアとしては至高の演技と言えましょう。
山本純一さんの「ソルティ・〇ック」
ミルクと塩と卵の演技構成、ラストは銀杯から白いテープが零れ落ちる憎い演出~お見事!

写真は「南公会堂」の入口と演技が終り会長 星野芳汪さんのご挨拶の後、
 客席を通りロビーに向かわれる出演者の方々―。
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# by ishiken55 | 2017-03-27 14:04 | マジック ニュース | Comments(0)

「松旭斎天勝展」の見学と「カードマジッククラブ」の解散-Wメモ

木曜日(3/16)に国立演芸場の演芸資料展示室で公開されている「松旭斎天勝展」を見て来ました。東京に出た折に見に行こうと思いつつ…最終日が近づいて来ていたので、東京のマジッククラブ(TAMC)の例会の前に寄り道をして来た次第です。展示の内容は、河合勝氏のコレクションと国立劇場所蔵の現品が中心で、以前に見たことのある展示品も多かったですが、初めて見る資料もあり目を引きました。現品ではありませんが中に入って直ぐの所に、大きく引き伸ばして展示されていた小樽ともう一つの繁華街の写真も良かったです。

新年会で、“松旭斎天一・天二・天勝”の生涯を描いた松丸賀世子氏著『奇術師誕生』を入手し、読んだ事も展示を見たい思いに繋がりました。自分が天勝の写真で一番好きな“寝ころんだサロメ”の現品展示がなかったのは残念でしたが…。国立演芸場に着いた直後にブザーが鳴り、中入り後の演芸が始まる時間でした。出演者は4名で大トリは三遊亭圓游師匠、その一つ前は北見伸&ステファニー。「もう少し早く来ていれば北見伸さんの奇術が見られたんだ」と想念。「65才以上は千三百円とは~? 次回は演芸を見に来ようっと~!」。
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そして翌金曜日(3/17)の朝、地元の「カードマジッククラブ」の例会へと向かいました。この日がクラブの解散日、最後の例会でした。8年前に私が市に提案し、6月~8月に掛けて開催した5回の『初歩のカードマジック講座』の終了後の9月に、講座に参加された有志の方々により発足したシニア世代のクラブ。自分は専属講師として月一回の例会に出席し、3.11東日本大震災の1ヶ月後には、細やかながら生涯学習センターで「サロン発表会」を催したのが、クラブに取っては唯一の外部の人を対象にマジックを披露の場となりました。

その数ヶ月後、私は私的な事情でクラブに出席出来なくなり、会員の方達には申し訳なく思いつつ…クラブは無くなったものと思っていたところ、2年2ヶ月後に会員の方から電話があり、同じメンバーで活動を続けているので、可能なら又来て下さい!~と。それから3年半、再び例会に出席して来ました。クラブ発足時と発表会の折に会員募集をしましたが、その後6年募集は行いませんでした。施設を無料で使わせて貰うための要件は十名。それが確保出来なくなり、新会員募集の道もありましたが、クラブの中では私が一番若く(?)、これから先、新しい人と接して行くのは“シンドイ”との総意で、解散することになりました。

午前中の例会の後、JR駅近くの「華屋与兵衛」にて全員で昼食会。解散には一抹の寂しさはありましたが、8年近く(自分は2年以上の逃亡歴)月一回、カードマジックを楽しめたことに、皆さん満足されていたのが嬉しかったです。丁度生ビールの半額日だったので、昼間から二杯。最後に写真を撮って和やかにお別れしました。
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# by ishiken55 | 2017-03-19 15:29 | マジック エッセイ | Comments(0)

奇術雑誌を“恋い焦れる”ノ記

訳あって…粛々と昔の奇術雑誌を半年以上に渡り調べています。
 「奇術研究」「不思議」「パス」「ザ・マジック」「Genii」
前の4誌は日本の雑誌で、現在では全て廃刊となっていますが、
後の1誌は米国の雑誌であり、前4誌より早く創刊されたのに、
現在に於いても、現役バリバリの八十才越え月刊雑誌なのです。

米国には「Genii」誌以外にも夫々特徴を有する奇術系雑誌が幾つかあるようです。現在の日本には、マジック趣味人の誰もが自由に入手出来る奇術雑誌はありません。「ザ・マジック」誌が休刊になってから、彼此八年近くになります。“マジック誌”に食指を伸ばしてくれる奇特な出版社が現れるのを待つだけでは、解決しないように思え、しからば・・・(この先は通行止め)

過去の奇術雑誌を調べていて思うのは…「不思議」や初期の「ザ・マジック」は、ベーシック・アイテムと云えるマジック演目について、しかるべき人物が、実に詳しい解説をされていて、その価値の大きさを実感しています。「不思議」はその対象演目が一巡した辺りで休刊になった感があります。“良い雑誌”でも、奇術の解説が中心だと長続きしない気がしました。

奇術雑誌は、解説・歴史・情報・知識・展望・文芸・商品~等がバランス良く組み込まれているのがよいのではと思う。夢想は、やがて夢現(ゆめうつつ)~???

調査した「不思議」と「ザ・マジック」の各一冊を参考に掲載。
  この二冊の共通点は「トライアンフ」の解説がされていること。
  左はダロー師の作品です。その人が他界された報道あり~合掌!
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# by ishiken55 | 2017-02-27 09:25 | マジック エッセイ | Comments(0)

「日本奇術協会創立80周年記念祝賀会」へ

一昨日はホテル椿山荘東京で開催の「日本奇術協会創立80周年記念祝賀会」へ。
日本奇術協会は昭和11年設立のプロ奇術師の組織で初代会長は松旭斎天洋師ナリ。
三つのイベント=8時間、現地への往復=4時間、昼食+マージン=1時間とすると、参加するための所要時間は合計13時間。この催しが公表された当初は、丸一日を寒い時期に費やすのはどうも…と思い、不参加を決め込んでいたのに、直前になって行きたくなり、締め切り日の二日前に参加の申し込みをしました。

<三つのイベント>
・最初は「FISMアジアステージ選考会」
コンテスタントは12名。顔ぶれを見ると三年毎に開催の欧州を中心としたFISM大会に再挑戦される人が2/3で、新チャレンジャーが少なく感じました。結果は古川令氏と片山幸宏氏が選出されました。共に技量は抜群な方なので、この先観客へのアピール度を更にアップされ、本選迄進まれることを期待しています。FISMには選考基準があるそうですが、個人的に楽しめた演者は~③ ボールと紙ヒコーキ風のモノを組合せた稲垣愛弓さん。④ 今回もゴルフをテーマにストーリー性に富むSEIRAさん。⑦ フラフープとメリケンハットを使い度肝を抜く衣装のTokyo Tomoさん。

・次は河合勝氏と長野栄俊氏による「日本奇術文化史セミナー」
始まる前、河合さんにご挨拶し、初めてお会いする長野氏を紹介して頂き名刺交換。思っていたよりもお若い方で、「私、マジックは全く出来ません」と云われたので、「河合先生に教えて頂いてください」とご返答。こう云う方には是非私が所属するマジッククラブへの入会をお薦めしたいのですが、お住まいが福井ではどうにも…。長野さんは県立図書館に勤めておられ、一般人には手に余る古文書や漢文をすらすら読まれる方だそうです。講演では英国人スコットの『妖術の開示/1584年』より古い奇術書『神仙戯術/1510年』が中国で発見された事が語られ、河合さんの奇術資料発掘への弛まぬ執念を感じました。

・最後のイベントは「祝賀会」
各種の表彰の後、円卓を囲んでの宴席に。和洋折衷のお料理は次から次に運ばれて来て、普段質素な食事を心が掛けている(?)身としては、その反動か、確りと自分の分を取り分け、美味しく戴きました。そして、その後はお目当てのガラショーに~。初めて生で観る峯村健二師の切れのある演技。おなじみマギー司郎師のトークマジックにはMr.マリック師も飛び入りでご登場。ラストは艶やかなASAMIさんをアシスタントに島田晴夫師による迫力の鳩出しのフル手順。日本を代表するプロマジシャンの演技を堪能しました。日本奇術協会の益々のご発展を祈念し最後は入魂の三本締め。

蛇足ですが、椿山荘は自分が初めてイベントに呼ばれ、アトラクションでマジックを演じた場所。それは昭和43年十代最後の春。演目は「パン時計」と「9本リング」でした。立食のパーティーで演技が終わった後「好きに食べて飲んで下さい」と云われ、この時も料理と〇〇をたらふく…半世紀経った今も性根が変っていない?!
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# by ishiken55 | 2017-02-14 18:01 | マジック ニュース | Comments(0)

この“おうち”が12年を通り抜けて

一昨日“ちいさいマジックのおうち”は12年を通り抜け、13年目に突入しました。

干支を一周した訳ですが、もう一周する気持ちはあっても…体力(命)が続くのか、また変革が早いITの世の中で、このブログと云うシステムがこの先12年続くとは思えません。なお、前回の記事を書こうとしたら、従来使っていた書込み方式が削除されていて、2年程前から導入されていた新方式のみとなっていました。


ですから、前回の記事から以前と違って何か変~?と思われた方は、このおうちに度々足を運んで頂いている訪問客と確信出来ます。全体には迅速に記事がアップ出来ることを目的にしているのでしょうが、文字の大きさが思うように変えられず、写真も小細工が出来ません。所詮私の不慣れが原因なのかも知れませんので、追々見やすい記事となるよう努めて行こうとは思っています。

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先週の木曜日に東京のマジッククラブの例会に出席した折、会員発表の中でSさんが漢字を使った文字当て手品を披露されました。類似の作品が柴田直光氏の著書「奇術種あかし」解説されていたことを思い出し、確認をしたら最終ページに載っていました。五番目の文字は臼ではなく斗となっている以外は同じでした。漢字文化をうまく使っているのが良いところですね。その文章を下記に引用させて頂きます。


【蘇武牧羊】
これは漢字の当て物である。中国の古い奇術の本“中外戯法図説”にある。8枚の手頃の札を用意し、これに平、求、王、元、斗、非、半、米と漢字を書き入れる。


興味を覚えた方は手持ちの本でご確認ください。本の無い方はネットで蘇武牧羊を検索すると、本より丁寧な解説で改良された奇術研究家の優品に辿り着けます。

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私の所に今三冊の「奇術種あかし」があります。(左の二冊は預り品)
左から~昭和26年の初版、昭和30年の再販、昭和40年の9版。
発行は14年の差があるものの、何れも定価は180円です!!


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# by ishiken55 | 2017-02-05 16:50 | モノローグ | Comments(0)

第72代横綱<稀勢の里>誕生の日に『奇術大鑑』への思いを馳せる

大相撲の稀勢の里が初場所に優勝し、第72代の横綱に推挙されました。そして今日の午後、明治神宮で奉納の土俵入りが行われました。昨日近所のスーパーに買い物に行ったら、稀勢の里の顔が印刷されたサッポロ一番の「田子ノ浦部屋監修・醤油味と塩味のちゃんこラーメン」が置かれていたので、ついミーハー気分で買ってしまいました。故に今日は116円のこのカップ麺が昼食でした。

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優勝が決まった先週の土曜日からのテレビのニュースを見ていると、稀勢の里のご両親が時々写り、局アナの問いなどに答えているのを聞き…彼のお父さんは風貌もそうですが、なかなか味のある方に感じます。稀勢の里は出生が兵庫県芦屋だそうですから、東京から50キロ離れた茨城県の龍ヶ崎や牛久に移り住むことになったのには、それなりの事情があったのだとは思います。


昨年末に所属するマジッククラブ(TAMC)の方から、昭和27年発行の宮入清四郎編『奇術大鑑』をお借りしました。そこに書かれていたのは、昭和26年ごろの40名程のTAMC全会員の肩書付のお名前、その内の30名については、マジックに関わった経歴と愛好の奇術一品を紹介する文が掲載されています。興味を覚えたので、返却をする前に、ネット古書店で同じ本を検索し、現品を手に入れました。

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この本の150ページに戦前から会員であった青木東正氏の記事があります。「山手線池袋駅から東上線に乗換えて成増駅で下車、そこから歩いて五,六分の郊外に青木メタル工場がある。」と書かれ、その会社の専務さんが当時36歳の青木東正氏でした。駅を芯にして工場と180度反対側に青木さんのご自宅があり、この本が出版された当時、隣に私の家があった事が4年前に判りました。


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その家に住んでいたのは、私が24歳位の時につき記憶が無く、父が早世し、母は昔の事を語りませんでした。その事が判明したのは、5年前に母が他界し、一周忌の折に、二つ違いの兄に青木メタルと東正氏の事を話すと、兄は家の場所と東正氏のご子息(現会員)に遊んで貰ったのを覚えていました。その後、事情により幾つか転居。後年私は稀勢の里の“里”に移住し、今では完璧な茨城県民デス。


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# by ishiken55 | 2017-01-27 17:39 | マジック エッセイ | Comments(0)

TAMCの新年会で酉年のマジック活動がスタート

 新年おめでとうございます。
(松の内は一般的には1月7日だそうですが、10日や15日説もあるそうで…)

今年のマジックの始動は1月7日(土)市ヶ谷の私学会館(アルカディア市ヶ谷)で行われた東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ(TAMC)の新年会でした。開宴は正午でしたが、手品グッズの入札が1時間前から始まるので、30分前に会場に到着すると、既に多くの方が来場済み。個人的に新年の挨拶を交わしている内に開宴となり、グッズの入札は本三冊のみ。お年玉の無い身としては正しい行為だったかも~。新会員の方6名も参加され、会場は例年以上にフレッシュな雰囲気でした。

宴は例年と同様の進行でしたが、会食の後、昨年3月に逝去された多湖輝先生を偲ぶ時間が20分設けられ、歴代の会長のスピーチ等がありました。また「多湖先生 想い出の展示品」のコーナーが設けられていて、各自が先生を偲べるよう配慮がされておりました。その後、入札品よりも価値があるマジックグッズについてはオークションが行われ、場を取り仕切るお二人の言葉巧みな掛け声に引き込まれて、数千円から数万円まで、気前良くお札が会計の元に吸い込まれておりました。

今回、入札やオークションの多くは多湖先生の遺品との事で、既に例会で配布をし、今後会で保管する道具もあり、如何に多湖先生が奇術道具を多く持たれていたかですね(但し謹呈品が多いものと推測)。先月例会にゲストで来会された小野坂東氏の「マジック道具の販売をしている身で云うのもの何ですが、皆マジック道具を欲しがり買うが、手にした後は見向きもしないのではないだろうか?それより良いマジックを観る方にお金を掛けるべきだ!」と云われていた言葉が脳裏に残っていて、首を縦にゆっくりフムウムと…。

今回の新年会でゲットしたマジックグッズは、入札で手に入れた3冊のマジック関係の本と、精勤賞で頂戴した2015年発売のテンヨー製品1つでした。この内の写真の品川書店から昭和51年出版の青園謙三郎氏著『松旭斎天一の生涯』のみが得難い品。その他は何処に仕舞い込もうかと、断捨離世代の思案橋~!!

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# by ishiken55 | 2017-01-12 11:51 | マジック エッセイ | Comments(0)

『無声映画「瀧の白糸」と奇術』&『2016年の記事・三選』

先週の土曜日(12/24)は、江戸東京博物館ホールで開催されたMN7主催の・・
『よみがえる天勝の世界 無声映画「瀧の白糸」と奇術』を観に行きました。以前より見たいと思っていた昭和八年溝口健二監督の映画を、弁士(斎藤裕子さん)と楽団(カラード・モノトーン)付きの大型画面で、涙を大量に流しつつ?…見ることが叶い、又後半では松旭斎正恵師による和妻の演技と初代松旭斎天勝師のステージ映像が見られ、今年最後の奇術観賞は満足感を持って締め括ることが出来ました。

総武線両国駅で降り、改札に向かう所でクラブの会長・氣賀康夫さんに遭遇し、ご一緒に博物館へと向かいました。ホールの入り口では、この催しを見るのもさることながら、もう一つの目的の河合勝氏(物証をベースにした日本奇術史研究の第一人者)にお会い出来ました。開演まで20分弱しかありませんでしたが、河合さんから「今日ここへ来たメインの目的は、映画を見る事ではなく、あなたに会って話を聞くことなのです。」とまで言われ、慌ただしく、意見の交換や持参した資料をお見せしたりしました。

思えば…河合勝さんと初めて話をさせて頂いたのは、十年前の八月に大崎・ゲートシティホールで開催された『手品? MAGIC? トリック展』でした。この催しは、日本を中心とした「河合勝コレクション」と海外を中心にした「澤田隆治コレクション」の公開展示会でした。プロマジシャンの上口龍生師がチケットを受付に預けて下さり、その代わり、河合勝氏と話をして欲しいと言われ、無名の“いしけん”が無理やり懇談?~二年前に会った折、河合さんにその事を話したら、全く覚えておられませんでした。(爆)

昨年末に右の腎臓の摘出手術を行い、年初にはこの先どの様な一年になるのか五里霧中でしたが、三ヶ月毎の検査では転移等の異常は無く2016年 丙申(ひのえさる)を無事見送ることが出来そうです。来年2017年は丁酉(ひのととり)だそうで、相剋の意味があり、油断がならないことを表すそうです。安泰の意味合いよりも気を引き締める感があるのは、良いことかも知れません。今年も1ヶ月に三記事しか書きませんでしたが、自身が印象に残る記事を三つ取上げ、今年の幕締めと致します。

2016年の記事…<三選>
(6/9)「ファンカード」のワンポイント・レクチャー<パート8>
 今年唯一のレクチャー記事です。来年はもっと増やしたいと思うものの…???
(9/12)『阿部徳蔵氏の業績研究』のCDが完成
 個人で作成した訳ではなく、又商業的なCDではありませんが、爽やかな満足感。
(11/2)「第71回TAMCマジック発表会」のステージ姿は・・・
 今年の発表会は客席で迎えようと思っていたのに、初トークマジックで舞台に!

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# by ishiken55 | 2016-12-28 13:47 | マジック ニュース | Comments(0)

先週は怒涛の三日~マジカル夜行便~!

日ごろ周囲に「今年からは体を気遣い、夜の東京を訪れるのは週一回にしています」と公言。それを概ね守って来ていたのに、先週の水曜日から金曜日まで、毎夜東京に出没し、日を跨いでの帰宅でした。昨年末の手術後、初めての地元と東京の三夜往復につき、自分自身を大目に見て、記事に残すことにしました。

*11/30(水)TSUKASAさん主催の「『本木マジックサロン』を見に行きました。今回が25回だそうで、満席のアットホームな雰囲気の中で、“至れり尽くせり” の心遣いとおもてなしに感激しつつ…楽しいマジカルタイムを過ごすことが出来ました。又、今回のゲストのバーディーコヤマさんは、ほぼ私と同年代のマジシャンですが、お若い頃の日本人離れした精悍な風貌から、今はダンディーな英国紳士に貌変され、ご自分のマジック遍歴を交えつつ…多彩な演技を披露されました。その中でもハーモニカを用いた演技が一番印象に残りました。三ヶ月に一度の公演、毎回とはいきませんが、また見に行きくなる「六本木マジックサロン」でありました。

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*翌12/1(木)
所属マジッククラブ(TAMC)の例会に出席するため、新橋駅前の田中ビルに行きました。今回は、外部ゲストとして日本奇術界の重鎮 小野坂東氏が来会され、50分程の講演をされました。冒頭に、私が発行責任者でもある『阿部徳蔵氏の業績研究』について言及され、阿部徳蔵の業績として、重要な一つの事柄が抜けているとのご指摘を受けました。云われてみれば~納得の一言。その事について、もう少し深堀してみようと想念。トンさんが二次会にも参加して頂けるとのことで、自分も久方ぶりに参加しました。そこでは、今業績研究を進めている高木重朗氏の事や、新旧マジシャンの裏話を含めた貴重なお話しをお聴きすることが出来ました。

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*翌々12/2(金)
新宿のワシントンホテル3階の宴会場『ペガサス』へ。10月30日の「TAMC発表会」を観賞されたお客さまが、私が演じた『バッカスの夢』を、ご自分の会社のパーティー(取引先のお客様をお招きする懇親会)で演じて欲しいとの依頼が、発表会直後にボランティア委員長殿経由でありました。私が演じたマジックは会長からお借りした道具につき、発表会後、早めにご返却しようと思っていたので、そのご依頼を会長に伝えたところ、「ぜひ、演じて差し上げてください!」のお言葉。もう二度と演じることは無いと思っていたのに、またもやキャリヤーに『バッカスの夢』の道具を載せ、ガラガラと茨城⇔新宿間を往復する事に相成りました。

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# by ishiken55 | 2016-12-08 21:49 | マジック ニュース | Comments(0)

九段下にて・・・

<先週土曜日(11/26)のお話しです。>

当日は、東京のマジシャンズクラブ(TAMC)の研究部会合が九段下の千代田区施設『かがやきプラザ』で開催されるので、朝10時半に家を出ました。スムーズに乗り継ぎが出来たので正午を少し回った時間に半蔵門線の九段下駅に到着しました。靖国神社や北の丸公園(千鳥ヶ淵)を見やりつつ…交差点にある『日高屋』で昼食。九段会館の隣に出来た「かがやきプラザ」にほぼ定刻の午後1時に入り、事務手続きをしてから会合の部屋に入室。

その後、机の配置や配布資料の摺り合わせをして、午後2時に会合スタート。三時間に渡り協議事項の話し合いやマジックの披露が行われました。中身は書けませんけど、5人の方が披露されたマジックはどれも興味深い内容で、自分に取って実り多き高級米の収穫でした。二次会も九段下の鳥料理店『鳥福』にて。大衆居酒屋より少しだけハイグレードにつき、「茨城の居酒屋感覚ではだめですよ~」と云われつつも、田舎者の幹事サン無事終了。

*靖国神社や千鳥ヶ淵は春が美しいけど、紅葉の季節も落ち着いた風情あり。
*九段会館…先日逝去を知った後輩の…四十一年前の結婚披露宴を思い出す。
*会合時の写真として、最古参の Aさんが持参された色々なサイコロを掲載。

※今、外出時に読んでいるイースト新書の一坂太郎氏著『昭和史跡散歩[東京編]』によると・・・
「九段会館」は昭和9年「軍人会館」として竣工、終戦後GHQに接収され、日本に返還された後は「九段会館」として、一般財団法人日本遺族会が運営していたが、平成23年3月11日の東日本大震災の際、天井が崩れて死傷者を出し、翌年に廃業が決まり、日本国政府の財産となった。その後、存廃が検討されたが、今年6月に一部を残し取り壊しが決まったと発表された。これで「昭和史」の舞台がまた一つ消えてゆく。
後輩の結婚披露宴で、新郎にギターを弾かせ、二人の門出を祝い演じた「たばこマジック」も消えゆく~。


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# by ishiken55 | 2016-12-01 11:49 | モノローグ | Comments(0)