今年は・・・いや今後数年は、社会人クラブは元より、学生さんのマジック発表会を拝見する機会が得られるか、甚だ危うい事態にあるというのが実情です。そんな状況ながら、6月11日(土)偶々所属マジッククラブの研修会と慶応の発表会の日が一致し、おまけに時間的にも“シーケンス作動”であることから、夕どきにマジッククラブの開催場所である有楽町の帝劇付近から新橋のヤクルトホールに移動、久し振りに学生さんのマジックを観させて貰いました。■ 今年は2列目の客席で拝見したのですが、音楽の選曲が洒落ていて音量も適度であり、気持ち良く若いマジシャンの演技を2時間弱に亘り楽しませて貰いました。その中で個人的に印象に残った演目を3つ挙げるとすれば・・・ ・軽快な演技が心地良かった~小島さんの 「ダンシングシルク」 (演者との距離が近かったため、種が知れてしまったのは残念でしたけども) ・ リズム感が良く美的だった~坂斎勇人さんの 「フラワー」 (この方だけではなく、吹雪や花びらの舞う場面が多くて少々気になりましたが) ・ラストが可愛かった女性演者~上田郁子さんの 「ペイント」 (スケッチブックの色やデザインを工夫すると、更に見栄えがするのではないかと) ■ そのほかの演技としては、大中小の傘が同時に出現する場面がとてもビューティフルだったお嬢さん二人のイントロの「パラソル」、姿が慶応的で?表情も良かった!新井公大さんの「四つ玉」も、観終わった後に爽やかな余韻が残りました。 ![]()
まだ5月だと云うのに・・・台風が襲来しつつある29日の日曜日、例年の如く東京のマジッククラブの「家族会マジック発表会」が午後2時から二時間に亘り開催されました。今年は大震災があったり、個人的にも幾つかの大事があったりで~出演したものか、出演するにしても発表に値する演目の持ち合わせも無く、決断出来ずにいたのですが、4月に開催した地元クラブの試演会で会員のKさんが演じたカード作品にヒントを得て、昨年に引き続き“半分のカード”12枚を使った作品を演じることにしました。
題名は『“めくり札”と“めぐり札”』・・・何のことやら意味不明。でもお気に入りの作品につき楽しく演じることができました。内容の解説をしたいところですがベースは自作の作品でありませんので控えることに致します。演じるに当たり使用した小道具を写真に並べてみました。これを見て、作品の内容を読み取る方がおられるかも知れないと~思いつつ。これからも“半分のカード”を用いた作品をもう少し探求してみようと考えています。 ![]() ![]() 昨日(4/22)は、地元「カードマジッククラブ」の試演会が“かっぱの里”で開催されました。40名ほどの観客にお集まりいただき、二組に分かれた合計8名の演者によるカードマジックを中心にしたクロースアップマジックを約1時間披露しました。演者のうち5名の方は一般の観客を前にマジックを演じるのは初めて経験でしたが、皆さん堂々とした演技で、観客も満足されたものと確信しています。終演後の昼食会の会話でもマジックを演じる楽しさを実感されたように感じました。私もシニア世代の方々がカードマジックを演じる歓びのお手伝いが出来たことの嬉しさが湧いてきました。会員の方の演技の後にクラブの専属として、カードマジック一品・縦笛ウォンド・リング&ロープを演じましたが、久々の演技でしたので少々上がってしまいました。でもマジックを演じる楽しさを自分自身も再認識した一時でもありました。 ![]()
3月17日木曜日の午後2時46分に発生した東日本大地震。その規模は千年に一度と言われ、日本で観測された最大の地震であり、津波による被害者を中心に死亡・行方不明者は二万七千人を超える未曽有の大惨事となりました。被害に遭われた方々へ心よりお悔やみを申し上げます。
私の住む茨城の地でも、震度6弱から震度5強を記録し、家の中は本・食器・時計などが床に散乱し、家の周囲では道路の陥没や隆起が起き、断水も数日間続き、この齢にして本格的な地震被害を経験しました。この状況の中、マジック関係では楽しみにしていた3月26日開催予定であったクロスロードが中止となり、今月の東京及び地元のマジッククラブの活動も全て取り止めとなりました。 こんな非常時だから、マジックどころではない・・・と思わないではありませんが、一昨日は来月15日に開催予定の「カードマジッククラブ」初の試演会・ご案内パンフレットをプリントしました。しかし一夜にして開場が使えないことが判明したため、開催日を一週間ずらして22日にし、開場は別のちいさな生涯学習センターに変えて開催することとなりました。当日は10人でも、20人でも、お集まりいただき、トランプの織りなす不思議を楽しんで下さり、ささやかながら一時の癒しになればと思っています。
2月20日(日)に神奈川公会堂で開催されたYMGのステージマジック発表会から既に2週間が過ぎてしまいましたが、今年で6回連続の観賞となる先日のショーの印象を残しておきたく、遅れ馳せながら筆(鼠?)を取りました。現在私的な事由でネット記事を書く時間が取れないため、強く心に残った演技のみに限定してコメントさせていただく事をお断りしておきます。
■ 一番印象に残った演技は・・・大西さんの「カードマジック入門辞典」 ステージカードに取り組まれてから日が浅いように思われますが、“小さくなるカード”を取り入れた手順の構成はとても良かったです。この方の演技を見て今更ながら思ったのは、マジックはテクニックよりも表現力が重要である事。気持ちの良い演技に酔い痴れた数分間でした。 ■ 懐かしく~美しく~不滅であって欲しい・・・2つのプロダクション演目 昭和40年代はマジックショーの定番演目であった堀さんの「宇宙の輝き(ピラミッド)」と、鈴木ご夫妻の「タ・・・ン(タンバリン)」。ピラミッドは改めて良いマジック作品だと思いましたし、鈴木さんがタンバリンの演技で5枚のシルクを“暖簾状”に出現されたのがとても新鮮でした。 ■ その他・・・こころに確りと刻まれた2つの印象的な事 1つは~岡田さんの「カラフルロープ」、安野さんの「シャイニングスター(ダンケン)」は、演技時間が短くも印象は確り残っていて、重複アクトの無いスッキリ演技はとても気持ちの良いものでした。2つ目は~YMGさん全体の演目に言える事で、品位のあるスマートな演技は観に来て良かった!観て楽しかった!と感じる上質な“鰹ダシ+昆布ダシ”なのだと思いました。 ![]()
今年はマジック書の購入を控えようと思いつつ、気が付けばそれなりに買い込んでしまった感があります。購入してから失望する本もある中で、事前に中身を見なくても期待を裏切らないマジック書の著者は、躊躇なくカズ・カタヤマ氏と藤原邦恭氏と言えましょう。
カタヤマ氏の本は東京堂出版の3冊とナツメ社の1冊がメインですが、チェックしたい時にいつでも見られるよう手の届く所に置いています。先日カタヤマ氏とお会いする機会があり、「カズさんの本はどれもハズレがないですね」と申し上げたら、「最近は映像で手品を覚える人が多く、本はあまり売れないのですよ」と嘆いていました。本でマジックを覚える時代は昭和の余韻と共に過ぎ往くのかも知れません。写真左はその折りに千八百円で入手した小冊子です。 藤原氏の本は一見子供向けに思われがちですが、内容は大人にも魅力ある独自の路線を貫いていて、マニアックな創作ではなく、あくまでも実践的である所が素晴らしいと思います。今回いかだ社から新たに出版された本は写真右の『笑劇!教室でできる10秒マジック』(税別定価;千八百円)。DVD付となっているのはこの時代を象徴しているのでしょう。そう言えば~私の素ボール手順には、カタヤマ氏と藤原氏のマジック書から各半技を取り入れています。
先週の金曜日(12/3)は地元カードマジッククラブの活動日でしたが、日本列島を豪雨と強風が通り抜けていたために、自習会の出席者は過去最少の半分以下でありました。市内の会員さんからは「いしけんセンセのちいさいおうち吹き飛ばされてない?」との電話があったり、遠方の静岡・竜町からも「あなたの所テレビで竜巻が襲ったと言ってたけど、体大丈夫~?」と気遣いの電話があったりで、僅か数百メートルの近所にて屋根や車が飛ばされる大事が起きている事を夕刻まで知りませんでした。そして、その後車で5分の龍の町の大型スーパーに買い物に行ったら、翌日マジック界の龍が当地に襲来することを知ったのです。
ということで、翌日の12月4日某大型スーパーの特設ステージで開催されるプロマジシャンの上口龍生氏によるイリュージョン・マジックショーを観に行きました。上口氏は赤坂見附駅前の『マジックバー・サプライズ』のオーナーマジシャンです。先日開催された阿佐ヶ谷ライブハウスでのサプライズ・メンバーによるマジックショーを観たいと思いつつ、田舎住まい故スルーしてしまった経緯もあり、ラッキーな30分のプレゼントでありました。アシスタントはサプライズのさちさんでもアリスさんでもありませんでしたが、とても可愛らしいお嬢さんでしたよ。四日前に購入した著書にサインまで所望した地元民の図々しいオジさん一人を見っけ! なお営業のお仕事につき写真は控えましたが、家に帰り上口氏が演じた演目をメモにしてみました。トップと中とラストにイリュージョン系を配置していて、繋ぎの演目は主にスライハンド系で構成されていた事が読み取れます。その中で興味を持って拝見したのが「リンキングリング」と「袋玉子」です。どちらも自分の来年度のテーマにしようかと考えていた演目でしたので良い刺激になりました。リングはシンフォニータイプの6本でしたが、ウイスキーは~シングル3杯か、オーソドックスにダブル込み6杯か、それともトリプルで一気飲みか~悩み所です。 ![]() ![]()
今日は早朝からダークスーツにネクタイを締めて家を出て、東京駅八重洲北口前の丸の内トラストタワー本館にあるシャングリ・ラ ホテルに向かいました。自分が平素宿泊する朝食付きのビジネスホテルとは一桁違う値の佇まい~どうやって待ち合わせのホテル28階に行ったものやら判らず、御上りさんよろしく近くにいた案内嬢に尋ねると親切にエレベーターまで引率してくれました。エレベーターを降りると、目の前に初めて御目通りする某国の要人を含む三名の外国人。約一時間コヒーを飲みながら懇談をして、今日の御役目は終了となりました。
八重洲に出て来たので、久しぶりに近くにあるトリックスを覘いてみると、人影が無いので已むなく退散し、一路神田神保町へ。まだ午前中につきおじゃまにはならないと思い、知人のMさんのお店にまずはご挨拶がてら訪問。暫し立ち話をした後、今回も商品は買わず仕舞いでお店を出ました。昼食はMさんお薦めのキッチン南海でカツカレー、ただ…還暦を過ぎた者にはヘビーすぎた感があり胸やけ気味に~。老人には小諸蕎麦あたりが無難だったようです。 さて、折角の神保町につき文芸書とマジック書を少々探索しました。仲間内にいると感じないものの、本屋街のマジック書のコーナーを見ると今は引き潮時であることを実感します。引き潮であるからこそ“潮干狩り”や“蟹と戯る”ことも可能な時でもあるのでしょうが~。ロープの新刊を購入しよかと思いましたが、このところの精神状態を考えスルー。代わりに上口龍生氏のポプラ社・新刊書『オドロキ!!超ふしぎマジック』(税込価格730円)を丸善で購入しました。この本、小学生にはハードルが高いものも含まれていて、著書の意思が伝わって来ます。
■11月3日(水)の“文化の日”は、松戸市民劇場で開催の松戸奇術会主催「第47回マジックフェスティバル」を観に行きました。三百程の席は、松旭斎すみえ師匠やDr.レオン氏などのプロマジシャンを始め、多くのマジック愛好家の方々も来場されて超満員、歴史のある社会人クラブであることを改めて感じました。演目の中では第2部の二番目に黒の衣装で登場され、“六枚シルク”等を演じられた市川ミサ子さんの「シルクファンタジー」が個人的には一番印象に残りました。この会のステージ発表会を拝見するのは実に42年ぶり。当時のプログラムには、今回出演された岩田均氏と渡辺浩二氏のお名前が見られます。
■11月6日(土)は、行徳I&Iホールで開催の行徳マジッククラブ「文化祭マジックショー」を観に行きました。このショーを拝見するのは4年連続5回目。指導者だった故・持永恒美氏の方針を引継ぎ、単独演技は少な目で殆どが複数演者により演じられるのが特長です。 マジックの技量は高くはありませんが、数人で協力しての演技はTAMC以外では見られない手法につき、毎回楽しく観させて貰っています。印象に残る演技を一つ挙げるとすれば、今年もステージ上のお姿が艶やかだった澤田女史のアラカルトでしょうか。なお、今回のショーの音楽はフルートの生演奏。奏者はお美しいお嬢さんでしたので、早速に来年の“いしけん”演技への協力をお願いしたところ、自称マネージャーさんから「交渉は私を通してくださいね」と釘を刺されました。さて、来年の“いしけん”ステージの行方や如何に~? ■今朝の読売新聞日曜版「心の風景」欄に、フランスの写真家ロベール・ドアノーのスナップと女優・宮城まり子さんの文が載っていました。彼女のパートナーだった吉行淳之介氏が亡くなられてから早16年が経ち、17回忌を迎えたそうです。お二人は40年間共に暮らしたそうですが、事情があって結婚という形では無かったと聞きます。でも、まり子さんの文章からは淳之介氏への弛みない慕情が伝わってきて、文を読みホワホワとした気持ちになりました。 前述の1968年7月14日に松戸奇術会「第6回奇術試演大会」を観に行った日の午前は、渋谷区の児童館にボランティアサークルへマジック出演の交渉に訪れ日でもありました。その日の事と関連があるのですが…先週のTAMC発表会の会場で予期せぬ嬉しい再会がありました。それが演技の平常心を失わせたとも言えますが、40年近い歳月が「四つ玉」を演じた4分間で一瞬に過ぎたように感じました。これは宮城まり子さんの思いとは少々異なる四次元のマジカル40年と言えましょう。人生って~捨てたものじゃありません。 ![]() ![]()
数日前は台風14号に直撃される心配があった昨日でしたが、台風一過の晴天とはいかずとも、雨上がりの爽やかな空気の中で、東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ(TAMC)主催の「第65回マジック発表会」が虎ノ門のニッショーホールにて無事開催されました。
今回は第2部の終盤の数演技を会場内で観ただけで、八割方の演技は楽屋や控室に設置されたモニターを時折覘く程度でしたので、各演者さんの実演状況は殆ど把握しておりません。個人的には今回の出し物の一押しは内田春樹氏が演ずる「浪曲奇術 2010」でありました。実際に観られた方は如何だったかと~。自分はと云うと、今年は「渚でトキメキ・フォアボール」と題し“四つ玉”の演技。題の長さとは裏腹に4分間の短い演技の予定でしたが、還暦を過ぎても少年の心が抜けずに上がってしまって~手が縮こまり、アクトの静止が利かず、駆け足の演技となり、予定よりも更に20秒も早く終了と相成りました。 敢えて良かった点を挙げるとすれば玉を落とさなかった事でしょうか。前に玉を演じたのは18才の時ですから、彼此四十数年振りに演じた事になります。当時の手順は力書房から刊行されていた金沢天耕氏の「四つ玉研究」をベースにしていましたが、今回は“まん丸い玉”のみを用いた独自の手順。これで一区切りが付いてホッとしています。今回は三十名程の方々にチケットをお配りし、ご来場された美しい姉妹のお二人からは花束まで頂戴しました。両手両脇に“華”の姿を掲載したい所ですが、緩んだ“いしけん顔”は見せられませんので~ご容赦。 ![]()
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