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戦前の奇術研究家・阿部徳蔵のスケッチ描画

戦前のアマチュア奇術研究家・阿部徳蔵(1889~1944年)が残したスケッチブックの素描を所有しています。ただ残念なことに、図には阿部徳蔵のサインは無く、また書いた日付もありません。現品は本人のご遺族から(夫々手渡しで)人を経て入手した品物につき、阿部徳蔵のモノであるのは確かです。図の大きさは、横37センチ縦26センチにつき、ほぼB4サイズ(364ミリ×257ミリ)に相当します。

これまで、比較的イメージがはっきり解るインド奇術の図二枚を、以前この“おうち”の記事で公開しました。その他にも二十枚程の素描を保管しています。書かれた図の意味が解らない図ではありますが、この“おうち”に立寄られた方々に、何を表現しているのか考えて頂くのも良いかと思い、今後4,5枚ずつ掲載して行こうと思います。この図から日本の手品史に関わる新たな脇道が見つかれば幸いです。

最初の描画は「マンゴーの樹」と推測できますが、その後は…????。
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# by ishiken55 | 2024-04-06 13:08 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

五年振りに開催された「TAMC合宿研修会」の備忘録

先週の土曜日(3/9)から日曜日(3/10)に掛けて、私が所属しております東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ(略称TAMC)の合宿研修会が「光洋横浜研修センター」で開催されました。コロナ禍によりこの四年間は実施していませんでしたので、五年振りの開催につき期待もひとしお…。

今回はプロマジシャンのカズ・カタヤマ師を講師にお招きし、土曜の午後に3時間半に渡り、内容の濃いマジックレクチャーを授かりました。また、五十嵐ひとみさんもアシスト役で来られ、カズさんのお手伝いだけでなく、少しだけ華麗な演技を披露して頂き、男ばかりの場に華が咲いた感が…。

午後6時からは隣接する「横浜テクノタワーホテル」内の宴会ルームで懇親会。プロのお二人も参加され、美味しい料理と(当方は)芋焼酎を確りと痛飲。その後も元の研修室で研究会が約2時間開催されましたが、当方は飲酒の後は寝る人種につき、早々とホテルの部屋に戻って直ぐに就寝…。

日曜の午前は、全員参加の「プチコンテスト」が行われました。前日に数名の方が帰られたので、演技をされた方々は24名。規定は2分以内のみで内容は様々。全員の投票により、1位・2位は栗田氏・松岡氏。そして温情票(?)にて当方が3番手。カズさんが提供してくださった著書をゲット…。

カズ・カタヤマ師の最新著書『マジックの世界』の作品も講習して頂く。
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Hitomiさんはダンサー出身につき立ち姿が美しく、笑顔が心を和ませる。
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懇親会が催された「横浜テクノタワーホテル」は食事がとても美味しく。
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プチコンテストにて頂いたカズ・カタヤマ師の著書『ヒロ・サカイ…』。
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# by ishiken55 | 2024-03-13 14:23 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

「ちいさいマジックのおうち」は満19歳に…。

昨年妻の誕生日に「〇〇歳の誕生日おめでとう!」と云ったら、「〇〇歳は余分!」と酷く怒られました。高齢者になっても誕生は嬉しいものですが、その歳を云うのは還暦以降控えた方が良さそうです。そして、この『ちいさいマジックのおうち』は一昨日の2月3日に満19歳の誕生日を迎えました。19歳と云えば、この先夢のような未来が待っている年齢です。ただ、この“おうち”を立ち上げた時、既に50代の半ばだった自分は、今や後期高齢者となりました。これからもネットを彷徨いこの“おうち”に立寄られる方のために、“月一程”にて記事を書いて行こうと思っています。

昨年末、私が所属をしておりますマジッククラブ(TAMC)が『創立90周年記念誌』を発行しました。会員とマジック活動をされている一部の方にお渡しするのみで、市販の冊子ではないため、この“おうち”での公表は控えておりました。ただ、90年の歴史を経て来た事は素晴らしいと思いますので、この場にてサラリとご報告させていただきます。私のこの冊子の中で四つの記事を書いています。

 *随 想 ;「91年前の集合写真に想いを馳せて」
 *エピソード;「阿部徳蔵氏と向坂逸郎氏の絆」
 *新聞の記事;「天覧奇術師・阿部徳蔵の生涯」
 *会員のひと事;「十年間のステージを振り返る」

長文もあり、転載の問題もありますので、短文の“会員のひと言”のみを載せます。
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# by ishiken55 | 2024-02-05 15:46 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

「新年のご挨拶」と「魔のロープ」

遅ればせながら…新年明けましておめでとうございます。

2024年(令和6年)も早11日目となってしまいました。1月6日(土)は所属マジッククラブ(TAMC)の新年会が「アルカディア市ヶ谷(私学会館)」で催され、会員の方々と新年の挨拶を交わし、会食を共にして今年一年の活動がスタートしました。会食の後は、恒例のオークションが行われ、記念にと思い、テンヨー製の「魔のロープ」一品を千円でゲットしました。

「魔のロープ」は所謂「リンキングロープ」でして、何故テンヨー社でこの商品を「魔のロープ」と名付けたのか不思議な感じもします。また、新年会の直後に高名な奇術研究家の方から、断捨離にて抽出されたマジック関連の品々をお送り頂きました。その中に1985年のテンヨーの立派なカタログが含まれていたので、「魔のロープ」を見たら定価が2,500円でした。

現在の「魔のロープ」は幾らで売られているのだろう?…と思い、ネット上で調べたら、現在テンヨー社では品切れとか。幾つかのネット販売店では在庫があるようで、定価は2,530円(税込)との事。消費税10%を差し引くと2,300円です。先のカタログ値と比較すると、39年前の価格から200円の値下がりです。マジック道具の値題は昇り龍ではなく下り鮎とは~意外也。

「魔のロープ」は私が奇術に足を踏み入れた60年前にも売られていたと思います。シンプルな現象、ロープも硬めで色合いも良く、見映えがして好きな作品ですが、自分では演じて来ませんでした。数年前にクラブでお二人の方が研修会で取り上げられ、二セットを持っています。一つは中国製で手順は斬新。もう一つは種ナシなのが気に入って、習得したい思いありましたが、講師をされた会員は既に退会され、残された解説文は難解なのが難問なのであります。

オークションに出品された道具の一部
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ゲットした「魔のロープ」
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1985年のテンヨー社のカタログ

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「魔のロープ」のページ
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種ナシの「三色ロープのアラカルト」解説
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# by ishiken55 | 2024-01-11 16:44 | マジック グッズ | Trackback | Comments(0)

2023年のマジック活動を振り返る…。

2023年のマジック活動を振り返る…としましたが、今年は新型コロナ禍から脱し、マスクの着用が自由となり、エンターテインメントが完全復活したのにも関わらず、自分のマジック活動は静かに潜伏していた感があります。その理由の一つは、元の本業関連で某社から技術アシストを頼まれ、計画業務に携わったためでありました。その依頼作業も計画・図面化・特許出願が完了したので、来年は晴れてマジック趣味人へと復帰出来るのではと思っています。寂しいマジック活動であった2023年ではありますが、一年の総括として記事を辿りつつ振り返ってみようと思います。

1月6日(金)の愛媛新聞朝刊を皮切りに、全国の地方新聞十社で私のマジックコラムの連載記事「天覧奇術家・阿部徳蔵の生涯(全10回)」が漸次始まりました。6月から掲載が始まった「秋田さきがけ」や更に遅く11月からの「岐阜新聞」などもあり、自分に取っては記念に残る出来事でした。

5月6日(土)に国立演芸場で開催の“大演芸まつり”の一つ「ザ・マジック~感謝をこめて~」を観に行きました。国立演芸場は、建替えのため今回が最後の5月度公演(7年後に完成予定とか)と聴き足を運びました。初めての実演拝見のMiiNAさんの溌剌とした「和傘出し」等を気持ち良く観賞…。
                                                                                                                 5月28日(日)にアルカディア市ヶ谷で開催の『TAMC第18回家族会マジック発表会』に出演しました。「WステッキとWリング」と題し、50年前に大部分の構成部品を釣り用道具から作った“チャイニーズステッキ”と、白色とピンクの二つの輪を使った“リング&ロープ”は記念に残る演技でした。

10月12日(木)に現役時代に勤めていた会社のOB会が「牛久シャトー」で開催するとのことで、出席の連絡をしたら、焼肉パーティーの会食中に余興でマジックショーをやって欲しいとの返信があり引受ました。酒席であり自分も痛飲しますので、その点を考慮して演目を選び約20分演じました。

11月18日(土)に戸崎拓也さん主催の『マジックマーケット2023秋』のリアル会場を初めて訪問。開催場所は日本橋「プラザマーム」2階のイベントホール。断捨離世代となり演じる予定のないマジック道具の購入を戒め、商品は買いませんでした。マジック界の確たる一面を垣間見た思いが…。

写真は三番目の牛久シャトーでの演技姿と今月のTAMC例会の写真を掲載します。
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# by ishiken55 | 2023-12-25 19:35 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)