2月末、名古屋へ出張した折に、仕事が早く終わったので、大須観音駅近くにあるマジックショップ
『手品屋』へ初めて立ち寄りました。店内には若い男女の店員さん、
「茨城から来ました」と言ったら、女性が
「私も十年前まで茨城に居ました」との言葉が返ってきて、聞けば北隣の
A町出身との事。私の家の辺りも良く知っていて驚きました。店内を見渡して・・・“タネのある道具”を殆ど使わない自分に縁のありそうな商品が見当たらなかったので、店を訪れた記念にと、新ケース入りのバイシクル・ラミー
(Rummy)デックを一つ買いました。
このカードのバックデザインは好みなので、リアルタイムで一つ使っていますが、カードケースには“League Back”と書かれています。RummyとLeague・・の違いは何なのでしょう? ところで、数年前に買ったカード(右)は、バックの左右の縁が6ミリと4ミリで、印刷が1ミリ寄っています。これは素人目にも明らかに品質不良。近年商品の品質については
ISO 9001が色々な業種に浸透し、品質管理が向上していると聴きます。カードに関しても印刷の偏りだけでなく、色彩、紙質、切断、等が良い状態で安定することを望んでいます。
『たかが戯れのカード~されど愛しきカード』・・ですから。
このラミーデックの特徴はバックのデザインが上下に対し対象ではない点です。
そのことを利用して、誰でもできる簡単なカードマジックを紹介します。
(タネは説明をしなくても良いでしょう)
① 目前で封を切った新品のデックを、演者自信がよくシャフルする。
② 裏向きにスプレッドをして、客に1枚のカードを選び憶えて貰う。
③ 演者が持ったデックの中へ、客に覚えたカードを差し入れて貰う。
④ 客にデックを手渡して、今度は客に自由にシャフルをして貰う。
⑤ デックを返して貰い、裏向きのデックからカードを1枚抜き出す。
⑥ 客にカード名を聴いた後、裏向きのカードを返すと客のカード也。