9月22日(日)、三越劇場へ
「第55回テンヨーマジックフェスティバル」を観に行きました。昨年と一昨年は観ていないので、直近のショーとの比較は出来ませんが、旬のプロマジシャン、プロを目指す若手マジシャン、学生マジシャン、司会のたかお晃市さんを含めると~10名(組)が出演し、演者は以前よりも若返った感じでした。その中で、印象に残った演技と、観ていて気になった演技を、それぞれ二つ取り上げることに致します。
≪終演後も・・心地良い余韻を残したトップとラストの演技≫
・トップ演者のAsamiさんの和傘~白と黒が基調のシックな衣装が、全身の美しさと出現する傘の色合いを引き立てていて、細かな動作に気配りを感じる素晴らしい演技でした。後半に地元の“五木の子守唄”のBGMで、小傘を使った箇所は特に印象に残りました。
・ラスト演者のYu ho jinさん(韓国)のカード~昨年のブラックプールFISM大会でグランプリを受賞した時とほぼ同じアクトを演じてくれました。立ち姿の凛々しさと、厭らしくならないギリギリの手の動きから繰り出されるカラフルなカードの妙技は見応えがありました。
≪14列で観ていて・・演じているアクトが若干分かり難かった演技≫
・慶応の女子学生さんの二人リング~早稲田のゾンビボールは女子学生さんらしい小道具と演出で楽しめましたが、リングの方は舞台が暗く、表現している内容が分かりづらかった感がありました。癒し系の良い雰囲気を醸していたので、そこが惜しまれます。
・都々さんのクロースアップマジック~カードとコインの演技。言葉の切れは抜群で、プロに相応しい技量であることは雰囲気で感じ取れましたが、アクトを直接観られない観客への配慮の映像が、映す位置が飛び過ぎて、不思議さがイマイチ解らず、残念でした。
※ショーの中間の休憩時間に、楽屋口でAsamiさんと彼女の先生の島田晴夫師のツーショットを撮らせて頂きました。そしてAsamiさんから促され、その脇に
いしけんが入った写真も撮らせて頂きました。それは私個人のお宝として、門外不出(?)ということに~