MN7主催「第2回石田天海フォーラム」に参加して~そして~

一昨日の日曜日(4/17)は、江戸東京博物館(会議室)にて開催されたMN7主催の『第2回 石田天海フォーラム』に行きました。今回のプレゼンターは、テンヨー社のターベルコース翻訳者でカード奇術の研究家として知られる加藤英夫氏と、奇術史の研究&奇術文献の収集で著名な河合勝氏でした。今回は一番前の席に座らせて貰ったので、拝聴する気持ちが精鋭化して、お二人の解説に次々と興味を喚起されつつ…あっと云う間の3時間半でした。

加藤さんの話は、天海師の米国滞在時マジック誌に掲載された天海師に関する記事を追うという一貫した流れで解説され、天海師が如何に米国のマジック界でその地位を築いて行ったかが、理解出来る内容でした。個人的には1年半前に、ターベルコースの1巻に掲載された「Tenkai’s Reverse Mystery」に興味を覚え、この作品を所属クラブで当時紹介をしたりしたので、加藤さんの“Tenkai Revolve”の説明に納得することしきり。自分はこの天海作品がヒントになり、ルポールの「A reverse Card Routine」に繋がった気がしています。先ほど「天海ダイアリー」をざっと拝見、何ともビックな春のお年玉でした。

河合さんの話は、明治期からの天海師の生い立ちを含め、日本での足跡を追った内容。河合さんの奇術資料の収集は半端ではなく、一年前にも個人的に見せ頂いた天海師夫妻の実物のパスポートを始め、天海師のポスターやプログラム等々。また天海師のタバコやカードのフォルダーの実物を見て作られた複製も拝見。中部地区の奇術クラブは、天海師から、また弟子の松浦天海師を介して、天海マジックの影響を受けて来たそうです。河合さんは話しの最後を、天海師の孫弟子とも云えるマーカ・テンドーさんの若き日のミリオンカードの演技映像で締め括りました。見栄えのする容貌と高い伎量、そして品位のある演技…今の日本には彼に勝るステージのプロマジシャンは見当たりません。

フォーラムの後、居酒屋「土間土間」での懇親会に参加しました。せっかく関西から来られているので、石田隆信氏と多く話をさせて頂きました。フレンチドロップの最新コラムに書かれた「カップ&ボール」や以前書かれた「サーストンの三原則」についてなど、私の方から無理やり話題を振った感がありましたが~。

今回天海フォーラムに参加した思い掛けない収穫?…会場で河合さんにご挨拶をした折に、ある質問を受けました。それが気になり翌日調べ事をしたら、自分が今まとめている「阿部徳蔵氏の業績研究」で、とんでもない間違いをしていることに気付きました。<いやいや、困った~困った!>
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by ishiken55 | 2016-04-19 17:30 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)
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