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「松旭斎天勝展」見学と「カードマジッククラブ」解散-Wメモ

木曜日(3/16)に国立演芸場の演芸資料展示室で公開されている「松旭斎天勝展」を見て来ました。東京に出た折に見に行こうと思いつつ…最終日が近づいて来ていたので、東京のマジッククラブ(TAMC)の例会の前に寄り道をして来た次第です。展示の内容は、河合勝氏のコレクションと国立劇場所蔵の現品が中心で、以前に見たことのある展示品も多かったですが、初めて見る資料もあり目を引きました。現品ではありませんが中に入って直ぐの所に、大きく引き伸ばして展示されていた小樽ともう一つの繁華街の写真も良かったです。

新年会で、“松旭斎天一・天二・天勝”の生涯を描いた松丸賀世子氏著『奇術師誕生』を入手し、読んだ事も展示を見たい思いに繋がりました。自分が天勝の写真で一番好きな“寝ころんだサロメ”の現品展示がなかったのは残念でしたが…。国立演芸場に着いた直後にブザーが鳴り、中入り後の演芸が始まる時間でした。出演者は4名で大トリは三遊亭圓游師匠、その一つ前は北見伸&ステファニー。「もう少し早く来ていれば北見伸さんの奇術が見られたんだ」と想念。「65才以上は千三百円とは~? 次回は演芸を見に来ようっと~!」。
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そして翌金曜日(3/17)の朝、地元の「カードマジッククラブ」の例会へと向かいました。この日がクラブの解散日、最後の例会でした。8年前に私が市に提案し、6月~8月に掛けて開催した5回の『初歩のカードマジック講座』の終了後の9月に、講座に参加された有志の方々により発足したシニア世代のクラブ。自分は専属講師として月一回の例会に出席し、3.11東日本大震災の1ヶ月後には、細やかながら生涯学習センターで「サロン発表会」を催したのが、クラブに取っては唯一の外部の人を対象にマジックを披露の場となりました。

その数ヶ月後、私は私的な事情でクラブに出席出来なくなり、会員の方達には申し訳なく思いつつ…クラブは無くなったものと思っていたところ、2年2ヶ月後に会員の方から電話があり、同じメンバーで活動を続けているので、可能なら又来て下さい!~と。それから3年半、再び例会に出席して来ました。クラブ発足時と発表会の折に会員募集をしましたが、その後6年募集は行いませんでした。施設を無料で使わせて貰うための要件は十名。それが確保出来なくなり、新会員募集の道もありましたが、クラブの中では私が一番若く(?)、これから先、新しい人と接して行くのは“シンドイ”との総意で、解散することになりました。

午前中の例会の後、JR駅近くの「華屋与兵衛」にて全員で昼食会。解散には一抹の寂しさはありましたが、8年近く(自分は2年以上の逃亡歴)月一回、カードマジックを楽しめたことに、皆さん満足されていたのが嬉しかったです。丁度生ビールの半額日だったので、昼間から二杯。最後に写真を撮って和やかにお別れしました。
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by ishiken55 | 2017-03-19 15:29 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)
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