白鳥勝彦氏を悼む

東京のマジッククラブ(TAMC)の同朋であった白鳥勝彦さんが、1月7日(日)に73才で逝去されたことが、新年会の三日後に全会員にメールで知らされた。私もマジッククラブに入会して丸十年が経ったが、白鳥さんは私より半年ほど早く入会されたクラブの先輩であった。

マジックをされている方の多くはご存知と思うが、白鳥さんはご自分で製作された大掛かりな道具を使っての迅速で華麗なイリュージョンマジックを得意とされ、ファンカード1組、素ボール数個など、質素な道具のみでマジックを演じる自分とは、対局の存在でもあった。

また、TAMC以外の多くのステージでも演じられ、テレビやラジオでも幾度も取り上げられたし、数年前には、本業の“ヘラ絞り”でNHKの「超絶凄ワザ!」にも出演された。この番組で、十代の頃に信州から東京に出て来られ、腕一本で会社を興された事などを新たに知った。

<白鳥さんについて、この一年を振り返ると…>
・昨年3月、YMGの発表会で一緒になった折、終演後に会の仲間とお茶を飲もうとファミレスに行くも、空きが無く別れたが、白鳥さん夫妻は横浜中華街に行った事がないので、これから行くと云われた。いつもアシスタントを務める奥様との仲睦ましい姿が羨ましく思った。

・その後、クラブの例会では顔が見られず、6月頃だったろうか…SNSでお名前を見つけ、“友達”の申請をさせて頂いた。友達になってからは、度々私の投稿にコメントを頂戴したが、その頃ひょっこりクラブの例会のビルのエレベータで酸素吸入を付けられた姿に遭遇した。

・8月に司師主催の「六本木マジックサロン」で一緒になり、その時はボンベが無く、快方に向かわれていると推測。9月には「日本の貨幣」創刊号の金貨について遣り取りをし「例会に行くのでコインマジックを教えて~!」と云われ、会で話をしたのが最後となってしまった。<合掌>
※2016年TAMC発表会の白鳥一座のリハーサル風景の写真を掲載。
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話が変わるが、先週の水曜日(1/17)に日本マジック界の重鎮・小野坂東先生をお訪ねし、当方の業績研究テーマについて、1時間以上に渡りインタビュー取材をさせて頂いた。TAMC創立と同年のお生まれなのに…記憶、思考、情熱…そのマジックパワーに圧倒された対談を経験。多くのマジック研究家にその中身をお裾分けしなければと思った。
※日本奇術協会主催で2/5(月)小野坂東先生の「特別セミナー」が開催される。
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by ishiken55 | 2018-01-23 13:29 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)
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