戦前の奇術研究家・阿部徳蔵が記した自筆の「奇術起原の系譜文」(幅16cm×長さ65cm)が手元にあり、兼ねてより何かの形で公開したいと思い…自身の懸案事項になっていました。コロナ禍にあって、マジック活動がほぼ休止状態につき、先日それを取り出し、解読しようと拡大鏡も使って試みるも、達筆な文を前に敢無く敗退。
それでも、徳蔵さんが何を考え、また何を表現しようと思って書いたのか、その思索を突き詰めてみようと、先程(判らない文字は取敢えず?や〇にして)エクセルにて書き始めてみました。未だ冒頭の部分のみですが、コロナ禍が終結する迄に形に出来ればと思います。さてさて、新規感染者が急減している今、時は足早に迫り来る。
*掲載写真;系譜文の全体 / 冒頭箇所の拡大 / 冒頭部をエクセル化した文章