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簡単なワン・ボール・ルーティン <パート2>

今日の記事はワン・ボール・ルーティンの2回目です。3つのパートの中で今回が一番難しいアクションであり、また見せ所でもありますので、焦らずにじっくりトライしてみてください。

現象のあらすじ
左拳上のボールを右手の人差指と中指で持上げ、それを客に示してから左手に渡しますが・・左手からボールが消えてしまいます。右手を前方に伸ばし掌を開くと、白いボールがその掌の上をコロコロと転がった後、人差指と中指の先端でピタリと止まって出現します。

アクション&シークレット
①左拳の上に載っているボールを、右手の人差指と中指で挟んで取り上げます。

②左手を開き何もない事を示してから、右手のボールを左手に渡しそれを握る動作をします。
(実際はボールを左手に渡さず右手掌に転がしパームしてしまいます) [写真 上]

③左拳を上方に持ち上げた後、拳を狐の形に開いてから、動作にアクセントを付けて表に返し、ボールが消えていることを客に示します。 [写真 中]

④右手を左前方に伸ばしてから、掌を確りと返しつつ目の高さ迄持ち上げます。それと同時にパームしたバールを掌の上を転がし、人差指と中指の先端でピタリと止めてボールを出現させます。
(最初にボールを取上げた時と同じ形に復帰することなります) [写真 下]

ps
④の箇所が一番重要なポイントです。
*左手にボールを渡す動作の後、右手は決して引いてはいけません。
*右手を開きボールを転がし出す時、ボールを指先で手繰り寄せてはいけません。技を大きく~美しく~表現するために、掌上をコロコロと転がる感じが重要です。

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by ishiken55 | 2007-06-21 22:27 | ボールレクチャー | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from なまらリンク at 2007-07-14 02:36
タイトル : シカゴの“1つ玉”
Ball Manipulations ワンボールマニュピレーション いしけんさんのブログ「ちいさいマジックのおうち」で「簡単なワン・ボール・ルーティン」の記事を読んでいたら、ボールを使ったマジックを見たくなったので探してみました。 ボールを使ったマジックと言えば「シカゴの4つ玉」が有名です。ボールが分裂したり消失したり瞬間移動しながら数が増え、また減っていくマジックです。 この動画では、4つ玉ではなくボール1つで演じています。ボールが消えたり、意外なところから戻ってきたり。さらに、青いス...... more
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