今日の記事は
ワン・ボール・ルーティンの2回目です。3つのパートの中で今回が一番難しいアクションであり、また見せ所でもありますので、焦らずにじっくりトライしてみてください。
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現象のあらすじ左拳上のボールを右手の人差指と中指で持上げ、それを客に示してから左手に渡しますが・・左手からボールが消えてしまいます。右手を前方に伸ばし掌を開くと、白いボールがその掌の上をコロコロと転がった後、人差指と中指の先端で
ピタリと止まって出現します。
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アクション&シークレット①左拳の上に載っているボールを、右手の人差指と中指で挟んで取り上げます。
②左手を開き何もない事を示してから、右手のボールを左手に渡しそれを握る動作をします。
(実際はボールを左手に渡さず右手掌に転がしパームしてしまいます)
[写真 上]③左拳を上方に持ち上げた後、拳を狐の形に開いてから、動作にアクセントを付けて表に返し、ボールが消えていることを客に示します。
[写真 中]④右手を左前方に伸ばしてから、掌を確りと返しつつ目の高さ迄持ち上げます。それと同時にパームしたバールを掌の上を転がし、人差指と中指の先端でピタリと止めてボールを出現させます。
(最初にボールを取上げた時と同じ形に復帰することなります)
[写真 下]ps④の箇所が一番重要なポイントです。
*左手にボールを渡す動作の後、右手は決して引いてはいけません。
*右手を開きボールを転がし出す時、ボールを指先で手繰り寄せてはいけません。技を大きく~美しく~表現するために、掌上を
コロコロと転がる感じが重要です。