今年も会員の方からチケットを頂き、先日の日曜日(3/9)に、磯子公会堂で開催された
横浜マジカルグループ(YMG)のマジック発表会を堪能して来ました。YMGは今年創立50周年、そして45回目の記念大会という事で、例年以上に充実した発表会でありました。
今回の演目数は例年の1.5倍の24種、出演者は約30名。いずれも入魂多彩な素晴らしいマジックの数々・・感想を書き出すと長文になってしまいそうなので、個人的に特に印象の強かった演目に絞り込み、観賞記を掲載させていただきます。
■ 清水さんと黒崎正博さん 「プロローグ」お二人の息がピッタリの楽しい掛合いマジック。怪しげな黒メガネ姿の黒崎氏(特別会員)によるプロ・テクニックと、紳士然とした清水さんのアクションのバランスが絶妙でした。
<第1部>■
三好さん 「艶」カラフルな和傘は抜群に美しかった。題名に相応しいお色気にも魅了されました。
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関さん 「99」こんな大球を使ったゾンビボールは初めて観ました。一瞬海外で観ている錯覚も?
トールマンの関さん、更にマジシャンとしてトールマンになる予感が~!
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須藤さん・千田さん・安野さん 「奇術師とその弟子」こう言うトーク入りの“ユーモア・マジック”は、理屈抜きで大好きです。
<第2部>■
丸山さん 「春のいたずら」“四つ玉”風のシックなシルバーボールから始まり、華やかな和の世界へ変身。
お孫さんとの競演?なんて~ウソのような若々しい
おねえさまの演技でした。
<第3部>■
中村さん 「ホワイト・ファンタジー」昨年より更に不思議さが増したダンシングハンカチ。ハンカチが踊るだけでも不思議なのに、ボトルに入って踊り出し、更に蓋を押し上げてボトルから脱出してしまうに至っては・・?!
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山本さん 「ピラミットの中には・・」一番オリジナリティーを感じた作品で見応えがありました。ラストの演出も素晴らしかった。
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渚晴彦さん 「春の調べ」鳩~カード~イリュージョン~人体交換・・プロならではの鮮やかな演技でした。
渚師はYMGの特別会員とのことですから、その昔横浜付近に住まわれていたのでしょう。でも、私が東京に住んでいた頃、ご近所に住んでおられ、三十数年前には我家から200メートル程の所にマジックショップを出店されておりました。
あの頃の渚晴彦さんは若かった! でも、私の方がもっと若かった!!※社会人のマジッククラブが半世紀を歩み続けるには、山あり~谷あり~大変な時もあったことでしょう。これからのYMGさんの益々のご発展を祈念しつつ、観賞記の〆と致します。