ちいさいマジックのおうち
2024-03-13T14:23:13+09:00
ishiken55
☆団塊世代のアマチュア・マジシャン “いしけん” が、マジックのアイディアや今昔の想い等を語っています。
Excite Blog
五年振りに開催された「TAMC合宿研修会」の備忘録
http://ishiken55.exblog.jp/33282050/
2024-03-13T14:23:00+09:00
2024-03-13T14:23:13+09:00
2024-03-13T14:23:13+09:00
ishiken55
マジック ニュース
今回はプロマジシャンのカズ・カタヤマ師を講師にお招きし、土曜の午後に3時間半に渡り、内容の濃いマジックレクチャーを授かりました。また、五十嵐ひとみさんもアシスト役で来られ、カズさんのお手伝いだけでなく、少しだけ華麗な演技を披露して頂き、男ばかりの場に華が咲いた感が…。
午後6時からは隣接する「横浜テクノタワーホテル」内の宴会ルームで懇親会。プロのお二人も参加され、美味しい料理と(当方は)芋焼酎を確りと痛飲。その後も元の研修室で研究会が約2時間開催されましたが、当方は飲酒の後は寝る人種につき、早々とホテルの部屋に戻って直ぐに就寝…。
日曜の午前は、全員参加の「プチコンテスト」が行われました。前日に数名の方が帰られたので、演技をされた方々は24名。規定は2分以内のみで内容は様々。全員の投票により、1位・2位は栗田氏・松岡氏。そして温情票(?)にて当方が3番手。カズさんが提供してくださった著書をゲット…。
*カズ・カタヤマ師の最新著書『マジックの世界』の作品も講習して頂く。
*Hitomiさんはダンサー出身につき立ち姿が美しく、笑顔が心を和ませる。
*懇親会が催された「横浜テクノタワーホテル」は食事がとても美味しく。
*プチコンテストにて頂いたカズ・カタヤマ師の著書『ヒロ・サカイ…』。
]]>
「ちいさいマジックのおうち」は満19歳に…。
http://ishiken55.exblog.jp/33250372/
2024-02-05T15:46:00+09:00
2024-02-06T03:52:07+09:00
2024-02-05T15:46:35+09:00
ishiken55
マジック ニュース
昨年末、私が所属をしておりますマジッククラブ(TAMC)が『創立90周年記念誌』を発行しました。会員とマジック活動をされている一部の方にお渡しするのみで、市販の冊子ではないため、この“おうち”での公表は控えておりました。ただ、90年の歴史を経て来た事は素晴らしいと思いますので、この場にてサラリとご報告させていただきます。私のこの冊子の中で四つの記事を書いています。
*随 想 ;「91年前の集合写真に想いを馳せて」
*エピソード;「阿部徳蔵氏と向坂逸郎氏の絆」
*新聞の記事;「天覧奇術師・阿部徳蔵の生涯」
*会員のひと事;「十年間のステージを振り返る」
※長文もあり、転載の問題もありますので、短文の“会員のひと言”のみを載せます。
]]>
「新年のご挨拶」と「魔のロープ」
http://ishiken55.exblog.jp/33217428/
2024-01-11T16:44:00+09:00
2024-01-12T15:32:56+09:00
2024-01-11T16:44:59+09:00
ishiken55
マジック グッズ
2024年(令和6年)も早11日目となってしまいました。1月6日(土)は所属マジッククラブ(TAMC)の新年会が「アルカディア市ヶ谷(私学会館)」で催され、会員の方々と新年の挨拶を交わし、会食を共にして今年一年の活動がスタートしました。会食の後は、恒例のオークションが行われ、記念にと思い、テンヨー製の「魔のロープ」一品を千円でゲットしました。
「魔のロープ」は所謂「リンキングロープ」でして、何故テンヨー社でこの商品を「魔のロープ」と名付けたのか不思議な感じもします。また、新年会の直後に高名な奇術研究家の方から、断捨離にて抽出されたマジック関連の品々をお送り頂きました。その中に1985年のテンヨーの立派なカタログが含まれていたので、「魔のロープ」を見たら定価が2,500円でした。
現在の「魔のロープ」は幾らで売られているのだろう?…と思い、ネット上で調べたら、現在テンヨー社では品切れとか。幾つかのネット販売店では在庫があるようで、定価は2,530円(税込)との事。消費税10%を差し引くと2,300円です。先のカタログ値と比較すると、39年前の価格から200円の値下がりです。マジック道具の値題は昇り龍ではなく下り鮎とは~意外也。
「魔のロープ」は私が奇術に足を踏み入れた60年前にも売られていたと思います。シンプルな現象、ロープも硬めで色合いも良く、見映えがして好きな作品ですが、自分では演じて来ませんでした。数年前にクラブでお二人の方が研修会で取り上げられ、二セットを持っています。一つは中国製で手順は斬新。もう一つは種ナシなのが気に入って、習得したい思いありましたが、講師をされた会員は既に退会され、残された解説文は難解なのが難問なのであります。
*オークションに出品された道具の一部*ゲットした「魔のロープ」
*1985年のテンヨー社のカタログ
*「魔のロープ」のページ*種ナシの「三色ロープのアラカルト」解説
]]>
2023年のマジック活動を振り返る…。
http://ishiken55.exblog.jp/33202421/
2023-12-25T19:35:00+09:00
2023-12-25T19:35:18+09:00
2023-12-25T19:35:18+09:00
ishiken55
マジック エッセイ
*1月6日(金)の愛媛新聞朝刊を皮切りに、全国の地方新聞十社で私のマジックコラムの連載記事「天覧奇術家・阿部徳蔵の生涯(全10回)」が漸次始まりました。6月から掲載が始まった「秋田さきがけ」や更に遅く11月からの「岐阜新聞」などもあり、自分に取っては記念に残る出来事でした。
*5月6日(土)に国立演芸場で開催の“大演芸まつり”の一つ「ザ・マジック~感謝をこめて~」を観に行きました。国立演芸場は、建替えのため今回が最後の5月度公演(7年後に完成予定とか)と聴き足を運びました。初めての実演拝見のMiiNAさんの溌剌とした「和傘出し」等を気持ち良く観賞…。
*5月28日(日)にアルカディア市ヶ谷で開催の『TAMC第18回家族会マジック発表会』に出演しました。「WステッキとWリング」と題し、50年前に大部分の構成部品を釣り用道具から作った“チャイニーズステッキ”と、白色とピンクの二つの輪を使った“リング&ロープ”は記念に残る演技でした。
*10月12日(木)に現役時代に勤めていた会社のOB会が「牛久シャトー」で開催するとのことで、出席の連絡をしたら、焼肉パーティーの会食中に余興でマジックショーをやって欲しいとの返信があり引受ました。酒席であり自分も痛飲しますので、その点を考慮して演目を選び約20分演じました。
*11月18日(土)に戸崎拓也さん主催の『マジックマーケット2023秋』のリアル会場を初めて訪問。開催場所は日本橋「プラザマーム」2階のイベントホール。断捨離世代となり演じる予定のないマジック道具の購入を戒め、商品は買いませんでした。マジック界の確たる一面を垣間見た思いが…。
■写真は三番目の牛久シャトーでの演技姿と今月のTAMC例会の写真を掲載します。
]]>
「マジックマーケット23秋」を訪れて感じた事は…
http://ishiken55.exblog.jp/33156535/
2023-11-23T13:23:00+09:00
2023-11-23T15:50:12+09:00
2023-11-23T13:23:27+09:00
ishiken55
マジック ニュース
さて、今回「マジックマーケット」を訪れてみようと思ったのは、断捨離世代になった自分につき購入したいマジック道具が有る訳ではなく、コロナ禍を乗り越えた後の日本のマジック界の“マニアックな一端”を見てみたいと思ったからでありました。出店されている各コーナーには知り合いの方も居たので、ご挨拶すると共に近況などを伺いましたし、ネット上のみの交流の方については名刺を渡してのご挨拶。それでは、イベントの感想を箇条書きにて思い付く儘に述べてみようと思います。
■ 「カード奇術」は大好きで重要だが、カード一辺倒から脱却を図るべきかも~
出店のマジックグッズはクロースアップ系が中心で、トランプをベースにした作品が多く目に着きました。今やトランプは、バイスクル印は本より百円ショップからも姿が消えゆく現在、マジックの世界でカードの流行が続いて居ることに、違和感を覚えたのは事実でした。
■ 個人出版物は廉価に設定して、より多くの人に読まれるようにするべきかと~
著作権が切れた名著を解り易く翻訳した本や、個人的取材で集めたマジック情報の冊子が販売されていました。ただ…如何せん高価な値段が設定され、手が出ないのではと推測。出店費と自身の執筆代を除けば原価は製本代のみ、半額以下なら奇術界に寄与出来るのにと想念。
■ 三つのトークショー内KiLaさんを拝聴。大衆受けが必ずしも目的に非ず!?
「メディアに出演に際する考え方」と題し、主催者・戸崎氏との対談は歯切れの良い話でした。世間の人に認識して貰うには、テレビに年間30回×3年出演して初めてそのレベルに達するとの事でした。ただ…奇術師はミュージカル俳優と同様、一般大衆に知られる存在となるのが目的ではないのではと、私は考えます。KiLaさんは独学でマジックを習得されたそうですが、その過程で相当の努力をされたのだと思います。またマジックへの適正が成功への要因であったのでしょう。トークショーでは最前列で拝聴しましたが、横を見ると20歳ぐらいの若者が大学ノートにメモを取っておりました。コロナ禍で学生のマジックレベルは停滞してしまったと聞きますが、学生マジック界も何れ復活する筈です。
※《最後に一言》 これだけのイベントを主催/運営された戸崎拓也さんに大きな拍手を送ります。
]]>
「第75回TAMCマジック発表会」を会場内の補助席で観賞
http://ishiken55.exblog.jp/33132247/
2023-10-24T15:46:00+09:00
2023-10-28T18:43:44+09:00
2023-10-24T15:46:53+09:00
ishiken55
マジック ニュース
開演後は、会場の左端に設けた補助席で発表会を観賞。適宜演者の写真を撮りましたが、サイドの位置につき、前方で演技をされる方や、照明を落として演技をされる方については撮影が出来ませんでした。写真が撮れたのは六割方、その中から数点をアップさせて頂きます。
今回は90周年の記念大会につき、出演者の高揚感の強さを感じましたし、コロナ禍が落ち着き客席もほぼ満席で大変盛り上がった発表会でした。今回はカード、ボール、リング、シンブル、ウォンド等のスライハンド系はなく、来年は出演をしたい!?思いが湧いて来ました。
≪追伸 10/25≫私がTAMCに入会してから今年末で丸16年になります。今回出演をされた会員を数えたら23人でした。その中の17人が私の入会後にクラブに入られた方でした。TAMCは今年90周年を迎えましたが、長い年月継続して来られたのは、良い意味で会員の新陳代謝がされてきたからだと思います。今後もそれが続くよう、クラブでは経験の有無を問わず入会者を募っております。
*プログラムは色刷りで豪華。土屋会長の“ご挨拶”/“TAMCプロフィール”も。
*イントロは恒例の「トリオdeマジック」、今回が”Part 17”。
*上村さんは毎回奇抜な衣装と演技…題名は「山下達郎?」。
*第一部のトリは松岡さんの「地球。愛と平和」。大病を克服され~見事な演技。
*第二部の始めは「クロースアップ劇場」。柏木さんの姿が不思議な画面です。
*「神無月の舞」と題した大友さんの演技。奥様が後ろで監視をしていました。
*大トリは濱谷さん「夢へのいざないPart4」。ラストは正に両手に華状態~!!
]]>
「牛久シャトー」でのマジック披露
http://ishiken55.exblog.jp/33128978/
2023-10-20T17:17:00+09:00
2023-10-21T17:17:07+09:00
2023-10-20T17:17:00+09:00
ishiken55
マジック エッセイ
そして当日“準備万端”で朝を迎えました。朝のルーティンの一つパソコンを開くと、インターネットに接続されず、メールも不通で、焦りました。結局インターネットの回線が復旧したのは六日後で、その間パソコンはネットもメールも見ることは出来ず、この“おうち”にも立ち寄れませんでした。考えてみれば…“ネット人間”になってしまっている事を強く感じました。ネットを使って主に在宅にて元本業のスポット仕事をしているので、困ったのは事実ですが、一年の春夏秋冬に夫々一週間の“ネット休暇”を取るのを習慣にして、生活に“ゆとり”を持つようにすべきではないかと考えました。OB会に集まったのは全て70歳以上の方々、残りの人生に潤いを持って如何に生きるかなり。
何やら、内向きの話しになってしまいましたが、バーベキューパーティーで油が飛び散る中で、20分近くマジック演じましたが、写真はありません。ご訪問の方の参考にして頂けたらと思い、当日の演技内容の概要を以下に記します。
1.一本のウォンド ;自製のウォンドを使い、オリジナル手順にて…。
2.硬くなるロープ ;売ネタのロープを扱き、卑猥な連想それとなく。
3.下剋上の輪 ;赤と白の紐輪、会社の上下関係、夫婦の関係の話へ。
*「次は絵図や絵文字のマジックをお見せしましょう」と説明。
4.若い女性が老婆になる“逆さ絵” ;パズルで著名な高木茂男氏の作品。
美女も半世紀が経つと老婆に ⇒ 入社時20歳程だった我々も老人に。
5.昭和から平成、平成から令和、に変る逆さ文字; 野村一晟氏の作品。
集合人は多分“昭和”世代だと思いますが ⇒ 時代は平成から令和へ…。
6.おわだまさこサンとかわしまきこサンの不思議な糸;皇后様と皇嗣妃は。
我々が会社に入社したのも見えない糸で繋がっていたからなのか?
7.裏から見る文字“マツムラ ムシマル”;社の先輩に教えて貰った作品。
*ここで一息つき、8年前この“おうち”に書いた「マジック人工調査の
~<勝手な予想値?>」では、マジック人口が約15万人である話。
8.二本のリングとロープ;今年の「TAMC家族会」で演じたフル手順。
9.アメリカ国旗が"祝″の布に変化;チェンジングバックを使用。
汗を拭く動作で米国旗を出し、横縞 ⇒ 縦縞へ。それをバックに入れ“祝”の大布に…。
]]>
『スピリット百瀬をしのぶ祭』に参加して
http://ishiken55.exblog.jp/33099885/
2023-09-20T17:15:00+09:00
2023-12-29T13:11:48+09:00
2023-09-20T17:15:10+09:00
ishiken55
マジック ニュース
私は昭和43年春に上野松坂屋の連盟売り場でディーラーをされていた百瀬師と初めてお会いしていますが、その時は大嶽さんでした。アルコール依存症になってホームレスを経験し、ドヤで過ごした後、スピリット百瀬師となってマジック界に復帰された方が大嶽さんだと知ったのは逝去された後でした。その事についてはこの“おうち”にて【2020.07.13】付けの記事を書きました。大嶽さんとお会いした時は19歳。そして今は敬老される身となりました。
■ 祭の会場で撮った写真にコメントを添えて
①「しのぶ祭」のスケジュール。中締め前の16:30頃には会場を辞しました。
② 会場の正面です。百瀬師の写真の廻りには沢山の提灯が飾ってありました。
③ 能勢さんのご挨拶。これだけの催しを実行された事に敬意を抱かずには…。
④ MCは知人のTHUKASA師がご担当。150人近い著名な方々の中で孤軍奮闘。
⑤ 藤山新太郎師は百瀬さんの復活に対して、大いに手助けをされたようです。
⑥ マリック師が参加されて盛り上がった感あり。若き日のお二人の関係は深く…。
⑦ 会場で会った母校後輩の田中洋太郎くんからは凄い~冊子!を頂きました。
⑧ 祭で頂戴した資料や団扇。「スピリット百瀬の72年」は貴重な写真が満載。
⑨「しのぶ祭」の前に参拝をした浅草寺のお気に入り写真と浅草公会堂外観。
<追伸 2023.09.27>
”祭”を計画・運営された能勢裕理江さんが、SNSで当日の50枚近い写真を掲載されました。その中から会場の後方から撮影された粋な集合写真に私も写っていたので、借用し掲載させて頂きます。写っている方々はプロ・アマを問わずマジシャンであることを、誇りに思って居られるので……。
]]>
猛暑の中で…チャイナリングの黄金比に耽ル
http://ishiken55.exblog.jp/33069964/
2023-08-18T15:23:00+09:00
2023-08-22T07:31:19+09:00
2023-08-18T15:23:17+09:00
ishiken55
マジック グッズ
三省堂やジュンク堂書店等の大型書店のマジックコナーが消え、百貨店や東急ハンズの店内に置かれていたマジックグッズが消失、功罪が愛好家の間で飛び交っていた百円ショップの手品道具も消え去ってしまいました。そんな状況にある日本で、マジックコラムの記事を共同通信社さんから依頼され、10回に渡り記事を掲載して頂く機会を得たのは、今更ながら有難いことでした。
さて、愚痴ばかり書いていても仕方がないので、今日は前回に続きチャイナリングの道具について、暑気払い的な考察をしたいと思います。一ヶ月ほど前になるでしょうか…SNSであるマジック愛好家さんが、“チャイナリング”の道具には黄金比がある“との持論を述べていました。どうやら、リングの素材の径と輪の比率についてのようでした。そこで黄金比の定義を調べてみると~
『黄金比とは、人が最も美しいと感じるバランスの比率のことであり、世界で共通する美しさの指標といわれています。 黄金比のバランス配分比率は「1:1.618」であり、世界的な大企業の象徴的なロゴマークも黄金比で構成されているほどです。』と記されたネット上の文章に出逢いました。これを拡大解釈して、“美しいと感じるバランスの比率”を、黄金比と言われたのでしょう。
そこで、手持ちのチャイナリングで、素材径=dと輪の直径=Dから比率を調べてみました。輪の直径と素材の径の比率をCとし、C=D/dを数値化すると…
①従来から保有の大型リング;C₁=(260 mm-8 mm)/ 8 mm = 31.1
②先月に入手した小形リング;C₂=(225 mm-6 mm)/ 6 mm = 36.5
③手持ちのポケットリング ;C₃=(110 mm-4 mm)/ 4 mm = 26.5
④百均(ダイソー製)リング;C₄=(100 mm-3 mm)/ 3 mm = 32.3
*数値が一番小さいのはポケットリング、見た目に安定感がある事を示しています。
*数値が一番大きいのは先月入手した銀メッキリング、瘦せ細りリングとなります。
結果から、何となく寂しい思いが湧いて来ましたが、「数値遊び?」をする時間があったら、「練習せい!」と暑天から聞こえて来たような~。
リング持つ 寸より練と 炎の声
※写真は、上気のリングを1本ずづ並べた状態とポケットリングの収納ケース。
]]>
銀メッキを施した小型のチャイナリングを得て…。
http://ishiken55.exblog.jp/33049742/
2023-07-22T16:58:00+09:00
2023-07-23T20:11:39+09:00
2023-07-22T16:58:38+09:00
ishiken55
マジック グッズ
その後20年弱前に、もう一度リングに取り組もうとテンヨーの大型9本リング(26センチ)を購入。社内関係のイベントで2,3回演じる機会がありましたが、マジッククラブに入会後はプラスチックの輪を用いた「リングとロープ」に魅力を感じ、チャイナリングからは遠ざかってしまいました。今回入手したリングは小型ながら銀メッキが施されていて、深みのある落ち着いた道具で気に入っています。どうやら特殊な金属加工会社の社長さんだった元会員(故人)の方が製作された品物のようです。若しかしたら…一部はミカメクラフトの商品として売られていたかも知れません。
そんな折、このブログを見られた方から、TAMC研究委員会で作成した冊子『高木重朗氏の業績研究』のご所望があり、今月初旬にお送りしました。その方から「奇術研究」に高木氏が書かれた“陳徳山のリング”についての情報を知っていないか問われました。自分なりに調べると、確かに昭和20年代に“金輪の手品”を得意としていた陳徳山というプロ奇術師がいた情報は得られましたが、それ以上は判らず仕舞い。周りに高木氏と親交があった方もおられるので、問うてみましたが…今のところ情報は得られておりません。以下に高木さんが記載した文章を転記させて頂きます。
*丁度60年前の1963年春発行『奇術研究29号』は特集;6本リングの新手順
以下はその6ページに記された高木重朗氏の文章の抜粋です。
*写真は、オークションを取り仕切る著名な方お二人と,私が入手したリング
わが国のリングは形が中心だといいましたが、忘れてはならない一人の奇術師があります。その人は陳徳山師(故人)です。氏のリングの手順は形はいっさい使わず、つないだり、はずしたりすることを中心に組み立てられており、現在の欧米の研究の水準を超えており、ミスディレクションの使い方も、長年の経験で見事なものでした。特に二つのリングのつなぎはずしはすばらしいもので、余人の追従を許さないものがありました。筆者も師の生前、親しく教えを受けましたが、この手順は簡単に見えて、実は、非常に高度な技法を使用しております。他日、機会がありましたら、師の手順を整理して、広く海外の奇術界にも発表したいと思っております。
]]>
梅雨入り時の「マジック事」三題
http://ishiken55.exblog.jp/33011115/
2023-06-24T15:39:00+09:00
2023-06-24T16:17:26+09:00
2023-06-24T15:39:00+09:00
ishiken55
マジック エッセイ
*新聞記事を書くため、昨年9月から阿部徳蔵関連の資料を座右に置いていましたが、その必要性がなくなったので、中身を確認し元の居場所に戻しました。公表すべき資料はまだ多くありますが、己が理解出来ない自筆文だらけ…。
「頂いて 受くべき菓子を 手妻にし」~??
*数年前TAMCを退会された方から先人が著した本をお預かりした。大方は自分でも所有している本ながら、その中に二冊の坂本種芳氏著「奇術の世界」有り。私のは昭和18年11月発行の初版。片や昭和19年4月発行の再販と昭和31年4月発行の新装版。再販の奥付に「再販発行(五〇〇〇部)」と記されているのを見てビックリ。新聞記事の最終回に「奇術の世界」が“戦時下に三〇〇〇部は驚きの部数だ”と記すも…。
敗戦へ向かう中、その続きがあったとは~!!
*更に、そのマジック書の中には、青園謙三郎氏著「松旭斎天一の生涯」と題する本があり、某日に一気読み。感想を書こうと関連の冊子を調べていたら、何と自身で7年前に入手していたことが判明。その時の感想も本ブログにありき…。
認知症ではなく、老人性健忘症と思いたし~!?
《番外》
*一昨日共同通信社の記者さんから、マジックコラムの記事が、「秋田さきがけ」の新聞紙面に6月11日(日曜)から連載が始まったことを知らせて頂きました。秋田魁新報社は昨年末から始まったデジタル版掲載の一社でもありましたが、半年後に紙面掲載が始まったことは驚きでした。第1回をpdfデータで入手しましたが、殆どの新聞記事が縦長なのに本記事は横長で、写真も大きく好印象。
さきがけの漢字、新党魁で知った日は今や昔~?!
]]>
『TAMC第18回家族会マジック発表会』への出演記
http://ishiken55.exblog.jp/32989827/
2023-06-02T11:52:00+09:00
2023-06-02T11:52:09+09:00
2023-06-02T11:52:09+09:00
ishiken55
マジック ニュース
自分が演じたのは「WステッキとWリング」と題し、50年前に大部分の構成部品を釣り道具から作った“チャイニーズステッキ”と、手芸店で購入した“リングとロープ”の組み合せ。前半のWは特に目新しい手順はありませんでしたが、後半のWは最後の二つのアクトが今回初めて取り入れたやり方でした。
全部で四つの部屋に分かれ、同時進行するクロースアップ系のサロン発表会につき、ご来場のお客さまは義理のしがらみから部屋を選ばれているようです。私が出演した「吉野」の部屋の司会者は牧原俊幸氏、ご存じ本職のアナウンサーさん。私の紹介も過分な言葉でご紹介をして頂き、やる気!~倍増?
「吉野」では、私が入場券をお配りした三名の方が演者の手伝いをするお客さまに指名されたようです。何れも舞台なれされているお方につき、演者の演技を引き立てておられたのでは~。今年の出演者は34名でした。コロナ禍の前よりは出演者が少なかった感じですが、お客さまに楽しんで頂けたかと…。
■ 写真は、プログラム /「吉野」の案内 /私の演技 /牧原氏の見事な「お椀と玉」
]]>
氣賀康夫氏の新刊書『カードマジック・宝石箱』の出版を祝う
http://ishiken55.exblog.jp/32984964/
2023-05-27T18:33:00+09:00
2023-05-27T18:33:26+09:00
2023-05-27T18:33:26+09:00
ishiken55
マジック ニュース
今回の新刊書は泉文堂からの発行で、カードマジックの技法から氣賀さんが考案された作品が満載されているのは勿論ですが、途中氣賀さんが親交を持たれた米国の著名な奇術家との写真や交流談が宝石の如く散りばめられています。また、解説のイラストはご自身で書かれていて、小野坂東氏やカズ・カタヤマ氏などの洗練されたプロの書き手の図と異なり、素朴でありながら、味わいのある図にも惹き付けられます。興味を持たれた方は、お買い求め下さい。
この会が行われた神保町駅までの行き帰りに、文庫本の『谷崎潤一郎随筆集』を読んでいたところ、「私の見た大阪及び大阪人」の中で、歌舞伎役者の菊五郎・宗十郎・幸四郎・吉右衛門・猿之助・左団次・羽左衛門などに対し、大阪人好みについて触れていました。(注6)には猿之助の父故段四郎についても記載。昭和七年の作品なので、90年以上前に書かれた文章です。今世間を賑わせている猿之助騒動。歌舞伎界では新興の澤瀉屋、更なる新道に進むのか…。
■ 写真は上から・・・
*「祝う会」が開催された神保町駅付近の中華料理店
*氣賀さんがご挨拶しているところ(サイズは極小に)
*新刊書『カードマジック・宝石箱』(帯を外し撮影)/ 《定価;2,800円+税》
]]>
国立演芸場で「ザ・マジック~感謝をこめて~」を観賞
http://ishiken55.exblog.jp/32969755/
2023-05-09T16:09:00+09:00
2023-05-10T07:48:09+09:00
2023-05-09T16:09:08+09:00
ishiken55
マジック ニュース
演芸場=寄席は日本の伝統芸を演じる舞台。履物無しで舞台に上がる芸人さんは、ロビーに置かれていた冊子「Yose」によると、落語・講談・浪曲・奇術・太神楽曲芸・漫才・物まね・曲独楽・音曲・寄席囃子。漫談や紙切りも入れてよいのでは~。7年後の再建時に新しい舞台で奇術が観られたら幸せ也。
出演者は前半・後半各四名(組)。印象に残った演技は、MiiNAさんの溌剌とした「和傘出し」は気持ちが良く、上口龍生さんの「胡蝶の舞」は地味目ながらも手妻の良さを再認識。今回チテットを手配して頂いたTSUKASAさんは丁度一年振りの拝見となりましたが、コインの演技に見応えがありました。
]]>
冥途への土産話…??
http://ishiken55.exblog.jp/32948511/
2023-04-15T14:38:00+09:00
2023-04-15T19:31:13+09:00
2023-04-15T14:38:55+09:00
ishiken55
マジック ニュース
今日は、所属マジッククラブの研修会に参加する予定であったが、通常に歩ける状態ではないので、已む無く家に引き籠っている。雨降りでもあり、共同通信社さんから送って貰った新聞記事の紙面やコピーを整理した。そして、私の記事を掲載してくれた地方新聞の発行部数をネットで調べたりしてみた。判ったのは、各地方新聞社は経営に苦労している事。そして、以前は朝と夕に発行していた新聞社の多くが、朝刊より発行部数の少ない夕刊を廃刊している状況である事。
記事を掲載した8社の内、4社は10~20万部の発行で朝刊のみ。他の4社は40万程の朝刊発行で夕刊はその1~3割程。記事を掲載してくれた3社は夕刊への掲載で、朝刊に掲載してくれたのは京都新聞のみ。多くの新聞社がネットワークの共同通信社発信の記事を使い、紙面を補完しているように思える中で、他社の紙面に比べ、必ず写真を三枚使い、広いスペースを割いた記事を朝刊の文化欄に掲載しているのが京都新聞である。筆者の顔写真を排し、隔週の掲載もアッパレ。
発行部数を公表していない新聞もあり、私なりに記事の掲載部数を調べたら、凡そ120万部(十回分では千二百万回)。一つの新聞を平均して二人が読まれるとすると人口の2%に読まれた事になる。私が編集を担当した「高木重朗氏の業績研究」は300部、人気の執筆者によるマジック書も1万部売れればヒット作だと思う。だた、問題なのは現在少々下火のマジックに対し、一般の方々に興味を持って貰う足掛かりになるかどうか(一人の市井のマジック愛好者の独り言)。
※今年になってからは「マジックコラム記事」に関することばかりで恐縮ですが、一生に一度の体験につき、冥途への土産話と思ってください。写真は、一番シンプルな埼玉新聞の第8回と一番編集が丁寧な京都新聞の第4回です。
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/