阿部徳蔵の魔術小説集(三冊)が復刻本にて蘇生!

阿部徳蔵…と云っても、この名前を知る人は、1万人に1人居るかどうか。またマジック(奇術)を趣味にされている方だけに限っても、1%ぐらい位しか居ないのではないかと推測。最近この人物の魔術小説集が三冊、復刻本として発行されたことを、高名な詩人の研究を本業とされている芸術学の博士からお教え頂いた。早々発行元に連絡をし、一昨日代金を振り込んだところ、昨日の午前中に現品がレターパックで送られて来た。

"阿部徳蔵 魔術小説集”と冠された本は「水晶凝視と犬」,「未亡人の妖術」,「明暗屏風」のB5版三冊。表紙には怪しげな図やロマンチックな図が描かれた170~180ページの本。一昨年所属マジッククラブ(TAMC)で作成の「阿部徳蔵氏の業績研究」の編集を担った身として、さして売れそうにない戦前の小説を復刻された事への讃辞の思いからの即購。読了時に感想を書こうと思う。因みに発行者は 素天堂 で、値段は各千円也。

※表は阿部徳蔵の年譜(昭和6年の緑線~犯罪公論に「水晶凝視と犬」が掲載)
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# by ishiken55 | 2018-09-12 15:44 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

ダブルカットは No Good 技法なのか!?

8月18日の土曜日はマジッククラブ(TAMC)の研修会でした。今回の講師は、前半が私のウォンド、後半がMさんのカードマジックでした。所属するマジッククラブには、現会長を始め、カードマジックの達人と云える会員は、片手では零れてしまい、両手でやっと収まる程で、勿論私などは両手から零れています。そして今回カードマジックを講習されたMさんは十指の中の主要なお一人。

さて、Mさんが講習されたカードマジックは講習を受けた者だけの財産につき、ここでは公表は出来ません。ただ…講習の中で云われたあることに私は強い衝撃を受けました。それは「ダブルカットはNG技法!」と云われたことです。その場に居たカードマジック十指のお一人Sさんも、その事に相槌を打ち、「それは考案したバーノン自身も認めています」と云われました。

Mさんによると、ダブルカットは動作が不自然で、客は目に見えなくても演者が何か小細工をしたと感じるとのこと。それには私も同意します。では改良形のダブルカットはどうするかと云うと、親指側でブレイクをした右手のデックを、左手で下の部分を取り上方に置くのではなく、通常のカットと同じように右手の人差し指でデックを分けて取上げて上に重ね、2回目はブレイクの箇所で分け右手で上に重ねるとのこと。正に通常のカッタと同じ動作でブレイクの箇所をトップにコントロールする自然な動作の技法(やり方)でした。

ダブルカットがバーノンにより考案されたことで、パスの必要性が無くなったとの説明を受けたその昔。何か不自然さを感じつつも効果の偉大さの前に平伏していた50有余年でした。それは十数年前迄の40年近く、不自然さを感じつつも、現象の素晴らしさに惹かれ演じ続けて来たマルローのフォアエースでしたが、氣賀康夫氏が出版されたカードマジックの本で、4枚のカードを変則的に置くのではなく、スクエアに置いた後に下段を上方に移動して一列にする~との改案を知った時と同様の驚きと感動が、改ダブルカットにありました。
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そこで、現在のカードマジック書では、ダブルカットはどのように表現されているのか、調べてみました。私が最初に学んだ60年以上前の著書「トランプの不思議」にはダブルカットの記載があります。初版が35年前の「カードマジック事典」と33年前の「カードマジック入門事典」は、共に前書と同じ表記でした。因みに、インターネットでダブルカットを入力して調べてみましたが、若い方の記事や映像が多く、検索した範囲では、ダブルカットは皆左手で下から上にカードを2回に分け回し込むと云うバーノンのやり方でした。
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もう一冊調べなければならない本はテンヨー社発行の加藤英夫氏著『新版 ラリー・ジェニングスのカードマジック入門』でしたが、手元に無かったので、作日私の奇術蔵書を置いている舎宅に行った折に持ち帰り、先程ダブルカットの解説箇所を読んだところです。この本の29ページに通常のダブルカットの解説文の後に、“備考”に下記ことが記されていました。
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…ダイ・バーノンが日本に来たときにこういいました。「私の最大のミスは、ダブルカットを世の中に発表したことです。」その後には著者・加藤英夫氏の補足の文章が記載されておりますが、バーノン自身がダブルカットを否定してことが窺えます。そして、ここには対案は書かれておりませんでした。Mさんが解説をされた自然な動作のやり方を、国内に広めて欲しいと思うと共に、益々出所を知りたくなりました。

注)2図は高木重朗氏著「トランプの不思議」より転載、描画は小野坂東氏。
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# by ishiken55 | 2018-08-27 08:58 | カード レクチャー | Trackback | Comments(0)

酷暑の中~今年もTAMC平塚合宿研修会に参加

先週の土日(7/21.22)に掛けて、マジッククラブ(TAMC)の平塚合宿研修会に参加しました。今迄にも暑い日の開催がありましたが、今回が一番の猛暑日に遭遇したように思います。それでも、平塚駅から開催場所の横浜ゴムのセミナーハウスまで20分程を歩いて現地入り。途中の道端に『高山樗牛遺跡』があることに初めて気付きました。読んだ樗牛作品は「滝口入道」しかありませんが、"一目惚れの悲劇の物語"は、心の奥底に強く残っています。

今年の研修会、全体研修は氣賀康夫会長による名作『お椀と玉』でした。懇親会の後の分科会は小永井さんの『袋卵』、そして翌朝の分科会は田澤さんの『お札の変化』を受講。何れも構成が確りとした作品につき、レパートリーにしたい思いです。『お椀と玉』は1972年に高木重朗氏の原解説を氣賀氏が英訳し、米国でレクチャーノートを発行。その事は1972年のGenii誌V36-4に記されています。現在は「高木重朗の不思議な世界」にも解説有。

懇親会の後は、懇親会と云う分科会もあり、これは所謂飲み会の二次会で、自分は懇親会でお酒を飲んだ後にマジックの研修を受けても身に入らないため、毎回これに参加していました。ただ…飲み過ぎてメガネを壊したこともあり、また昨年は自力で立てない程に酩酊しIさんが部屋に担いで行って貰ったり~問題を自覚(?)し、今回は本懇親会のみでお酒は打ち止め。翌朝は5時に目覚め、早朝に袖ケ浜海岸を爽やかな気分で散歩をして来ました。

帰路もJR平塚駅迄歩き、籠原行の快速に乗ったら、横浜を過ぎると次はいつもの川崎ではなく、武蔵小杉とのアナウンス。その列車は新宿に向かっている事に遅れ馳せながら気付き、次の西大井で下車。駅の表示を見ると横須賀線でもあり、東京へ向かう電車が来るとの告知。マジッククラブの例会でお馴染みの新橋で降りて常磐線に乗換え、勝手知ったるローカル線に乗ることが出来ました。最後に少々バカをやってしまった平塚合宿研修会でした。
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# by ishiken55 | 2018-07-28 15:40 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

『奇術の宴5』を観に西荻ターニングへ

先週の土曜日(6/30)はカズ・カタヤマ師(片山工房)主催の『奇術の宴5』を観に西荻ターニングに行きました。今年の4月11日にTSUKASAさんとの定例?飲み会にカズさんが参加下さり、ラーメン&居酒屋で歓談をするも…その日私は携帯を地元で紛失、私が早めに辞した後にカズさんもスマホを紛失するという、二人に取っては災難の日でありました。(二人共、現品は無事帰還)

カズ・カタヤマ師は自主企画のイベントを種々催されているのを知り、その一つが「奇術の宴」でした。今回は、シニアマジシャンの憧れ“ゆみさん”がスペシャルゲストとの事で【昼の部】の申し込みをした次第です。梅雨が明け、焼け付くような日差しの西荻窪の駅に降り立ったのは午後1時。開場30分前につき、ゆっくりと街並みを進むも…着順二番手の上客となりました。

次々と入場されるお客さん、客席は70程でしょうか…そのお顔に友人・知人は見当たりません。結局知人はステージ上の“カズさん”と“ゆみさん”だけでありました。東京都杉並区では、如何に自分が茨城村の田舎者であるかを自覚させられました。ショーが終り、西荻窪駅の改札口に着くと【夜の部】に来場される濱谷さんのお顔に接し、ホッとしました。

イントロが長くなってしまいましたが、今回は有料&プロ演者中心のショーにつき、観賞した印象を隠さず?記させて頂きます。なおカズさんはMCをご担当。
<第一部>
・五十嵐ひとみさん
ダンサー出身とのことで、体全体がチャーミング。紺の衣装の前半は巻筒を使ったシルクマジック等~テンポが良く楽しい気持ちに。後半はブルーの衣装でボールマジック~カズさんのご指導が行き届いた演技は見応えアリ。これは自身の勝手な思いですが…終盤まで種玉を使わない私のボール演技のようにしたら、独創的なボール演者になるような気が…。
・真優さん
十年振りに復帰されたそうで、確かに以前テレビで拝見したような~。今回は黒の衣装で赤のシンブルをメインにした妖艶な演技。カズさんのご指導の下、更にステップアップされますよう…。
・MASAYOさん
釜山FISMの演技をご披露。既に1週間ほどに迫った大会。基本はロープマジックですが、無駄のない動作による迫力のある演技は観客を魅了。イントロの白いシルクがロープに変化するのは印象に残ったし、衣装替わりからのラストの演技は素晴らしい。気になったのは、ロングのロープの箇所が先を読めてしまう点。そこだけが審査員の評価が気になる。
・一太郎さん(ゲスト)
二枚目俳優のようなお顔とビシッと決めたタキシード姿。何を演じられるのかと思ったら、頓智が効いたユーモアマジックの数々。後に残るはマープルチョコレートのみ~?
<第二部>
・ゆみさん(スペシャルゲスト)
紺の浴衣で登場され、ゾンビボール風のアクト(考えたら玉を見ていない)から六枚シルクへ。シルクは自分で染められた控えめな色合い、大きさは小振りで…独自のストーリー。しつけ糸の復活。これらはプロではない~ゆみさんだからこそ演じられるしっとりとしたマジック。

カズさんとのトークを挟んで、緑の衣装で登場され、2,000年のFISMリスボン大会で受賞された演技をご披露。最初は映像で、次はステージで拝見していますが、今回は間近で観させて頂き、素敵な表情から繰り出されるマジックの演技に~うっとりと! 17年経っても全く色褪せない素晴らしいマジックに浸った一瞬でした。
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# by ishiken55 | 2018-07-03 14:23 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

火を使わない「真田紐の焼継ぎ」にチャレンジ

昨秋マジッククラブの例会時に、会員のMさんから坂本芳彦氏の遺品の「真田紐」を譲って頂いた。坂本芳彦氏は私のクラブ入会時に幹事長を務められていて紹介者にもなって貰い、その後も色々と目を掛けて下さった方だったが、今から5,6年前に私が1年以上もクラブを休んでいた間に逝去され、葬儀にも参列出来なかった。そんなことから、Mさんの道具提供の話を聴き、芳彦さんが所有されていた道具を使って発表会で演じ、お礼とご供養をしようと咄嗟に考え、手を挙げてその品をゲットした次第。

真田紐を使った手品は、その昔定期購読をしていた季刊雑誌『奇術研究47号(昭和42年12月刊)』に高木重朗氏による「真田紐の焼継ぎ」が解説されていたのが最初の出逢いであった。ただ、その時は紙面であり、作品の印象はそれ程強くは無かったように思う。実際の演技を生で観たのはその翌年で、プロデビューして間もない新進気鋭の奇術師・北海マキさんであった。チャイナドレスの女性後見を伴い、中華蒸籠・チャイニーズステッキ・真田紐を組み合せた演技はスピーディーで、見事であった。

それから50年が経ち…今回真田紐にチャレンジするに当たり、『奇術研究47号』を再読。最初の「真田紐の両端を縫い合わせて輪にします。」の一句からして、「そんな事出来ないよ!」とお手上げ状態。他に解説書は無いものかとネットで検索したら、麦谷眞里氏の著書『クラシックマジック入門事典』に真田紐の解説が掲載されていることが判明。しかし手持ちにその本が無く、5年前に撮った市立図書館の手品コーナーの写真をチェックするも該当の本はそこに無く、ダメ元で図書館へ直行する事に~。

図書館に到着し、即手品コーナーをチェックすると、『クラシックマジック入門事典』が保管されていて、思わずニッコリ。当市の図書館は、自分に取っては“第三のマジック書庫”との思いを再確認し、したり顔で真田紐の解説を読み下す。いやいや…この本は“入門”が付されているが、この本の解説文で未知のマジックを習得するのは困難。対象作品をある程度経験を持った人が、学習するには良い本と位置付けられると判断。故に私のような未経験者には、タネの作り方からして、詳細を知る事叶わず!

<追伸>
冊子『高木重朗氏の業績研究』の編集者を務めたことから、今まで交流が無かったマジック研究家の方からもメールや手紙を頂戴する機会が増えました。麦谷眞里氏はプロフィールによると高木重朗氏との深い関わりを持たれた方のようですので、今後何処で交流する機会があるか分かりません。矢鱈な言動は慎まなければならないと~品行方正の好青年ならぬ好老年(?)に徹しております。そんな訳で、火を使わない「真田紐の焼継ぎ」は、悪戦苦闘の日々が続いています。
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# by ishiken55 | 2018-06-24 10:48 | マジック グッズ | Trackback | Comments(0)

5月終盤のマジック行動

このところ記事にするようなマジックネタが少なく、心の余裕も無いため、5月は月一の記事のみになってしまいました。一応5月末に有ったマジック行動二つについて、備忘録を兼ねて書き連ねておく事にします。

5月26日(土)は地元でささやかなステージマジックを披露
午前9時半に、昨年知己となった同年のマジック仲間タッキー・モーさんが迎えに来られて、タッキーさんの地元・刈谷自治会館を訪れ、文化祭のアトラクションでマジックを演じました。二人で20分との事で、7分と13分に振り分けましたが、実際の二人の合計演技時間は25分でした。予定時間を5分オーバーしましたが、後の演者の準備が遅れていたそうで、スタッフにお叱りを受けることなく、無事終了。
二人の演目は…
タッキー氏は…紙筒からのシルク、フォーナイトメア-ズ、3本リング
いしけん拝は…縦笛ウォンド、ファンカード、リングとロープ、神田祭

私が地元でマジックをお見せするのは三回目。最初は7年前の4月震災直後にカードマジッククラブが開催した生涯学習センターでの発表会。二回目は2年前の2月腎臓がんの手術直後に依頼があった女化子供会でのTAMCボランティア出演でした。タッキーさんとは5回ほど交流会を持ちましたが、お互いマジックを人前で演じる姿を見るのは今日が初めてでした。二人の演技の写真は、知人のNさんに写して貰いました。姿がボケているところが、掲載するに当たり何ともありがたく~。

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5月27日(日)はTAMCの「家族会マジック発表会」で冊子を頒布
この日、東京のマジッククラブ(TAMC)の「家族会マジック発表会」がアルカディア市ヶ谷で開催されました。四部屋にて各12人により同時進行で演じられる約2時間のサロン&テーブルマジックは、お客様が演者の至近距離でマジックを見られ、同じマジックでも、ステージとは異なる親しみを味わえる発表会です。

昨年は、直前に親族が他界し、その事後対応で行ける状態では無く、この発表会を欠席しました。今年は演じるべき新演目の取組みが出来ず、2年連続で出演しないことに相成りました。それでも今年は冊子の頒布を行うべく、40冊をキャリーバックに詰め込み現地入り。この発表会のお客さんは二百名程。また会員のご家族・知人が主体につき、マジックを趣味にされている方は観客の1割程と推測され、冊子をお求めになる方は限定的とは思っていましたが、未配布だった会員分を含め約半分を配布及び頒布出来ました。ただ、出演者の演技が観られず残念!!

※再度の告知となりますが、TAMCの研究委員会で編集をしました…
冊子『高木重朗氏の業績研究』を1,500円(送料込み)で頒布をしております。ご所望の方がおられましたら、非公開コメントでお知らせください。
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# by ishiken55 | 2018-06-02 17:59 | マジック ニュース | Trackback | Comments(2)

『第9回 奇術を語る会』から

先の日曜日(4/29)家人から庭のハナミズキを剪定するよう指示され、八割方を終えたところで脚立から転倒。右脹脛の筋肉を痛め、その他…左胸の打撲、右手親指付け根の捻挫、そして翌日になり左肩口を打撲していることも明判。家人から「今日は、これで止めなさい」との優しい?お言葉に従い、庭師は終了となりました。日曜日なので医院は休みにつき、買い置きの湿布薬を張って対処。それでも、翌日は足を引きずりつつ早朝の力仕事をこなして来ました。力仕事を初めて丁度一年、狙い通りに逞しい?体を与えてくれたものの、古希を迎えた身は、頭で考えるようには動かないことを実感!しました。マジックも、そろそろ演技者としては引退時ではないかと、まじめに考えている昨今です。

脚立から落ちた二日前の4月27日(金)は、横浜中華街の翡翠楼本館にて恒例の「奇術を語る会」に参加しました。YMGとTAMCの有志三名ずつが集まり、中国料理を味わいつつ…奇術を演じたり歓談したりするこの会も、今回が第9回となりました。今回は昨年11月に開催された第8回と同じメンバーでしたが、昨年4月に行なわれた第7回迄、数回に渡って参加されていた山本純一氏が3月に逝去されたので、今回の宴は山本さんへの追悼の思いから始まりました。山本さんはYMGの副会長を務め、2年前からはTAMC会員でもありました。さて、好物のピータンやフカヒレを食しつつ、飲み放題の紹興酒を終盤まで確り煽り、出席者の方々から、興味ある情報や奇術を披露して頂きました。当方は前回の記事で公表した「高木重朗氏の業績研究」が唯一のお知らせ情報でありました。

・氣賀さん(TAMC)からは創作奇術作品「数字当て50」の解説等々を…
鈴木さん(YMG)からは研鑽された3本リング手順の解説書とDVDを…
・児玉さん(TAMC)からは タバコ奇術の入魂演技と自作道具の開示を…
幹事/ 中村さん(YMG)からはMN7で取組まれている研究情報等々を…
佐々木さん(YMG&TAMC)からはカード奇術披露と研究資料データを…

※今回も日が変わっての帰宅となりましたが、収穫多き横浜の一夜でありました。

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# by ishiken55 | 2018-05-02 17:25 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

『高木重朗氏の業績研究レポート』が完成しました。

東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ(略称T.A.M.C)の研究委員会で、一昨年の五月から調査を開始した「高木重朗氏の業績研究レポート」は、三月末にA4判120ページの書籍として製本化が完成しました。そして、既に全体の2/3に当たる約50名の会員へ、例会等にて本の配布を行いました。

前回の「阿部徳蔵氏の業績研究レポート」は電子データ化し、会員と極一部の奇術研究家へ配布をしましたが、今回の研究対象者は、戦後の日本マジック界に多大な足跡を残された高木重朗氏につき、会員以外の奇術研究者/愛好者にも広くその業績を知って頂きたいと思い、1冊千円(郵送は千五百円)にて頒布をする事に致しました。本の数はそれ程多くはありませんが、ご所望の方がおられましたら・・・

実は、この先が問題なのです。この“おうち”には、管理者の実名や連絡先が書かれておりません。それなのに、手違いで本の編集責任者のところに、この“おうち”のURLが記載されてしまいました。対処方としまして、この記事の下部にcomments欄がありますので、そこを開き“非公開コメント”にて、本を希望される方のお名前・メール・ご住所をお知らせください。私の方でメールにてご返信致します。
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# by ishiken55 | 2018-04-07 12:08 | マジック ニュース | Trackback | Comments(9)

日本奇術協会主催『MOM 118回~生演奏でマジックライヴⅡ』

3月14日に日本奇術協会主催の「Magic of MAGIC Vol.118」を南大塚ホールに観に行きました。今回はTSUKASAさんのプロデュース公演で、一昨年の11月に行われた第一回目に続く『生演奏でマジックライヴⅡ』。出演者の半数は前回と同じ演者…TSUKASAさん、TOMOKOさん、大トリの中島弘幸さん、新加入はElysOrchの女性ユニット、ごっちくんとアッキーちゃん+チューバ奏者のじゅうたろう大先生、そしてご案内役はコインマジック等も披露の瞳ナナさんでした。

生演奏で演じるマジックを観賞するのは、優雅な趣きがあり、心に響く奥深い楽しさが味わえて、大満足のマジックショーでした。先のことになるでしょうが、第三弾も期待してしまいます。演奏については、ハープの演奏がありましたが、フラメンコギター等の弦楽器も良いかなぁ~と思いました。また、ごっちくん達のハンドベル+大先生のチューバの演奏は新鮮でとても良かったですが、この箇所の後半に録音響との併用をしていたのは個人的には如何かと感じました。

なお今回の演目で一番楽しめた演技を挙げるとすれば、TOMOKOさんでしょう。前回も拝見していますが、今回の方がお喋りも唱もマジックも~数段良かったです。正に生でしか味わえないエンターテイメントの素晴らしさを肌で感じました。強いて言わせて頂ければ、TOMOKOさんはシンガーからマジックに入られたようですので、カードを桜に見立てた演技の効果を高めるべく、局所のテクニックに磨きを掛けられることで、更に見応えを増して頂けると思いました。

瞳ナナさんと共にMCも担当されたTSUKASAさんから、演技終了後のステージ上の写真撮影はOKとのお言葉がありましたので、出演者の方々を撮らせてもらいました。このような許可は、通常無いことですので、プロデューサーTSUKASAさんのお客さんファーストの思いを感じた次第です。その写真をブログに掲載して良いとまでは云われませんでしたが、TSUKASAさんと大トリで演じられた中島弘幸さんは、知人のよしみで許可を取らずに此処にアップさせて頂きます。
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# by ishiken55 | 2018-03-21 13:43 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

YMG主催『第55回マジックフェスティバル』へ

先日の日曜日(2/25)は午前の所用を済ませた後、即常磐線に乗り一路YMG主催『第55回マジックフェスティバル』の会場「横浜市南公会堂」へと向かいました。開演が14時につき、昼食をお店で摂ると間に合わないので、事前にパンとジュースを買い込み、東海道線に乗換えてから対面座席で食べました。連れが居れば未だしも、一般の電車内で物を食べるというのは、ちょっぴり勇気がいるものです。

南公会堂は昨年と同じ会場。地下鉄「阪東橋」で降りましたが、一つ前の駅が「伊勢佐木長者町」と言うのに気付き、このリッチな駅名に感心しつつ…勝手知ったる会場に向かって速足行。しかし目的地が現れず、不安になって通行人に尋ねると、路を90°間違えた模様で、開演のブザーが鳴る中~目的地に到着しました。中村氏から送って頂いた地図を手にしつつ、今回も方向音痴が露呈してしまいました。

1,2部共に7演目で、16時丁度に終演。この位の演技時間が見る方に取っては理想と思えました。横浜マジカルグループ(YMG)は来年60周年の歴史あるマジッククラブですが、昨年運営上の脱皮を余儀なくされたと聞いています。その様な状況の中で、新規の会員さんも数名出演をされ、新旧の調和がとれたステージを披露されておりました。その中から、印象に残った演目を幾つか紹介させて頂きます。

<第1部>
4名(新人さん?)による「プロローグ」;新聞紙を使ったマジック
 新聞紙がアートになり、復元し、になり…スピーディでダンディな演技。
3名(男性2人,女性1人)の「マジックホスピタル」;笑いを誘うマジック劇
 小道具や動作が笑いを誘発。砕けすぎない演技で、間延びなく楽しめました。
中川氏「しなやかに,そして‥」と中村氏「ハング・ハング・ハング2018」
 スライハンドは~前者のリズミカルなロープと後者のトリッキーなハンガーが光ル。
<第2部>
金原利通氏による「どん どん どん」;風船を使ったマジック等々!?
 バラエティーに富む演技につき、忘却した中で、色変りする風船が強く心に残る。
鈴木昭弘氏による「ザ・トランプ」;客と掛合うカードの移動マジック
 ノーマルデックにつき、後方席は手元は見え難くも、客を惑わす?話芸はお見事!
大トリ/山内敏子氏の「江戸の夢」;シルク,くす玉,花,達磨,大扇子,等の出現
 切れのある動作で、鮮やかに出現する品物が、艶やかにステージ上に立並ぶ。

<追伸>
帰路はクラブの同朋5人で横浜駅近くの沖縄料理店にてチビチビ&グイグイと~??

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# by ishiken55 | 2018-02-28 16:49 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

青山学院大学を初訪問

先週の金曜日(2/16)は、青山学院大学の某教授の元を訪ねました。そして、教授から紹介された出版社の方と本の作成について打合せを行いました。二年近くマジッククラブの部会で業績研究をして来たレポートが、ようやく来月末には完成する運びとなりました。

ネットで青山学院大学青山キャンパスのマップを検索。プリントした地図を手に地下鉄・表参道駅から地上に出たものの…皆目目的の方向が解らず、通りすがりの若い男性に聴きましたが、冷たい返事。それを耳にした女性が助け舟を出して下さり、青学の正門に到着。

打合せを行う**研究科専用棟の場所を門番(?)の方に確認をして、大学内を進みつつ、珍しげに写真を数枚撮りました。私の知人に青山学院出身の方が二人おられますが、学部によりキャンパスが異なるようなので、ここで学ばれたのかなぁ…などと思いつつ~。

教授はマジック部会のお一人でしたので、今回お手数を掛けた次第。なお十数年勤めた青山の教授を退任されることをマジッククラブ会報で訪問の三日前に知りました。退任に当たり、記念講義が行われ、記念パーティーでは粋なお土産マジックを配られたそうです。

打合せ後、教授・出版社の方・教授の専属カメアラマン氏の4人で教授ご用達の中国料理店で会食。その後(田舎者には表現が分からない)洒落た洋風のお店で生ガキなど食し、酔いから見知らぬ客に手品を見せ、教授に散々の散財。帰路は暫く振りの最終電車でした。

写真は…正門近くの横断幕 / 年期を感じる紅梅 / 教授が特注されたお土産手品
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# by ishiken55 | 2018-02-18 16:54 | モノローグ | Trackback | Comments(0)

“ちいさいマジックのおうち”を建ててから13年が経ちました。

昨日の2月3日でこのちいさいマジックのおうちは13回目の誕生日を迎えました。
故に今日は14年目の最初の日になります。昨年12月、16人の学友が市ヶ谷駅近くの『グランドヒル市ヶ谷』の地下1階「桂の間」に集まり古希クラス会が開催されました。その宴席で、この“おうち”を偶に見てくれている友人(非マジシャン)から、最近は「書くネタが無くなって来たようだねぇ」と言われました。「ブログの終焉って、どうしたらいいのかなぁ」と問うたら、「放置し…そっと消え去ればいいんじゃなにの」と言われました。その日は遠くない気がしますが、書く意欲が無くなる迄は~しくしく、ぼつぼつ~続けて行こうと思っています。

昨日は母校奇術部(K.M.C)の発表会を観に行きました。前半・後半それぞれ5演目ずつ、中間に10分の休憩を挟み丁度1時間半のマジックショー。シニア世代が観るにはベストな時間に感じました。今回は三日前に発表会を知るという今迄に無い状況でしたので、演技の中身が心配されましたが、過去の発表会と比較し1番か2番の出来栄えに思えました。また、毎回“首を傾げる演技”が一つはあるものですが、それが無かったのには感心しました。

一番見応えがあったのは、前半の最後に四年生の男子と女子のペアーが演じた「シルク&フラワー」。男女が交互に織りなす技、上品で楽しい雰囲気…良かったです。これは先輩としての贔屓目があるのでしょうが、春連・秋連の演技と比較しても見劣りしないと思いました。男子は長身で結構イケメン、女子はスタイルが良く澄まし顔は美形で笑い顔はチャーミング。こう云う演技を観ていると…半世紀前の自分達の時代は、奇術の技をやるのに精一杯で、観客を楽しませる余裕が無かったのを感じます。半世紀に渡り細い糸が繋がって来たことで、進化した姿を見る事が出来て幸せに思いました。

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# by ishiken55 | 2018-02-04 17:15 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)