カテゴリ:マジック エッセイ( 148 )

マジック愛好家・大ベテラン宅の訪問録

もう二週間以上前になりますが、我孫子にお住いのベテランのマジック愛好家である村越邦雄氏のお宅を初訪問させて頂きました。今春TAMCの研究委員会で作成した冊子「高木重朗氏の業績研究」を、お求め頂いたのを機に、電話で何度か話をさせて貰うと共に、奇術に関する古い情報を手紙でお知らせ下さったりした方です。村越さんは、私より年齢もマジック経験も十年近く先輩であり、高木重朗氏とは、MMC・TCC・連盟(JMA)などを通して深いお付合いを持たれていたそうで、高木氏がご存命の時はTAMCの発表会によく来場されていたご様子。

村越さんからは「お互いの家が近いようなので、是非お寄りください」と云われていたので、10月7日に開催するTAMCのマジック発表会のチケットをお渡しするのと、今クラブ内で探しているマジック関係の冊子をお貸し頂くのが、訪問の主目的でありました。二つの目的を済ませた後、色々とマジック関連の談議を二時間以上に渡りさせて頂きました。このおうちの記事を読まれたことがお有りなのか…四つ玉とファンカードの書籍と道具をご準備して下さっていて、初対面にも関わらず、その資料の幾つかを提供までして頂き、感謝感激でした。

話が一巡したところで、「蔵書をお見せ頂きたいです」と申し出ると、快く奇術書を保管されている部屋に案内して下さった。10畳程の部屋の四つの壁の床から天井近くに掛け、隙間なく、びっしりと、そしてきちんと書棚に縦に並べられた奇術書が収納されているのを拝見。奇術界報などの冊子類を含めると~1万冊近くあるのではと思われる程。貴重な奇術書庫に加わったのが…かの一冊なのだと思うと、誇らしい思いもしました。村越さんは、昭和30年代に早くも「鳩出し」に取組まれ、初代引田天功師の初期の道具造りに関わったそうです。

※写真は上から…
① 引田天功師と村越邦雄氏のツーショット ② 頂戴したファンカード
③ 高木重朗氏業績研究に含めていない訳本(ユニコン発行。出版年不詳)

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by ishiken55 | 2018-09-24 14:50 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

『第8回 奇術を語る会』にて

11月20日の月曜日に『第8回 奇術を語る会』が横浜中華街の「翡翠楼」で開催されました。参加メンバーはYMGの会員とTAMCの会員が三名ずつ集まって、中国料理とお酒を友にマジックを語るブライベートな懇親会です。この会の幹事はYMG所属でマジック・ネットワーク・セブン(MN7)の代表をされている中村安夫氏です。今回のメンバーは、前回参加のお一人が体調不良のため少しだけ若い方に替わりましたので、平均年齢が2才程若くなりました。それでも平均年齢は70才越、しかし皆研究心も好奇心も旺盛な奇術研究家の面々なのです。

この会の中心メンバーは、奇術界の重鎮のお一人氣賀康夫氏。今回も『蘇武牧羊』の新グッズやこの作品をアルファベット化したアイディア等々を披露してくださいました。中村氏はご専門の特許絡みの情報や全国のマジッククラブの出版物の調査について語って頂きました。そして都営の某公園で大道芸を数年経験されたKさん(名門の家柄につきイニシャル表示)からは、その経験談を語って頂きました。当方は所属クラブ内で進めている研究書がありますが、未だ公表出来る段階にはないため、今回は紹興酒を口に運びつつ…情報をお聴きするに終始しました。

今回の“奇術を語る会”で、氣賀氏から、16年前のTAMC試演大会の「おみやげマジック」を頂戴しまいた。私がTAMCに入会したのは十年前ですから、このマジックグッズは見たことがありませんでした。作品名は『十二支当て』考案・デザイン・解説…は氣賀康夫氏です。品位があってこんな素晴らしいおみやげマジックが過去に存在していたことに驚きました。毎回宴席の終わりに記念写真を撮っています。この“おうち”開設以来、自分(いしけん)の顔を伏せて来たのですが、古希前年の今年それが崩れつつあり、今回の写真を小アップ~。
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by ishiken55 | 2017-11-26 17:20 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

阿部隆彦さんのこと。

以下は1ヶ月前の出来事ですが、以前から取上げたいと思っていた方なのです。

マジッククラブ(TAMC)の例会が終了し、集会室から出た所で阿部隆彦さんから声を掛けられた。「渡そうと思い持って来た本があるのだけど、例会時に顔が確認できなったので…」と言われ、手渡された本は『愛の法律クイズ』。前回の例会の折に高木重朗氏の著書の中で一番小形本の鶴書房から発行された『カード奇術』を持参したところ、後ろに座られていた阿部さんが、「その本のシリーズには私も一冊書いています」と言われた。そして裏表紙を見ると、シリーズ24冊の中に阿部さんの本が確認され、「次回持って来ます」と言われていた。今手元にある二冊の小本は、サイズが9×13センチで68ページ、1972年(昭和47年)版で価格は百円。中身は共に充実した内容につき、百円ショップで再販すれば売れるのでは(?)~と思った。シリーズの中にアダチ龍光著『マジック入門』が含まれていて、興味を抱く。

阿部隆彦さんは東大奇術愛好会の元祖だそうで、それを知ったのはクラブに入会した十年程前の事。ただ、この方は半世紀前から存じ上げていた。それは1960年(昭和35年)発行の「奇術研究20号」に『法廷闘争』という奇術劇を阿部眞理也なるペンネームで寄稿されていたからだ。この脚本を基に学生時代の1968年(昭和42年)に文化祭で上演しようとしたことがあり、プログラムにも掲載しながら、直前に人員不足で断念したのを今でも鮮明に憶えている。尚、阿部さんはパズル系の本も出版されていて、その際は~より怪しげなペンネームを使われているのを最近知った。阿部さんは現役の弁護士さん。『愛の法律クイズ』は本業につき実名を使われたようだ。実は私…現在法律に絡む問題を抱えていて、来週霞が関ビル内の法律事務所に相談に行く。阿部さんにお願いするカードが1枚一瞬現れ~即刻バニッシュ~。
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by ishiken55 | 2017-07-23 17:03 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

発行47年目に捲るカード奇術大冊『マスターズ カード テーブル』

2月始めにKさんからお借りした『マスターズ カード テーブル』を返却する前日に、もう二度と手にすることは無いと思い、再度中身を捲ってみた。著者は伊藤正博氏、私と同世代の方で、学生時代にここまで大冊の書をまとめ上げた事に驚愕し、畏敬の念を抱かずにはおられなかった。中身は日本で出版された奇術図書や奇術雑誌に掲載されたカード奇術作品を集めたもので、洋書を直接翻訳した作品、ご自分のアイディアも所々に組み込まれている。そして文面が手書きであることも、その手間を思うと驚きである。

現在は著作権等が厳格に扱われるようになったので、個人用としての作成は自由であっても、半世紀前のこのような書籍を当世に出版する事は許されないだろうが…。この書籍の発行は昭和45年(1970年)9月15日。『はしがき』には、高木重朗氏、加藤英夫氏、濱谷堅蔵氏に、執筆にあたっての謝意が記されている。高木氏は26年前に他界されたが、加藤氏と濱谷氏は今も奇術に関わっておられる。カードマニュプレーションの演技者としても非凡であった伊藤正博氏、現在マジックに携わっておられないそうで残念に思う。

因みに「マスターズ カード テーブル」は350作品728ページ。
  最初の作品は氣賀康夫氏「頭の働らき」~最後の350作品は「ニコラシステム」

《「武蔵工大マジックサークル」の創設者₋濱谷堅蔵氏からコメントを頂く》
「マスターズ カードテーブルの初版は、上下2巻セットの限定版(茶色のハードカバー)で、武蔵工大マジックサークルの部員や友人たちに実費で配布した。ジアゾ式の湿式コピー機を使って1ページずつコピーしたものを製本屋に持ち込み、製本してもらった大変貴重なもの。その後、加藤英夫さんが主宰する「カトーマジックスタジオ」で1巻にまとめ(黒色のハードカバー)、限定出版の形でマニアの方を対象に販売された。(濱谷氏からの貴重な写真を転用)
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by ishiken55 | 2017-04-09 10:31 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

「松旭斎天勝展」の見学と「カードマジッククラブ」の解散-Wメモ

木曜日(3/16)に国立演芸場の演芸資料展示室で公開されている「松旭斎天勝展」を見て来ました。東京に出た折に見に行こうと思いつつ…最終日が近づいて来ていたので、東京のマジッククラブ(TAMC)の例会の前に寄り道をして来た次第です。展示の内容は、河合勝氏のコレクションと国立劇場所蔵の現品が中心で、以前に見たことのある展示品も多かったですが、初めて見る資料もあり目を引きました。現品ではありませんが中に入って直ぐの所に、大きく引き伸ばして展示されていた小樽ともう一つの繁華街の写真も良かったです。

新年会で、“松旭斎天一・天二・天勝”の生涯を描いた松丸賀世子氏著『奇術師誕生』を入手し、読んだ事も展示を見たい思いに繋がりました。自分が天勝の写真で一番好きな“寝ころんだサロメ”の現品展示がなかったのは残念でしたが…。国立演芸場に着いた直後にブザーが鳴り、中入り後の演芸が始まる時間でした。出演者は4名で大トリは三遊亭圓游師匠、その一つ前は北見伸&ステファニー。「もう少し早く来ていれば北見伸さんの奇術が見られたんだ」と想念。「65才以上は千三百円とは~? 次回は演芸を見に来ようっと~!」。
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そして翌金曜日(3/17)の朝、地元の「カードマジッククラブ」の例会へと向かいました。この日がクラブの解散日、最後の例会でした。8年前に私が市に提案し、6月~8月に掛けて開催した5回の『初歩のカードマジック講座』の終了後の9月に、講座に参加された有志の方々により発足したシニア世代のクラブ。自分は専属講師として月一回の例会に出席し、3.11東日本大震災の1ヶ月後には、細やかながら生涯学習センターで「サロン発表会」を催したのが、クラブに取っては唯一の外部の人を対象にマジックを披露の場となりました。

その数ヶ月後、私は私的な事情でクラブに出席出来なくなり、会員の方達には申し訳なく思いつつ…クラブは無くなったものと思っていたところ、2年2ヶ月後に会員の方から電話があり、同じメンバーで活動を続けているので、可能なら又来て下さい!~と。それから3年半、再び例会に出席して来ました。クラブ発足時と発表会の折に会員募集をしましたが、その後6年募集は行いませんでした。施設を無料で使わせて貰うための要件は十名。それが確保出来なくなり、新会員募集の道もありましたが、クラブの中では私が一番若く(?)、これから先、新しい人と接して行くのは“シンドイ”との総意で、解散することになりました。

午前中の例会の後、JR駅近くの「華屋与兵衛」にて全員で昼食会。解散には一抹の寂しさはありましたが、8年近く(自分は2年以上の逃亡歴)月一回、カードマジックを楽しめたことに、皆さん満足されていたのが嬉しかったです。丁度生ビールの半額日だったので、昼間から二杯。最後に写真を撮って和やかにお別れしました。
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by ishiken55 | 2017-03-19 15:29 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

奇術雑誌を“恋い焦れる”ノ記

訳あって…粛々と昔の奇術雑誌を半年以上に渡り調べています。
 「奇術研究」「不思議」「パス」「ザ・マジック」「Genii」
前の4誌は日本の雑誌で、現在では全て廃刊となっていますが、
後の1誌は米国の雑誌であり、前4誌より早く創刊されたのに、
現在に於いても、現役バリバリの八十才越え月刊雑誌なのです。

米国には「Genii」誌以外にも夫々特徴を有する奇術系雑誌が幾つかあるようです。現在の日本には、マジック趣味人の誰もが自由に入手出来る奇術雑誌はありません。「ザ・マジック」誌が休刊になってから、彼此八年近くになります。“マジック誌”に食指を伸ばしてくれる奇特な出版社が現れるのを待つだけでは、解決しないように思え、しからば・・・(この先は通行止め)

過去の奇術雑誌を調べていて思うのは…「不思議」や初期の「ザ・マジック」は、ベーシック・アイテムと云えるマジック演目について、しかるべき人物が、実に詳しい解説をされていて、その価値の大きさを実感しています。「不思議」はその対象演目が一巡した辺りで休刊になった感があります。“良い雑誌”でも、奇術の解説が中心だと長続きしない気がしました。

奇術雑誌は、解説・歴史・情報・知識・展望・文芸・商品~等がバランス良く組み込まれているのがよいのではと思う。夢想は、やがて夢現(ゆめうつつ)~???

調査した「不思議」と「ザ・マジック」の各一冊を参考に掲載。
  この二冊の共通点は「トライアンフ」の解説がされていること。
  左はダロー師の作品です。その人が他界された報道あり~合掌!
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by ishiken55 | 2017-02-27 09:25 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

第72代横綱<稀勢の里>誕生の日に『奇術大鑑』への思いを馳せる

大相撲の稀勢の里が初場所に優勝し、第72代の横綱に推挙されました。そして今日の午後、明治神宮で奉納の土俵入りが行われました。昨日近所のスーパーに買い物に行ったら、稀勢の里の顔が印刷されたサッポロ一番の「田子ノ浦部屋監修・醤油味と塩味のちゃんこラーメン」が置かれていたので、ついミーハー気分で買ってしまいました。故に今日は116円のこのカップ麺が昼食でした。

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優勝が決まった先週の土曜日からのテレビのニュースを見ていると、稀勢の里のご両親が時々写り、局アナの問いなどに答えているのを聞き…彼のお父さんは風貌もそうですが、なかなか味のある方に感じます。稀勢の里は出生が兵庫県芦屋だそうですから、東京から50キロ離れた茨城県の龍ヶ崎や牛久に移り住むことになったのには、それなりの事情があったのだとは思います。


昨年末に所属するマジッククラブ(TAMC)の方から、昭和27年発行の宮入清四郎編『奇術大鑑』をお借りしました。そこに書かれていたのは、昭和26年ごろの40名程のTAMC全会員の肩書付のお名前、その内の30名については、マジックに関わった経歴と愛好の奇術一品を紹介する文が掲載されています。興味を覚えたので、返却をする前に、ネット古書店で同じ本を検索し、現品を手に入れました。

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この本の150ページに戦前から会員であった青木東正氏の記事があります。「山手線池袋駅から東上線に乗換えて成増駅で下車、そこから歩いて五,六分の郊外に青木メタル工場がある。」と書かれ、その会社の専務さんが当時36歳の青木東正氏でした。駅を芯にして工場と180度反対側に青木さんのご自宅があり、この本が出版された当時、隣に私の家があった事が4年前に判りました。


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その家に住んでいたのは、私が24歳位の時につき記憶が無く、父が早世し、母は昔の事を語りませんでした。その事が判明したのは、5年前に母が他界し、一周忌の折に、二つ違いの兄に青木メタルと東正氏の事を話すと、兄は家の場所と東正氏のご子息(現会員)に遊んで貰ったのを覚えていました。その後、事情により幾つか転居。後年私は稀勢の里の“里”に移住し、今では完璧な茨城県民デス。


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by ishiken55 | 2017-01-27 17:39 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

TAMCの新年会で酉年のマジック活動がスタート

 新年おめでとうございます。
(松の内は一般的には1月7日だそうですが、10日や15日説もあるそうで…)

今年のマジックの始動は1月7日(土)市ヶ谷の私学会館(アルカディア市ヶ谷)で行われた東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ(TAMC)の新年会でした。開宴は正午でしたが、手品グッズの入札が1時間前から始まるので、30分前に会場に到着すると、既に多くの方が来場済み。個人的に新年の挨拶を交わしている内に開宴となり、グッズの入札は本三冊のみ。お年玉の無い身としては正しい行為だったかも~。新会員の方6名も参加され、会場は例年以上にフレッシュな雰囲気でした。

宴は例年と同様の進行でしたが、会食の後、昨年3月に逝去された多湖輝先生を偲ぶ時間が20分設けられ、歴代の会長のスピーチ等がありました。また「多湖先生 想い出の展示品」のコーナーが設けられていて、各自が先生を偲べるよう配慮がされておりました。その後、入札品よりも価値があるマジックグッズについてはオークションが行われ、場を取り仕切るお二人の言葉巧みな掛け声に引き込まれて、数千円から数万円まで、気前良くお札が会計の元に吸い込まれておりました。

今回、入札やオークションの多くは多湖先生の遺品との事で、既に例会で配布をし、今後会で保管する道具もあり、如何に多湖先生が奇術道具を多く持たれていたかですね(但し謹呈品が多いものと推測)。先月例会にゲストで来会された小野坂東氏の「マジック道具の販売をしている身で云うのもの何ですが、皆マジック道具を欲しがり買うが、手にした後は見向きもしないのではないだろうか?それより良いマジックを観る方にお金を掛けるべきだ!」と云われていた言葉が脳裏に残っていて、首を縦にゆっくりフムウムと…。

今回の新年会でゲットしたマジックグッズは、入札で手に入れた3冊のマジック関係の本と、精勤賞で頂戴した2015年発売のテンヨー製品1つでした。この内の写真の品川書店から昭和51年出版の青園謙三郎氏著『松旭斎天一の生涯』のみが得難い品。その他は何処に仕舞い込もうかと、断捨離世代の思案橋~!!

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by ishiken55 | 2017-01-12 11:51 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

多湖先生の遺品と別荘に触れて

今年三月…著書『頭の体操』で知られた多湖輝先生が逝去されました。先生が残されたマジック関係の物品について、奥様からTAMC(多湖先生が第16代会長を務められたマジッククラブ)で有効に使って欲しいとのお申し出があったそうです。その中の書籍関係を私(いしけん)の方で管理するように幹事長より要請があり、先月中旬に拙宅に届きました。マジック関係だけとは云え、多湖先生が所有されておられた本や雑誌につき、置く場所をどうしようかと思案していましたが、二つのダンボールに入っていたのは80冊程、思いのほか少な目でした。

考えるに…多湖先生は断捨離の思いから、マジック関連の本は、若い人に進呈したりして、少なくされておられたのではないか~と推測しています。三百冊を超えるマジック書がある自分も、これからは増やすよりも減らすことを考えねばと、一瞬(だけ?)思った次第です。書籍の中には、現在では入手が困難な本や、自分が以前から興味を持っていた未読の本などが含まれていますが、大半は私も所有する本ではあります。現在、これからの本を「多湖文庫」として会員の方に貸出が出来るよう、一日に2,3冊ずつ…本の整理とリスト作りに励んでいます。

先月9/17,18は…マジッククラブの会長さんの軽井沢山荘でのマジック合宿に参加しました。メンバーは八名、クラブ内の活動ではなく有志の集まりです。お二人のKさんが幹事役となり、きめ細かな行程や時間割設定に感謝すると共に、山荘の主の会長さんには限りなくお世話になり、感謝の大袋でありました。プライベートな合宿につき、参加したメンバーの名や顔は控えることにしますが、久しぶりの軽井沢でしたので、自分の備忘録として、訪れた場所の写真を掲載します。

マジッククラブには…軽井沢に別荘を持たれている方が四人おられ、その一人が三月に逝去された多湖先生でした。二つの別荘を所有されておられたそうで、大きい方の別荘は既に売却され、小さい方は今販売に出されているとの事で、建屋の外観とお庭を拝見しました。324坪の土地に28坪の平家と離れ、価格は〇千〇百万円。お買い得な価格ながら、自分には手も足も二枚舌も出ません。パンフレットを頂戴しましたので、多湖先生を偲んだ軽井沢合宿の記念品にしようと思います。

<中軽井沢山荘のマジック合宿中に立ち寄った主な箇所>
中国料理の「四川亭」;酸辣湯麵+餃子=辛さは超抜群。
・千ヶ滝(西区)「輝楽庵」の見学;多湖先生の第二山荘。
星野温泉「トンボの湯」;腎臓手術後初の温泉に浸かる。
・焼き肉「ろぐ亭」;多湖先生御用達の店だったそうです。
そば処「ひょうろく」;このお店にも多湖先生のお写真。

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by ishiken55 | 2016-10-05 16:27 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

マジック活動での「人生訓」

先週の金曜日、地元「カードマジッククラブ」の月一の例会に参加しました。東京のマジッククラブの前週の研修会と前日の例会に参加出来なかったので、久方ぶりのマジック活動でした。仲間は十人に満たない人数で、講師の私が事情により2年2ヶ月もエスケープしていたにも関わらず、足掛け8年も続いているのは、正に奇跡としか思えないクラブです。(多分)…全員私よりも年長ですが、皆さん発足当時と変わらない姿に、マジックが少しは役に立っているのかなぁ~と思っています。

今回は、年二回行われている「食事会をしますよ~」と事前に言われていました。行きは散歩がてら生涯学習センター迄歩いて行きましたが、食事会の和風レストランへは、女性会員さんの車に乗せて貰いました。このクラブは現在会長を置かず一年毎の持ち回りの幹事さんが事務方をされています。その幹事さんが食事を摂り始まる前に、全員に「人生訓」のような書面を配ってくれました。30~40年前に何処かで入手したものだそうですが、自分に取って現実味のある文面でありました。

上文で(多分)…と書きましたが、メンバー間の個人情報は、名前・住所・電話のみだからです。(多分)…趣味のクラブやサークルは同じなのだと思います。それに比し、東京のマジッククラブは入会時に、生年月日・出身校・職業(社名や役職)・マジック歴・信条などの情報を提示しています。これは八十数年の歴史の中で継続されて来たからこそ、出来ていることなのでしょう。自分としては、これは良い慣習と考えています。趣味の集まりとは云え、ある程度の個人詳報の開示は、その後の活動に、程良い信頼感が確保されると思っていますので…017.gif 045.gif

地元のマジッククラブの方が配った「人生訓」は合計5枚でした。
その中で、マジック活動に関係しそうな二点を掲示しておきます。
どうやらこれは、山口県の瑠璃光寺で配布された文面のようです。
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by ishiken55 | 2016-08-22 15:44 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)