<   2005年 04月 ( 9 )   > この月の画像一覧

カードのセパレート技 「フラッシュ・トス」 にトライ!

デックを二つに分ける時<左手から右手に空中飛行させて分ける>、これってカッコいいと思いませんか。この技法を「フラッシュ・トス」と言いますが、またまた私の勝手な命名です。
この技を使い始めた当初は、左手はカードのサイドを立て、右手は上向きで受け取っていたのですが、38年前ごろから今の方法に変えました。そして、方法を変えたことにより、クロースアップマジックのときのカード・ハンドリングとしてだけではなく、ステージ・ファンカードのS字などでのデック分離に応用することも可能になりました。
カードの表面状態は、若い女性の“お肌”のように「温度、湿度、それに論理では説明できない気紛れ度」の影響を敏感に受けるデリケートなものです。この技を行なうときは、カードの表面状態を把握し、カードの振り出し力と角度をコントロールする必要があります。あなたも“キレ”の良いカードの大飛行「フラッシュ・トス」にチャレンジしてみてください。

<技の準備とアクション>
①デックを左手に持ち、左サイドは親指、右サイドは中、薬、小指、を当て、デックを支え持つ。(掌には当てない)
②左手の人差指を、デック外端の下半分に宛がう。
③左手をやや伸ばして腹の高さにし、内端を胸の方向に向けて静止する。
④右手は、“つ”の字にして胸の前に置く。(ここまでの状態は、写真を参照してください)
⑤左手首のスナップと左手の人差指の押し出し力を使って、デックの下半分のカードを振り出す。(ここが一番難しい箇所ですが、言葉での説明には限界があります。想像を働かせてポイントをつかんでください)
⑥左手より振り出されたカードを、胸の前に構えた右手で受け取る。
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by ishiken55 | 2005-04-29 23:05 | カード レクチャー | Comments(0)

マジックは“メモる”が勝ち(価値)

若いマジシャンの方々へのメッセージ・・・・・

私が二十数年の時を経てマジックの再スタートを切ることができたのは、自分の中に沈殿していたマジックのエキスや新旧の解説書が重要な存在ではありましたが、もう一つは学生のころから書き残してきた「マジック・ノート」や「マジック・メモ」も大きな存在価値がありました。

学生のときは自由に使えるお金は限られていましたから、欲しいと思ったマジック解説書を欲するままに買うことができませんでした。今もマジック解説書は他の書籍と比べると割高感がありますが、その当時は更に今の三倍程割高であったと思います。そこで私は「先輩から借用した解説書の中で気に入った作品、発表会で興味を覚えたテクニック、テレビのマジック番組、そして自分の創作とアレンジ作品」等をノートやメモ用紙に書き付けるようにしました。

それらは「カードマジック・ノート」、「カード当て・ノート」、「翻訳カードマジックのメモ」、「クロースアップマジックのルーティンメモ」、「ステージマジックのルーティンメモ」等々の形で今も手元に残っています。最近は歳を取ったせいか、風呂に入っているときなどに閃いたアイディアなどは、時間が経つと直ぐ忘れてしまうので、できるだけ早くメモ書きをするように心掛けています。皆さんの中にも自分の「マジック・ノート」を持っている方もいるでしょうが、そうでない方は今日から作ってみたら如何でしょうか。将来そのノートは、あなたにとって、バイブルの如く、価値が高まるときが必ずやってくると思います。

ps
昨日、JR福知山線で電車の脱線事故があり、百名近い人が亡くなりました。犠牲者となられた方々のご冥福を心よりお祈り申しあげます。人的な問題とシステムの問題が重なって発生した、不幸なできごとのように推測されます。事後対策というのは悲しいことですが、人とシステムの両面からの再発防止策に、真剣に取り組むことをJRに期待すると共に、その動向を「ちいさいマジックのおうち」の訪問客の皆さんといっしょに、監視して行きたいと思います。
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by ishiken55 | 2005-04-26 23:04 | マジック エッセイ | Comments(0)

「ポプラの会」 という人形劇サークルがありました。

マラソンの君原選手が亡き円谷氏との友情を心に秘め、銀メダルを手にすることになるメキシコオリンピックが三ヶ月後に迫った初夏、学生最後の夏を前に先輩のT氏から電話が来る。「A新聞の掲示板にボランティアサークルの出演者募集を見つけたので応募したらどうか」との連絡。二週間ほど放って置いたところ、またT氏から電話が入り「紹介した件はどうした」との詰問。「紹介といっても、新聞に出ていただけしゃないか…」とぶつぶつ言いながらも、そこへ電話をしました。「次の日曜日に応募者の集会があるので来てください」との返事を受け、その日指定された渋谷区の児童館へ出向いたのでした。

児童館は五十人を超える応募者で溢れ返っていて、主催側の人達が応募の趣旨を一生懸命説明しているのですが、どうも応募者との話しが噛み合っていません。応募者の中には、映画の映写道具一式を担いでいる人から、母親同伴の高校生までいて、千差万別の情況でした。私としては、このまま帰ったのでは日曜日を潰して来た意味がないと思い「“弟子ふたり”を連れてくるので三十分のマジックをやらせて欲しい」と交渉、翌週に訪問すると言う町田市の児童施設への出演を取り付けたのでした。

後輩のN君とW君を伴い、代々木駅でサークルのメンバーと合流。前の日曜日に顔を合わせていた女子大生のケイコさん(後に須坂に住むこの人の妹さんと知り合い、青春ドラマのような経験をしますが、一度や二度は誰にでもあることなのかも知れません)が近づいて来て、「このお二人がお弟子さん?」と言ったのです。“むっ”としたN君とW君に「俺達、後輩だけど~いしけんさんの“弟子”じゃない!」と詰め寄られ、交渉の時つい言ってしまったことなのですが、このことは後々までも二人に詰られ続けました。

c0049409_22334844.jpgその日、S養児園のシナトラ・ホール(フランク・シナトラの寄付で創られた小さなホール)で、サークルの「指人形劇」と三人組の「マジックショー」は、こども達の拍手を貰い無事終了したのでした。このサークルが、その年発足したばかりのボランティア人形劇サークル「ポプラの会」でした。ボランティアの出演は、春の「国立第一病院」に続く2回目でしたが、マジックに親しんできたことが奉仕活動に結び付くことを実感できた貴重な日でもありました。(写真はミリオンカードを演じるW君)
本来この出演だけでサークルとの関係が終わる筈だったのですが、後日談があります。リーダーが手品好きだったことから、二人でお酒を飲んだりして交流しているうちに、私はこのサークルに居着いてしまいます。そして「ポプラの会」は影絵人形劇を中心としたボランティアサークルとして活動を続けて行きました。

*二作目は浜田広介原作の「泣いた赤鬼」を上演。
当時既に有名な影絵人形劇作家となっていた藤代清冶氏の作品の模倣でしたが、演出とナレーションを、私と同期にメンバーとなった大野紀志夫さんが担当しました。この人はアマチュア劇団でも活動していた演劇の専門家でしたので、ナレーションの一言一言が、聞く人の心に痺れるような余韻を齎し、なかなかの出来栄えでした。(大野さんは上演直後、プロの新劇俳優となりサークルを去ります。招待されて大劇場の舞台出演を観たり、NHKの大河ドラマや連続ドラマ出演をテレビで観たりしましたが、その演技はすばらしいものの“特別”ではないのです。特別の存在だった人も~プロの中に入ると、ただの“うまい人”になってしまう。マジックの世界も同じことなのだろうとその時思いました。)

*三作目はアンデルセン原作の「おやゆび姫」を上演。
年一回の新聞広告でメンバー募集を繰り返す中、リーダーのテツさんは奉仕を主体としたボランティアを求めてサークルを去ります。私は影絵人形劇上演の時は、サブの出し物としてマジックを演じていましたが、演劇の専門家不在となってしまったため、私が影絵人形劇の台本を書き、ナレーションも担当することになります。いつの間にか、私は影絵人形劇の“似非”演出家となってしまったのでした。そのことに戸惑いを持ちながらも、「おやゆび姫」は同年代のメンバーの協力を得ながら、無事公演を終えたのでした。(写真は「おやゆび姫」の一場面)

そして・・・「ポプラの会」は1971年5月末に解散しました。私が初めてサークルを訪れてから三年近くが過ぎていました。その終焉を自分が決めることになろうとは、当初は思いも寄らないことでした。解散の日、中心メンバー4人で新橋の街で飲み明かしました。次の日から、累計50人ほどのメンバーが活動したサークルの“姿”は、どこにも存在しないことになりました。私も、<ボランティアとは何だろう?>ということを考える機会を与えてくれた“寄り道”から、元の“マジック街道”へ戻ることになったのでした。
足場を持たない若者の集まりは、儚く脆い存在ですが、それだけに若者を惹きつける魅力を持ち、中島みゆきさんの「時代」の詩のように、“出逢いと別れをくり返し”ながら、“姿”を換えつつ、時代の中でまわり続けているのでしょう。
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by ishiken55 | 2005-04-23 11:54 | モノローグ | Comments(0)

珠玉の 「カード当てマジック」 <作品 1>

4月10日のプレビューでお知らせしたことを実行に・・・・・
「カード当てマジック」の第一弾として、40年前に先輩のK氏から伝授された作品を紹介します。この作品は“カード当て”の中で私の一番好きなカードマジックですので、“カード当て”を披露するときには一番始めに演じることにしている作品です。この「カード当てマジック」、実に見事な構成となっていて、アレンジの余地がない完成度の高い傑作なのです。

このマジックに使用する技法はビドルムーブのみですから、カードマジックの基礎を習得していれば、誰でも演じることができます。そんな貴重な作品を開示してよいものかと迷う気持ちもありましたが、同朋から生れた(と思われる)この優れた作品が、私の歩んできたグループの中でも、ほんの一部のマジシャンのみしか伝わっていない現実を知り、公開することにしました。前置きが長くなってしまいましたが、さっそく解説に入りましょう。

<手順>
①客に裏向きのデックの中から1枚のカードを選んでもらいます。
②そのカードを演者に見えないようにして、よく憶えてもらいます。
③客のカードをデックの中に戻してもらい、カード全体をよく揃えます。
④デックを客に渡し、好きなようにシャフルしてもらいます。
⑤デックを返してもらい、そのままの状態で上から5枚づつを表に向けていきます。(写真上)
⑥5枚の中に自分のカードが無ければ「ない」と、あれば「ある」と客に言う様に頼みます。
⑦客が「ない」と言った5枚のカードは、裏向きにしてテーブルに重ねて置いておきます。
⑧客が「ある」と言った5枚のカードを残りのパケットの上に乗せ、客によく見るように促してから、1枚づつ数えて右手から左手に渡します。(写真下)
⑨客に5枚のカードの中で何枚目に客のカードがあったか尋ねます。このとき残りのパケットはテーブルの上のパケットに、さりげなく置きます。
⑩客が「3枚目」と答えたら、3枚目にあるか確かめる様に行って、カードを客に渡します。
⑪客が自分のカードが「ない」と言ったら、テーブルの上に置かれたデックを取り上げます。
⑫右手でデックをリボンスプレットすると、客のカードのみが表向きで現れます。

<シークレット>
①はフォースを使用します。
⑧で客のカードが出てきたら、何気なく客のカードを5枚のカードの中央に移動します。そして5枚を数える時、3枚目をビドルムーブで右手のカードのボトムに移動してしまいます。

*この“カード当て”の不思議さと楽しさを高めるためには客との会話が大切です。あなたのパーソナリティを生かした会話シナリオを考えてみましょう。
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by ishiken55 | 2005-04-19 22:21 | カード レクチャー | Comments(2)

ロープの“端”のトリートメント

ロープマジック用のロープの“端”、けっこう曲者ですね。切りっ放しにしておくと、解れて、“ぶわぶわ”になってしまいます。カラーテープを巻いて解れを防いだりしますが、テープの色がロープの色と異なると目障りになります。接着剤で固める方法もありますが、適切な接着剤を買わなければならないし、処理にテクニックを要し面倒です。

そこで、私はロープの端から1cmぐらいの所を木綿糸でぐるぐる巻いた後、糸の両端をしっかりと結び、解れを防止しています。この方法、処理が簡単で見た目にもロープの色を妨げません。<百聞は一見に如かず>下の写真を参考にしてトライしてみてください。
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by ishiken55 | 2005-04-17 22:01 | マジック グッズ | Comments(0)

“いしけん”は 「ファンカード」 の“ファン”なのです。

前にもお話しましたが、“たばこ”のマジックと共に長い年月親しんできたもう一つのステージマジックが“ファンカード”です。そのファンカード、最近はあまり人気がないようです。デザイン、紙質、サイズに関して総合的に優れたファンカードは見当たりませんし、ファンカードそのものがほとんど販売されていないのが実情です。昨秋カズ・カタヤマ師が東京堂出版から出版した本「図解ステージマジック入門」で、ファンカードの基本の技法とルーティンを解説していました。ファンカードの普及の足掛りとなると思いますので、とてもうれしいことです。

私はファンカードを演じますが、カードマニピュレーションはやりません。カードマニピュレーションの中でファンカードを取り入れている演技を見かけますが、ファンカードの部分は取って付けたような内容で、且つファンカードのテクニックは正視に堪えないものもあります。(キツイことを言ってすみません。ファンカードを愛する気持ちからなのでお許しください)私はファンカードをステージマジックとして一つの独立した演目と考えています。それがそうなっていないのは、見せられる(魅せられる)テクニックを持ったマジシャンがほとんどいないからなのだと思います。
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私が主に使用してきたファンカードは任天堂製(左)とトリックス製(右)です。どちらも手元にあるカードは、ステージで使用するには躊躇するほど古くなってしまいましたが、残念なことに両方とも現在販売されていません。任天堂製を扱っていたテンヨーに理由を聞いてみましたが、任天堂との間で何かあるようでした。またトリックスは製造しても売れないからと、つれない答えでした。そこで、この二年間、自分の演技にフィットするファンカードを求めて歩き廻りました。その結果下記の写真に示すカードを入手しました。それでも任天堂のカードに勝るものには、未だ巡り合えていません。

<上段の左から(紙製品)>
*UGM製;任天堂製に近いデザインですが、赤と青の色がくすんでいるのが難点。
*マジックランド製;紙質は良いが、色の間にアクセントないのが難点。
*ウインドミル製;昔JMAで多種類のウインドミル製を扱っていたが、その中でも地味なデザインのものだけが今も売られていた。
*DPグループ製;サイズは特大で魅力はあるが、紙質が厚く重いためにテクニックが制限されてしまう。また緑系の色が無く色彩の変化の美しさを表現しずらい。

<下段の左から(薄手タイプ)>・・・私にはこのタイプは全く合いません。
*テンヨー製;任天堂製と同一デザインなのですが、何故か迫力がない。
*DPグループ製;地元のトイザラスで購入。良い点なし。(ごめんなさい)
*UGM製;薄手タイプの中ではベスト。ロング形は良いが色合いが淡いのが難点。
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“ファンカード”は“たばこ”とは180度異なり、とことんグッズにこだわりを持っていますので、納得のファンカードを求めてのさすらいの旅は、これからも続くことになりそうです。
パソコンでWindowsの窓を眺めていると、任天堂のファンカードに見えてきて~。

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by ishiken55 | 2005-04-13 22:15 | マジック グッズ | Comments(0)

カードマジック 「カード当て」 のプレビュー

観客の選んだカードを当てる「カード当て」のカードマジックは、無限の広がりを持ったマジックです。マジックの技量レベルに関係なく、クロースアップ・マジシャンであれば、数種類の得意な「カード当て」作品をお持ちのことでしょう。学生時代の私の“カード当てノート”には、収集作品と自作を含め、40種類の「カード当て」マジックが書かれていました。ただし「カード当て」を得意になって、多く演ずると観客は飽きてしまうものです。得意なものを2~3品、観客が多くて盛り上がったときでも5品ぐらいに留めるべきと考えます。

「カード当て」は、ちょっとしたアイディアを取り入れれば、あなたのアレンジ作品を創ることができますので、創作マジックのチャレンジには最適のカテゴリーとも言えます。私は「カード当てルーティン」を創っていますが、これを紹介しても個々の作品が一般には知られていないので、ルーティンとしての参考にはならないと思われます。そこで“珠玉”の「カード当てマジック」数作品を、一品毎に紹介することにしました。次回から開示を始めますのでご期待ください。今回は、その予告に留めますが「カード当て」マジックの構成について述べておきます。
(当たり前と思われるでしょうが、構成を確り把握しておくことが重要なのです)

<カードの選択>
フリー、キー、フォースの中から手法を決め、観客にカードを選択して貰います。

<カードのコントロール>
カット、シャフル、パス、ムーブ、パーム、スチールなどの技法を使用します。

<カードの出現>
一番晴れがましい場面です。多くの方法の中から“あっ”と驚く技法を使用します。
(ミスディレクションも効果的に利用しましょう)
※最近見かける「フラッシュカードチェンジ」などは簡単で良い技法と思います。
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by ishiken55 | 2005-04-10 21:06 | カード レクチャー | Comments(0)

「たばこ」 マジックの頑固なポリシー

“たばこ”を買い始めたのは十八の頃。(吸い始めたとは言っていません)
苦労して“たばこ”を禁煙したのが二十七の夏。(たばこは命を縮めます)
それでも私の“おうち”には、灰皿とライターとたばこ箱が部屋に置かれています。

社会人になったとき、どういう場面でも即座に演じられるマジックとして“たばこ”を選び、十年間研究しました。その集大成としてまとめたルーティンが「3本のタバコ」です。このルーティンに則って演じたのは、2回目の豊島区民会館ホール出演(昭和54年)の時だけですが、白い“たばこ”のキレのよい出現と消失の変化をコンセプトにした2分ほどのシンプルなルーティンです。私が演じて来たステージマジックは、“頭と体とメモ”でルーティンを憶え込んで来ましたので、ルーティンを文章にしていません。その中で唯一“ルーティン書”としてまとめたのが、このたばこの演技です。手書きのため希望の方がいてもデータで送れないのが残念です!

これを演じた直後から、マジックのフェーズアウトが始まるのですが、「3本のタバコ」を多少簡略化しつつも、“たばこ”のマジックだけは、請われれば(請われなくても)“いつでも~どこでも”演じ続けてきました。下記に私が“たばこ”マジックを演じる際のポリシーについてお話しますので、“たばこ”マジシャンの方々の参考にしていただければと思います。

<道具>
*白の視覚の良さを保つため、レギュラーサイズの白色フィルタ付きを使用する。
 (両切りやキングサイズはNG)
*たばこの本数は1~3本、その場の状況で使用する本数を決める。
 (2本がノーマル。人から借りるときは、たばこの種類に注意)
*たばこ以外の道具は使用しない。(シンプルさが大切)

<会場>
①照明がある。(スポットライトが望ましい)②音楽がある。(曲目は拘らない)
③観客より一段高いステージがある。(白色のバックはNG)
この中で、二つ以上該当する条件が揃っていれば演じることにする。
揃わない時は固辞する・・この掟を破って演じてしまうと悲惨な目に遭います。

<演技>
*子供を対象にした催し物や禁煙場所では、点火しての演技はやらない。
 (点火無しのときのルーティンを決めておく)

[追伸]
条件が揃っていても、水商売のおねえさん達にモテようとして演じるのは慎みましょう。そういう場所では通常受けません。マジックはハイソな“アート”につき、知性の高い女性にしか受けません。どうしても酒場で演じて受けたければ、“それなり”のおねえさん達がいる「銀座」のバーかクラブでやるようにしましょう。
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by ishiken55 | 2005-04-06 22:41 | タバコ レクチャー | Comments(0)

「下剋上の輪」 のマイ・グッズを作ってみよう

「下剋上の輪」というロープマジックをご存知ですか。
・・・知らない筈です。先ほど私が思いつきで付けた題名ですから。
1つの輪に色の異なる輪を通してから、2つ折りにして左手の親指に掛け人差指を閉じます。右手で上のロープを下に引っ張ると、不思議にも上下のロープが入れ替わってしまうというマジックです。実社会の人間関係や、男女の関係を示唆しているような現象です。このロープマジックには秘密の“タネ”は何もないのですが、考えれば考えるほど不思議な現象なのです。

私はこのロープマジック・グッズをカラフルな細めのロープで作り、2組分をカードやコインと一緒にクロースアップマジック用の小さなキャリングバッグの中に入れています。これを演じて、観客がその不思議さに興味を示したときは、観客にも一組を渡して、その不思議な現象を自身で体験してもらいます。更にその観客が“かわいい”おねえさんか、マジックのファンになりそうな人のときは、そのグッズをプレゼントすることにしています。

<材料>
色の異なる細めのロープ2本を、手芸用品店か百円ショップで買ってください。百円ショップで1色3mの長さで売っています。ロープの色は、好みの色の中から、カラフルで2本の色の違いが明確なものを選んでください。私は赤と緑のロープを使っています。

c0049409_9311845.jpg<製作>
ロープを60cmの長さに切り、切り口を結んで輪にします。結び目は解けないように確りと結び、結び目の端はできだけ目立たないように短く切っておきます。百円ショップのロープの場合3mから5本作れますので、一組40円の愛らしいマジック・グッズが出来上がります。

c0049409_9315237.jpgこのマジックは、太いロープで大き目の輪を作り使用するとステージマジックとしても演ずることができます。その作品を解説している本を紹介しておきますので、参考にしてください。
*「入れ替わる輪」
(高木重朗著 東京堂出版「ロープマジック」)
多くのロープ作品が紹介されていて、ロープマジックを志す人の必読書です。
*「紅白ロープ」
(堤芳郎著 保育社カラーブックス「マジック入門」);絶版。
文庫本ながら、美しいカラー写真がふんだんに織り込まれ、見て楽しいマジック本です。
*「紅白ロープの変化」
(西村幸夫著 金沢文庫 「社交マジック」);絶版。
結婚披露宴で演ずる作品を中心に紹介されていて、現在では貴重なマジック解説書です。
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by ishiken55 | 2005-04-02 09:58 | マジック グッズ | Comments(0)