<   2005年 05月 ( 8 )   > この月の画像一覧

「タバコ・マジック」 のワンポイント・レクチャー <1>

私の「タバコ・マジック」は、その殆どが公知の技法の組合せで構成されています。ただ長年演じて来た過程で、技法の幾つかに私のアイディアを取り入れています。小さな工夫ですが「タバコ・マジシャン」の方々の参考にしていただければと思い、数回に渡って開示することにしました。今回はその1回目として、タバコの“増やし方”のアイディアについてお話します。

<“いしけん”のタバコの増やし方>
フィンガーピンチの状態から、タバコの下に親指を入れてタバコを立ち上げて出現させる技法は、タバコの出現する部分が長く、タバコの出現方法の中では一番美しい技法です。この理由から、私の「タバコ・マジック」は、フィンガーピンチからの出現を多用しています。しかし、正面を向いた状態で、左手から右手にタバコをシークレットにシフトしてタバコを増やす技法には、フィンガーピンチで受け取る技法が見当たりませんでした。

そこで、私はタバコを密かに隠し持つ左手はフィンガーパームとし、タバコを受け取る右手はフィンガーピンチとすることを試みました。当初は、タバコのフィルターが硬いために右手のフィンガーピンチした指の間に空間ができて、客側からタバコが垣間見える状態になりがちでしたが、フィンガーピンチした指の姿勢と力加減のコツを掴んでからは、自然な形で行なえるようになりました。
※下の写真は、演者側から見たシークレット・シフトの「前」「瞬間」「後」、
 そしてフィンガーピンチで「タバコを出現」した時です。
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by ishiken55 | 2005-05-29 20:54 | タバコ レクチャー | Comments(0)

「石田天海師」 のこと

石田天海師は、カードやコインの“テンカイ・パーム”の発案者として、マジシャンには広く知られています。しかし昭和47年に他界されていますので、時代と共に実像を知る人は少なくなっているのではないでしょうか。日本のマジシャンに取り、アメリカで長期に渡り活躍された最初のマジシャンとして忘れてはならないビックなお一人です。
天海師は大正時代の末に松旭斎天勝一座の一員として渡米、天勝一座が帰国した後も、おきぬ夫人とアメリカに残り、三十年以上の間マジシャンとして活動されたという方です。また、ダイ・バーノン氏を始め多くの著名なマジシャンと親交を持たれていたことでも知られ、そのことはマジシャンとしての技量の凄さを想像させるものがあります。天海師は昭和33年に69歳のときに帰国されたとのことです。私は、その天海師に、たった一度ですが舞台上の姿を拝見し、師の小品のマジックを観る幸運の“とき”を得ています。

それは昭和42年6月25日JMA主催の「手品まつり」でした。c0049409_21551045.jpg
天海師はその時77歳、おきぬ夫人と虎ノ門ホールの舞台に来賓として立たれ、「ハンカチの復活」を演じられました。おそらく高木重朗氏の招聘に応じて来場されたのではないかと推測されます。マジックを始めて三年、天海師のことについては、ほとんど知識が無い頃でしたが、あの大きな虎ノ門ホールでの、お歳を感じさせない見事な演技を今でも鮮明に憶えています。(その時から38年、私もそれなりの年齢になりましたが、天海師のように高齢になっても、小品のステージマジックをさらリと演じることに憧れを感じます)
最近、天海師のことをもう少し知りたいとの想いを抱いていますが、相応の本が見当たりません。ネット古書店の「レッドスケルトンズ」でチェックを掛けていれば、良い本に巡り合えるかも知れないと考えたりもしています。

その舞台は、プロマジシャンとしてデビュー間もない北海マキ師の演技を初めて観た時でもありました。(演技構成は、中華蒸籠セイロをメインに私の大好きなチャイニーズステッキ等を織り交ぜた中国系マジックでした)北海師の演技は、アマチュア主体のステージの中、別格の迫力があり異彩を放つ演技でした。“北見マキ”師は今でも第一線で活躍されていますが、この方ほど演技スタイルの変わらないマジシャンは稀有なのではないでしょうか。
もう一人、その舞台で初めて拝見した方が、まだ少女の雰囲気が残る長谷川ミチさんでした。最近、日本奇術連盟(JMA)の会長になられたと聞きました。・・・JMAの中興を、田植えも終わり早苗が日毎に伸び立つ長閑な茨城の里から、祈念しています。
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by ishiken55 | 2005-05-25 22:01 | マジック エッセイ | Comments(0)

“いしけん”の 「ワン・コイン・ルーティン」

「ワン・コイン・ルーティン」と言えば、藤井明さんの作品のように、左右の手によるマッスルパスを組み入れた難易度の高いルーティンがありますが、このような作品は年配になってからマスターするにはハードルが高すぎるように思います。とは言うものの・・・たった一つのコインで観る人を惹きつけることができる「ワン・コイン・ルーティン」は、使う道具のシンプルさから、とても魅力のあるアイテムです。

今回は、難易度の高い技法を使用せずに、ファニーな感じに構成された私の「ワン・コイン・ルーティン」を紹介したいと思います。コインマジックに馴染みのない方でも、少し練習すればマスターできますので、ぜひチャレンジしてみてください。五百円硬貨が一つあれば、“いつでも”、“どこでも”演じられるこのコインマジック、これ一つであなたも“コイン・マジシャン”の仲間入りです。
<道具>
五百円硬貨1枚。(ただし“別法”で演じるときは、ハーフダラーを使用)
<服装>
裸の下膊(肘と手首との間)を使いますので、半袖か、長袖シャツの時はたくし上げられる状態が必要です。(服装が合致しないときは“ステップ1”を省略するか“別法”を適用する)
<手順>
[ステップ1]
c0049409_1219752.jpg① コインを右手に示してから、右手の指先のコインを左下膊の内側に摺り込む仕草を行なう。
(摺込む動作中に、コインをサムパームする)
② 右手を左下膊から離すとコインが消えている。
③ 右手を左下膊の下に移動してから掌を返し、下膊の外側に添える。
(①~③の間は下膊を動かさない。またサムパームしたコインは指先へ移動する)

c0049409_12212297.jpg④ 右手を当てたまま、左下膊全体を内側から少し大げさな仕草で回して裏向きにする。
⑤ 左下膊を回転させたことにより、右手は左下膊の外側に宛がわれている。この右手を、本を開くように掌を返すとコインが現れる。
⑥ 下膊の内側に摺り込んだコインが、外側に“張り付いていた”いうアクションで、右手の指先でコインを引き剥がすようにして取り上げる。

[ステップ2]
c0049409_12214397.jpg① コインを右手にスペルバウンドポジションで持ち、左手にコインを取る動作を行なう。
(このときフレンチドロップを行なう)
② 左手を開き、コインの消失を示す。
③ 左手は内側に返しながら軽く握り、右手は軽く握りを作りながら右上に移動する。
(このアクションの間に右手のコインをドロップさせて左手に移動する)
④ 右手を開きコインがないことを示す。
⑤ 右手でパッチンをしてから指先で左拳を指し示す。
⑥ 左拳を返してから開き、左掌にコインがあることを示す。

[ステップ3]
c0049409_12215731.jpg① 左手を開いたままで、左掌の上にあるコインを半返しで右掌に移す。同様の動作で右掌から左掌に、また左掌から右掌にコインを移す。
② 前と同じ動作で右掌から左掌にコインを移し、左掌のコインを握って甲を上にする。
(この時、左掌に移したコインを左手の指先で右手に弾き返し、右手にフィンガーパームしてしまう)
③ 左手を開きコインが消えていることを示す。
④ 右掌を右上方に上返し、一瞬の間を置いた後、右手を開きコインを出現させる。

[ステップ1の別法] ・・・(準備;右手にコインをクラシックパーム)
① 左掌を開き何もないことを示す。
② 左掌を返しながら握る。(この時、マッスルパスで右手のコインを左手に移動)
③ 左手を元に返して開くとコインが出現する。

④ 右手でコインを取上げ客に示し左手に渡す。(この時リテンションパスを実行)
⑤ 左手を開き、コインが消失していることを示す。
⑥ 右手を左掌の裏側に入れ手を返した後、手を下げると指先にコインが出現する。

<後記>
*解説が長くなってしまいましたが、たった20秒のルーティンです。
*“別法”は、マッスルパスを確りとしたクラシックパームの位置から行なえるので、マッスルパスに自信はないが、トライしてみたいという方に最適と思います。
*“ステップ3”の技法は、奇才の後輩W君が紹介したものと記憶しています。高木氏著「コインマジック辞典」やカウフマン氏著「世界のコインマジック」(共に東京堂出版発行)をチェックしましたが出てきませんでした。(邪道な技法なのかも知れませんが、何しろ40年近く馴染んできた技法なので愛着を持っています)
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by ishiken55 | 2005-05-21 12:38 | 色々 レクチャー | Comments(0)

「コメント」 と 「リンク」 のこと

先週、この“おうち”を開設して以来、初めてのコメントをいただきました。
そのコメントの発信者が「びっくり箱」の“さとるさん”だったので、とてもうれしくなりました。
(とは言っても、マジック系サイトで一番人気のこの方に、お会いしたことはないのですが)
また、つくば市を拠点に活動をされている貴公子然としたプロ・マジシャン“マーカ・テンドー師”の公式サイトへのリンク付けを許可していただきました。
(またテンドー師サイトのリンクに、この“ちいさいマジックのおうち”を載せても頂きました。)
つくば市周辺にお住まいの方は、マーカ・テンドー師出演のショーがあるときには、ご家族揃って観に行きましょう。
ごく一部の読者を対象に、ひっそりとマジックへの想いを綴るというのが、当初の考えであったのですが、その枠を広げるような事をしているのかも知れません。

  世阿弥の言葉・・・・・<初心忘るべからず>
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by ishiken55 | 2005-05-17 21:33 | マジック ニュース | Comments(1)

珠玉の 「カード当てマジック」 <作品 2>

「カード当てマジック」の第二弾は、マジックを始めて二年が過ぎた頃に、先輩のT氏から伝授された作品をベースに、私のアレンジを取り入れて完成させた作品を紹介します。フォースを使わない“カード当て”の中ではベストの作品と思っていますので、カードマジックを披露するときは必ず演じる作品です。

<準備>
カードケースをマットの左前方に、さりげなく置いておく。
<手順>
①デックを裏向きでテーブル又は両手に広げ、客に1枚のカードを選んでもらう。
②選んだカードを演者に秘して憶えてもらい、演者は残りのカードを閉じ左手に揃え持つ。
③右手で左手のデックをリフルし、その中に客の好きな箇所に選んだカードを戻して貰う。(このとき、戻したカードは完全にデックの中に入り込ませずに、少し端が出るようにする)
④左手の人差指で客のカードを押し込むと同時に、客のカードから下のカードを右手でヒンズーシャフルのアクションで抜き取りシャフルを行なう。これで客のカードはボトムにコントロールされるが、客は自分のカードがデックの中に入れ込まれ、その後でシャフルされたように思っている。(この技法は私が独自で始めたものです。高木氏の「カードマジック辞典」内チェックでは見当たりませんでしたが、独創的なものではないので類似した技法の解説はどこかに載っているのではないかと思います。シフトの一つでしょう)
⑤もう一度ヒンズーシャフルを行い、ボトムにある客のカードをトップにコントロールする。
⑥「あなたのカードを取出します」と客に告げ、左手のデックをワンハンド・カットの要領で二分割し、上のパケットのボトムカードを、左手の親指でせり上げてトップに表向きに載せる。
⑦そのカードを右手で取り上げ「これが、あなたの選んだカードですね」言うと、客は「私の選んだカードではありません」と言う筈です。
⑧演者は、そんな筈はないと言う素振りで、そのカードを覗き込み、納得できないと言うという表情で、そのカードを下向きにし、左手はテーブルに置いたカードケースを持ち上げる動作を行なう。そして右手のカードをカードケースの下に差し置く。(このとき、右手のカードを、左手デックのトップにある客のカードとを“トップチェンジ”で交換してしまう)・・・[下の写真参照]
⑨演者は、客に「あなたの選んだカードは何でしたか」と尋ねる。客が自分で選んだカードを公表したら、演者は「えっ」と言う表情をする。そして「それは、先ほど見せたカードではないですか」と詰問すると、客は頑なに「違います」という筈です。「それでは、もう一度先ほどのカードを、あなたの手で取り上げて、よく確認してください」と客にお願いする。
⑩客がケースの下に置かれたカードを表にすると“客のカード”に換わっている。
<ポイント>
この作品は、⑨の箇所で“左手はカードケースを取りに行き持ち上げ”、“右手はカードを伏せてカードケースの下に置く”という自然な左右うの手の動きを、巧みにミスディレクションとして利用しています。この点を理解してアクションを練習してみてください。
“トップチェンジ”については、いろいろの本で解説されていますが、ポール・ルポール著「Card Magic」を参照することを、お奨めします。
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by ishiken55 | 2005-05-13 21:24 | カード レクチャー | Comments(0)

GWのマジカル・ライフ

ゴールデン・ウイークも最終日となりました。連休の始めは、あれこれと過ごし方について想いを巡らし、楽しい気分に満ち溢れているのですが、終わりになると何か寂しい気分になります。(今日は曇天なので、そんな気分を助長しているのかも知れませんが)
さて、このG・Wの期間中に二回ほど東京を訪れましたが、その中でのマジックに関することについてお話します。

<その1>
東十条にある渋谷慶太師のマジックショップを初めて訪れてみました。路地裏にあるにも関わらず、十数人の客がいて賑わっていました。高校生、大学生の客が多く、私より上の年代の客も数人いて、中間世代がいないのが特徴的でしたが、慶太師を含め三人で親切に客に対応していて好感が持てました。また商品の種類は他のショップと比べると多く、特売品もあったりして人気の理由が感じ取れました。
展示棚に、とても良いデザインのファンカードが目に入ったので店員に購入を希望したところ、非売品とのこと。(売れないものは展示しないでほしい!)それでも別の引き出しに入っていた中から二組のファンカードを買いました。一つは“ティーアイ東京”製、もう一つは“ウインドミル”製で、展示品と比べると見劣りはしますが、どちらも実演に使えるレベルのカードです。(写真の右がティーアイ東京、左がウインドミルです)
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数日置いて、この数ヶ月に買ったファンカードと従来から使用しているファンカードのすべり粉塗りを3時間掛けて行いました。(当分ファンカードを買うのは止めにしようと思いました)
その他のグッズとしては、パドルマジックのセット品などを見せて貰いましたが、今回はパスし、バイスクルの異色品二点とデザインが気に入ったウォンドを買いました。

<その2>
エキサイト・ブログに「イベントスケジュール」というマジックの催し物情報を載せているブログを見つけました。その中に5月7日に「関東大学奇術連盟」の発表会を赤羽会館で催すことが載っていましたので、(特定の学校を除くと)三十年振りに学生の発表会を観てきました。その感想を簡単にお話します。

[良かった演目]
*パラソル(法政、女子);表情が良かった。かわいかった。
*リング(成蹊、女子);アクションが良かった。可憐さが良かった。道具も良かった。
*ハト(立教、男子);テクニックが良かった。構成が良かった。
*和妻(東大、男子);並外れた豪華さが良かった。研究のあとが感じられ素晴らしかった。

感想は、あくまでも私の個人的なものですので悪しからず。(ただし、ロリ・コン趣味で選んだのではありません。マジックのトータルの出来栄えで選んだので、誤解の無き様に)
一つの大学の発表会とは異なり、お祭り的な催しのようなので、各校のレベルを評価するのは適切ではないのでしょうが、現状の各大学クラブ(サークル)の総合技量が透けて見えるようにも思えました。
私も学生クラブ出身なのですが、私の所と同時代に創設された千葉大(吉田さんという方が「頭の体操」の多湖輝先生を顧問に担ぎ発足)は今でも活動しているようですが、武蔵工大(学生界のスターだった浜谷さんが創設し、破竹の勢いがあった)は単科大学の宿命なのか消滅してしまったようです。また当時は存在していなかった筑波大は、私の住む県に在ることと、昭和48年に前身の東京教育大4年生だったヨウコさん(その後、後輩のD君の奥さんとなる)に母校の発表会の司会と演技出演をしてもらったことがあり(か細い関係かも知れませんが)、応援をしています。
今回の発表会にマーカ・テンドー師が来場されていましたが、この方も“つくば市”に事務所を置いているとのこと。何故なのかと思いつつ・・・G・Wの記事を終わることにします。
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by ishiken55 | 2005-05-08 17:53 | マジック ニュース | Comments(5)

消えた“ステージマジック”

私がマジックの道に足を踏み入れた頃に現れた「ダンシングケーン」や、二十年近く経ってから出現した「ウォンド」などの演目は、今でも盛んに演じられています。しかし私がマジックを始めた頃には人気でしたが、最近ステージで会えなくなってしまった演目もたくさんあります。その中から名作として記憶に残るものを三つ取り上げます。

メリケンハット
三十九年前に観たマギー信沢師(一見マジシャンには見えない人でしたが)のメリケンハットの演技はすばらしいものでした。そういえばこの人、マギー司郎師の師匠ということを最近知りました。ハット(帽子)その物には何の仕掛けがないのがすばらしい点で、演ずる人のイメージに合ったデザインのハットと取り出しものを選び、個性的な演出をすれば、新鮮なものになるように思います・・・!?

ピラミッド
これを得意としていたプロマジシャンが以前いましたが、名前が思い出せません。
テンポのよいハンドリングと、演者の表情が重要なポイントとなる演目です。取り出すものはシルクが主体となるので、シルクマジックと併せるとエレガントな雰囲気が出せます。更に、女性が演じると可憐さが出て、“タンバリン”などよりも似合うと思います・・・!!

コーンとボール
プロマジシャンが演じている記憶がありませんが、学生マジックの発表会には必ず含まれていた演目です。タネの良さは抜群なので、カラーチェンジに工夫をし、四つ玉の技を取り入れる(ただしシェルの使用は避けたい)と演技に広がりが出るのではないでしょうか。サロン・ステージにはとても合う演目と思います・・・?!

実は、この三作品とも私は演じたことがありません。(ピラミットと類似したタンバリンは、十八の時にサロンステージで演じたことがありますが)、演じたことが無いからと言って嫌いではありませんし、寧ろ好きなマジックです。ただ基本的に若いときから、この手のものは私のパーソナリティには合わないと思い、手を付けませんでした。
人は自分に備わっていないものに憧れます。<演じるマジック>、<観るマジック>それぞれのバランス良い存在が、アマチュア・マジシャンの心地よい楽しさであり、マジック・ライフを継続するための重要なファクターであると思っています。
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by ishiken55 | 2005-05-05 10:18 | マジック エッセイ | Comments(1)

「ちいさいマジックのおうち」 開設三ヶ月に。

「ちいさいマジックのおうち」を始めて三ヶ月が経ちました。
ブログというのは、マジックで舞台に立ったときの感覚によく似ています。
・・・客席は通常暗いために、舞台に立った演技者には、どのようなお客さんが、どういう反応を持って観ているのかは殆ど分かりません。それに反し、客席からは照明が当たった演技者を鮮明に観ることができます。
この三ヶ月の間に約六百の“おうち”訪問を受けました。人気のブログと比べると少ない数なのでしょうが、殆どPRをしていませんので、私としては予想を越える訪問を戴いたと思っています。この数は、それなりの大きさのホールで満員の観客にステージマジックを観て戴く人数に当たります。別の見方をすれば、毎日六、七名の観客にクロースアップマジックを観て戴いたことに相当するとも言えます。c0049409_1133234.jpg
「マジシャンとして、ステージとクロースアップマジックのどちらに比重を置いて活動するか」との多くのマジシャンが持つ葛藤に、つい思いを巡らしてしまう“いしけん”です。

この“おうち”を開設した当初に考えていた文芸関係については、未だに記事が書けていません。マジック関係の記事に追われ、気持ちに余裕がないことが原因なのですが、追々書いて行きたいと想いつつ、今日はこれにて家のドアを閉めさせてもらいます・・・。
(写真は岩波書店発行、バージニア・リー・バートン作の絵本“ちいさいおうち”です。小さい子供さんへの、お奨めの一冊です)
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by ishiken55 | 2005-05-02 11:15 | モノローグ | Comments(6)