<   2006年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧

英語でマジック!?

「マジックは~世界中の人の心を瞬時に繋ぐ “共通語”」などと、このおうちの記事に書いたりしていますが、ステージマジックは別として、サロンマジックやクロースアップマジックは、言葉を交えないとマジックの真の良さは表現出来ません。

そして、マジックを観るお客が外国人の場合や、外国に行った時にマジックを披露する場合は、観客に日本語で話し掛けても演者の意思は思うように伝わりません。そういう時は、“英語”で話すのが一番良いのですが・・・英単語が頭の中を空回りするばかりで、咄嗟にフレーズが口から出てこないのが実情です。

c0049409_22451183.jpg私の世代の英語教育は、“読み書き”オンリーの学習でしたので、“聴く話す”は苦手です。諸般の事情により~五十代になってから、NHKの英語講座を拝聴し、英会話の通信教育を受け、英会話教室にも通い、はたまた若者に混じってTOEICを受験したりしましたが、“いくら車で走っても富士山が近付かない”のと同様に、まともに英会話ができるレベルは「遥か彼方」であることに、全く変化はありませんでした。

そんな私なのですが、先日の日曜日、東京に出向いた折に、「ジュンク堂書店」で、東京堂出版刊 角矢幸繁氏著 『英語でペラペラマジック』 (1890円) を購入しました。

平易な単語のみで構成されているこの本の“お気に入りのフレーズ”を、「あんちょこメモ」に書いておけば、外国人相手にマジックを演じる場面が突然やって来ても、慌てず~騒がず~平然と~“英語でマジック”を演じられるかも知れません。

  Take a card, please! ・・・・・
[PR]
by ishiken55 | 2006-11-30 22:51 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

「第61回 TAMC マジック発表会」

c0049409_10503437.jpg「東京アマチュア マジシャンズ クラブ TAMC」は七十年以上の歴史を有する日本で一番古いアマチュアのマジッククラブです。予てから、その発表会を拝見したいと想っていたのですが、『人間万事塞翁が馬』の諺を実証するが如くのストーリーで~TAMCの15代会長を務められた持永恒美氏と出会い、招待券を頂くという知遇を得ることができましたので、先日の日曜日(11/20)、虎ノ門・ニッショーホールで開催の“TAMC発表会”を鑑賞して来ました。

発表会を一言で表現すると・・・『シニア紳士によるアミューズメント・マジックショー』でした。

その内容は、マジックのテクニックのみを誇示する演目は全く無く、マジックをこよなく愛する方達が、道具や演出に独自のアイディアを凝らし、自ら楽しみつつ~「TAMCワールド」へ来場された観客へ“マイメニューで目一杯おもてなしをするショー”と言えるかなぁと思います。
そしてマジック演者は約50名。ダンスや演奏での賛助を含めると、優に100名を超える方々による3時間のマジックショーは、“あっ”という間にラストの演技~現17代会長 都築幹彦氏(クロネコヤマトの元社長)によるブルガリアの舞踊と演奏を取り入れた華やかなイリュージョンマジック~となり、フィナーレを迎えたのでした。

■ 演目が盛りだくさんでしたので、印象に残った演目の選定に苦慮してしまうのですが、3作品について感想を記載させて戴きます。
持永氏が団長に扮し、8名の団員の方々が登場された「オリンピック聖火」
42年前の東京オリンピックをモチーフにしたスペクタクル・マジック。
持永氏が取り出した平和のシンボルの“羽ばたく鳩”を、大事そうに受け取り、悦びを表現していた“団員達”の姿、何とも言えぬユーモアがありました。
(どのような“鳩”だったかは、観た人しか分からない!)
マジック劇にも登場された三好勲氏の「シルクの戯れ」
バックミュージックに『恋はみずいろ』が使われていたので印象に残りました。
先日、フランスの音楽家ポール・モーリア氏が他界されましたが、三十数年前に私も「タバコのマジック」でポール・モーリアのこの曲をBGMとして使用しました。弾むような夢を持った曲で、その良さを見直した次第です。
ポール・モーリアのマジック曲としては『オリーブの首飾り』が有名ですが、この曲を日本で初めて使ったマジシャン~松旭斎すみえさん~も私の近くで鑑賞されていましたよ。
イントロの3人組による「トリオ de マジック Ⅲ」
3本の“ジャイアント・リング”の演技。マジック的には一番良かった作品でした。
出来そうで~出来ない。観られそうで~観られない。そんな出し物と思いました。

  <それにしても、TAMCのシニアパワーは本当に凄い!>

c0049409_10525423.jpg
c0049409_1054227.jpg
[PR]
by ishiken55 | 2006-11-24 11:10 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

「ロープとリング」 のマジック

最近、1本のロープとリングを使ったマジックに興味を持っています。
そのキッカケは、一年前に、関西のマジック・クリエーター岸本道明氏の作品「ロープとダブルリング」に出会ってからでした。

1本のロープにリングが“ありえない状態で差し込まれ、次ぎは抜き取られる”というマジック。しなやかなロープ丸くて硬いリングの取合せが美しく、その現象がシンプルなところも、好きになった理由です。

先日、出身クラブの学園祭で、新人のお嬢さんがこのマジックを演じていました。それは岸本氏のモノとは全く異なる手法で、これもなかなか素晴らしいルーティンでした。その出典は、どうも海外のDVD映像レクチャーからのようでした。

ロープマジックには至って疎い私ですが・・・多分、「ロープとリング」を使ったマジックは、もっと色々な方法があるのではないかと思います。その探索は、今後の“マジック散歩”の愉しみの一つになりました。

c0049409_201056100.jpg使用するリングは、ポケットリングやマジック用のカラーリングが定番ですが、個性的なグッズが手に入らないかと探し歩いています。最近百円ショップで「手拭き掛け」に、白い輪が使われているのが目に留まり、即~ゲットしました。これの色違いがあればベストなのですが、“そうは問屋が卸ぬ”で、入手叶わず。

年の近いマジシャンの方に相談したら、「手芸店で手に入りますよ」又「都心のK洋品店がお薦めです」と、懇切丁寧な情報を頂きました。このおうちをご訪問のマジシャンの方々、“いしけん”が、御上りさんよろしく~に買出しに出掛ける迄は、買占めをなさらないでくださいね。

c0049409_20132911.jpg
[PR]
by ishiken55 | 2006-11-17 20:24 | マジック グッズ | Trackback | Comments(0)

カードマジック・アラカルト<7>・・「未完のエチュード」

今回のカードマジックは、学生時代に書き留めていた「カード当てマジック・ノート」の10番目に書かれていた作品です。自分のアレンジ作品と思いますが、このカードマジックを社会人になってから演じた記憶はありません。近頃このコーナーも“水枯れ”状態につき、記事にできるような作品がないかとノートをチェックしていて、目に止まった一作品です。
とは言え、他人に “誇れるような作品”とは言い難く、“演じてみてください”と自信を持ってお薦めできる作品とも思えませんので、『未完のエチュード』としました。ただ、とても簡単な技法のみで構成されていますので、興味を持たれた方はお試しください。

<現象>
“客が選んだカード”をデックに戻して貰い、よくシャフルを行ってから、トップの4枚を一枚ずつ“客が選んだカード”ではない事を確認してから、表を上にしてテーブルに置きます。
次に、テーブルに置いた裏向きの他のカードを客に渡し、自分の選んだカードをその中から取り出して貰うように頼みます。ところが客は自分のカードが見つからないと告げます。
そこで、演者は少し思案してから、思い付いた様に、テーブルに置かれた上向きの4枚のカードを取り上げファンに開くと、その中央に“客の選んだカード”が裏向きで出現します。

<アクション&シークレット>
① 客にデックの中から1枚のカードを選んで貰い、そのカードを憶えて貰います。
② そのカードをデックの中に戻してから、よくシャフルをします。
(この時、客のカードを、トップから4枚目にコントロールします)
③ トップの5枚を右手に取り、その他のカードはテーブルの左側に置きます。
(何枚を右手に取ったかは、客には告げないようにします)
④ 右手のカードを左手に載せ、良く揃えてから、トップのカードを表に返します。そのカードが“客が選んだカード”ではないことを確認してから、右手でそのカードを取り、表向きのままテーブルの右側に置きます。
⑤ ④項と同様に、2枚目から4枚目までのカードを“表に返してテーブルに置く”という動作を、繰り返します。
(但し、3枚目の時にバックルカウントで、表に返した3枚目のカードの下の裏向きの4枚目のカード即ち“客が選んだカード”も一緒にテーブルに置いてしまいます)
⑥ 客にテーブルに置いた裏向きのカードを客に渡し、“自分の選んだカード”をその中から取り出し、テーブルに伏せて置くように頼みます。ところが客は“自分のカードが見つからない”ことを告げます。そこで、客のカードは何であったか公表して貰います。
⑦ テーブルに置かれた上向きの4枚のカードを取り上げてファンに開くと、4枚の表向きのカードの中央に、裏向きのカードが現れます。
そのカードを抜き出し、表に返すと、それは“客が選んだカード”です。

ps
*③の箇所で、5枚のカードを取り上げるのですが、この動作はさり気なく行い、何枚のカードを取ったかは、客には告げないようにします。
*作品名に“未完”を付けたのは、ラストの出現がもう一つインパクトに欠けるように思えたからです。“ピリット”した出現方法がありましたらアレンジして戴くことを寧ろ望んでいます。
c0049409_151316.jpg

[PR]
by ishiken55 | 2006-11-11 15:08 | カード レクチャー | Trackback | Comments(0)

秋の 「マジックショー」 の季節の中で・・・

c0049409_23541734.jpg秋は、都会でも~地方でも~学園でも、多くのマジックショーが開催される季節です。
今日は、知人が代表をされている「行徳マジッククラブ」「マジックサロン行徳」の合同発表会を観に、『行徳文化ホールI&I』に行きました。
東西線の行徳駅(千葉県市川市)へは私の居から約2時間、初めてその地を訪れました。
行徳は、山本周五郎の小説に登場する浦安の隣街で、海岸に近いイメージがありますが、今では埋め立てが進み、海は遥か遠方のようです。

マジックショーは行徳地域の文化祭の一つとして行われ、30分程の短い時間でしたが、20名近い方々が出演され、バラエティーに富んだ楽しいステージでした。
特にイントロとラストでの出演者全員による 『マス・マジック』 とでも言うべき演目は、他では殆ど観たことのない演出で、新鮮さを感じました。
また、出演者の皆さんは私より年上の方が多いものの、マジックの経験は、短い人は3ヶ月、長い人でも数年とのことで、皆さん緊張感を持ちながらも、実に楽しそうにマジックを演じていたのが印象的でした。(但し、女性メンバーは~お若い方が多いようにお見受け?)

最近は、プロのマジック、エリートアマチュアのマジック、学生マジック、といったハイテクニック中心のマジックに接する機会が多かったのですが~年配になってから、良き指導者の下にマジックに出会い、そのことを心から喜びと感じ、自分の背丈にあった目標を持ってマジックに取り組んでいる方々の表情は、とても清々しいものがありました。
そして、その指導者の方は、TAMCの会長を歴任された持永恒美氏。
経験の浅い人に対しても気さくに接し、時には厳しく時には優しく、一人一人の状況に応じて指導されている持永氏の姿には、お会いする毎に感服してしまいます。
私も、将来、そのようにマジックを教えられる人になれたらいいなぁーと!

◆ マジックショーの後に、品の良い季節料理屋さん『厨子』にて、親睦会が催されました。私も参加メンバーの中に入れて頂き、楽しい歓談のひと時を持つことができました。そして、ロープ、お札、タバコ、ファンカードといった自分好みのサロンマジックを、二十数名の参加者の方々にお見せ出来たことも、今日の幸せな出来事の一つでした。
c0049409_032652.jpg

[PR]
by ishiken55 | 2006-11-05 00:18 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)