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G・Wはマジック書の整理から・・・

c0049409_10435452.jpgそれほど多くのマジック書を所有している訳ではありませんが、5年前に自分の心根が“マジック再生機構”に組み込まれてしまってから、ひと月乃至ふた月に一冊のペースでマジック関連の書籍を購入しています。そしてそれらの本は、ひと月ほど手元に置かれた後、内容別に籐製のバスケットやプラスチィック製の冊子入れに押し込まれ、生活圏からその姿を隠してしまいます。

・・・と言うことで、(トランプを別にすれば)日常の私の周りからは、マジック色が一切消え失せて、マジックを趣味にしている人間には、一見では分からないようになっています。 ところが、最近5箇所ほどに点在する保管容器では納まりきれずに、マジック書が表に顔を出すようになって来ました。それならいっそのこと、マジック書を一箇所に纏めてしまおうと、G・Wの初日に近所の家具店で、小振りの書棚を買い込んで来たのでした。

c0049409_1039313.jpg買った書棚はマレーシア製(880X450X300)で何と999円。得した気分で家に持ち帰った迄は良かったのですが、その後が大変でした。組立てに2時間・・・時給千円としても2千円?そして日頃使わないドライバーを持ったせいで、腕はなまり~指先はボロボロ状態。安さに目が眩むと碌なことになりません。

早速、マジック書を掻き集め、出来上がったばかりの書棚に入れ込んでみると、書籍に書店のカバーが被せてあるので、どれが何の本だか区別が付きません。今度はカバー剥がしの作業となりました。スペースに余裕があるようなので古い本も少々持ち込み、夕方になりやっと収まりが付きました。それにしても、マジック書が丸見えというのは、矢張り~何となく~落ち着きません。簾掛けでもしようかと思案橋。

この書棚に入れたマジック書は約百冊。そして活用していない本の何と多いこと!
学生時代は・・「トランプの不思議」を二度とその本を読む必要がない位読み込んだり、「The Royal Road to Card magic」の邦訳に夢中になったり、T氏から借りた既刊の「奇術研究」を必死に書き写したりしたものですが・・現在の様にマジック書の飽食の中に自分を置いてしまうと、<何時でも読めるのに~何時までも読まない>になってしまっています。今も学生マジシャンに取っては、“ハングリー”がマジック上達の近道なのかも知れません。
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by ishiken55 | 2007-04-30 10:51 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

“寿マジック” 無事?終了!

c0049409_2225281.jpg先週の記事でお知らせしましたように、昨日の日曜日(4/22)つくば市の「オークラ フロンティア ホテル」で社内カップルの結婚披露宴が催され、私も二人へのお祝いの気持ちを込めて“寿マジック”を披露して来ました。

新郎のT君は、5年前迄同じ職場で働いていた研鑽魂溢れる前途洋々の好青年、そして新婦のAさんは、以前役員の退任パーティーで私が演じたマジックのアシスタントをしてくれた心優しいスレンダーな女性です。
その二人に「披露宴でマジックお願いします~」と頼まれ、軽く“OK”と答えたものの、このひと月、久々の“寿マジック”でしたので、演じる演目や演技の内容&スタイルについて、あれこれ考えては“思案の山道”を登ったり降りたりしたのでした。

そんな心模様の時、プロマジシャンの中島弘幸さん(トランプマン2号でPHPエル新書「大人のマジック」の筆者)から、ネットで「寿マジックは、演技の上手下手よりも、お祝いする気持ちが大切ですよ~」とのアドバイスを頂戴し、それがヒントとなって「トークマジック」的な要素を織り交ぜて、合計10分程のマジック・アトラクションのシナリオが完成したのでした。

さて、実際の演技の方ですが、スタッフの方に「スポットライトを当ててください」と頼んだのが仇となり、慣れないライトで手元が見えず2箇所ほどミスをしてしまったのですが・・・レパートリーにして間もない「Ring on Rope」、最近新しい道具を入手し再生中の「China Ring」など、5つの演目の“Magic Presents”は、新郎新婦と参列者の暖かい拍手をいただきながら無事終了したのでした。

これから“寿マジック”をされるマジシャンに参考にして戴けたらと思い、私が演じた演目を掲載しておきます。さてさて、私が描いたストーリー・・・お分かりになりますでしょうか?

① 前回の記事ネタにした・・・・・・・・・・・・・「松竹梅カード」
② タネも仕掛けもある・・・・・・・・・・・・・・・・「硬くなるロープ」
③ 物理現象だけの・・・・・・・・・・・・・・・・・・「下剋上の輪」
④ 最近惚れ込んでいる・・・・・・・・・・・・・・・「リング オン ロープ」
⑤ 再生中と言いながら何の進歩もない・・・「チャイナ リング」

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by ishiken55 | 2007-04-23 23:03 | マジック ニュース | Trackback | Comments(2)

「ジャンボカード de マジック」・・・<その3>

次の日曜日、社内結婚をする若い(・・?)二人の披露宴がつくば市で催されます。そして、その宴席でお祝いのマジックを10分ほど演じることになっています。
メインの出し物はの心と~しなやかな心を大切に~』をテーマに、<輪>と<ロープ>を組合せた4つの演目に決めたのですが、イントロに寿マジックに相応しい洒落た一品を付け加えたいと思っていたところ、一ヶ月前に八重洲のトリックスを訪れた折に、目に入ったのがジャンボカードのパケット・トリック「松竹梅カード」でした。

そのマジックグッズをゲットして、帰宅後早々に説明書を読み込み、2種の演じ方をトライしてみたところ、どちらもサロンマジックとして中々良く出来た作品との思いがしました。前編は演技時間が長くなるので、“白のブランクカード三枚が一気に「松竹梅」のカードに変化する”後編の方を取り入れることに決めたのですが、その演技の最初と最後の箇所を少々アレンジすることにしました。その内容をこのコーナーで掲載することにいたします。

オリジナル演技の要約
*ジャンボカードのボトム、トップ、中央のカードを一枚ずつ客に見せて、三枚のカードは全て白いブランクカードであることを示します。
*三枚のカードを揃え、おまじないをかけてから(~これはアレンジ)表に返すと、「松・竹・梅」と書かれた三枚のカードに変化してしまいます。

アレンジ 1
ジャンボカードを取り出し、三枚のカードを扇形に広げます。そして、「今日は暑いですね!」などのセリフを言ってカードで顔を扇ぎ、カードが三枚であることを暗に客に示します。(最初から「カードが三枚あります」と言ってはいけません)
次に、カードを揃え・・・解説文の内容に続けます。

アレンジ 2
「松竹梅」のカードを客に示す最終ステップで、カードを持った左右の手をクロスさせずに、左手の松と竹のカードを逆ファンの形で広げてから、左向きにターンして「松竹」を客に示します。そして右手の「梅」カードを親指と中指でカードの両サイドを持った状態でカードを表に返して、竹のカードの隣に後ろから宛がい、「松竹梅」のカードを形良く客に示します。

ps
私が入手したグッズは「福正堂奇術社」製です。当然タネがある訳ですが、市販の商品ですので“種明かし”をすることはできません。ご了承ください。高価な商品ではありませんので、興味を持たれた方は、現品を購入されてみては如何でしょうか。
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by ishiken55 | 2007-04-17 22:57 | カード レクチャー | Trackback | Comments(0)

“新星”の学生マジシャンに贈る言葉

c0049409_22493298.jpg4月は新入学の季節。高校、高専、大学のマジッククラブ(サークル)では、正に今新人の勧誘が盛んに行われている事でしょう。きっとその成果が実り、今年も全国で千人以上のフレッシュな学生マジシャンが誕生する事と思います。
そこで、学生マジシャンがマジックの道に入る状況を三つのパターンに分類し、その後の姿について、私の感じていることなどを表現してみたいと思います。

① クラブ(サークル)に入る前から、既にマジックを趣味としていた人
この方達は終生マジックを趣味にする人が多く~所謂マジックマニア。素質と気概のある人はプロマジシャンに。集団行動は好まず、部(会)活動に対してはクールな人が多い。
② マジックに興味を抱いてはいたが、テレビのマジック番組を見る程度だった人
この方達は、地味ではあるが、マジックを純粋に愛する気持が強い。どちらかと言うとステージよりもクロースアップマジック好み。部(会)の活動に対しては、強調的な人が多い。
③ マジックには全く興味は無かったが、勧誘に釣られて、つい入ってしまった人
この方達は、マジシャンとして、オオバケして大家になる人もいるが、反面全くモノにならない人も。ステージマジック志向が強く、部(会)活動の雰囲気そのものが好きな人が多い。

~“新星”の学生マジシャンに贈る言葉~
「マジックは 愛する気持があれば 報われる」・・・(但し保証はできません)
「ひたむきな 努力は いつかは 花開く」・・・(こちらには保証書を発行)

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右の写真は、小学館入門百科シリーズ57 高木重朗氏著 『マジック入門』 、初版は昭和52年。(現在は絶版)
小学生の頃に、この書に親しんだことがキッカケで、学生マジシャンを経た後、第一線で活躍のプロマジシャンとなられた方が複数おられます。
最近この本に興味を抱き、古書で入手したのですが、確かに子供向けのマジック入門書として素晴らしい本だと思います。現在この本に匹敵する小学生~中学生向けのマジック入門書は、何だろうと考えたのですが・・・答が見つかりません。
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by ishiken55 | 2007-04-10 23:01 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(2)

筑波大学マジシャンズクラブ学外発表会「~カラフル~」へ

先週の金曜日(3/30)、いそいそと定時に退社し、つくば市の中心部へ車を走らせる。そして30分程で到着した場所は、筑波大学マジシャンズクラブの学外発表会「~カラフル~」の会場『ノバホール』。筑波大M・Cのクロースアップマジックは、昨年市内のカフェ「サンゴミズキ」で開催のイベントを2度拝見しましたが、ステージショーを観るのは今回が初めてでした。

会場には開場の10分前に到着したので、ゆとりを持って当たりを見回していると、背後から『いしけんさ~ん』と呼ぶ声があり、『ドキッ!』っとして振り返ると、十数年前に社を定年退職したKさんでした。この方とは一昨年の「柏M・Cの発表会」そして昨年の「クロスロード」でもお会いしていて、会社の昔話やマジック活動の話をさせて頂きました。

さて、マジックショーは9人のメンバーが出演し、タイトルの「~カラフル~」に相応しく、色彩の美しさを随所に散りばめた楽しいマジックの数々でした。また、学生マジック特有の誇示アクションは無く、気持ち良い演技であったと思います。一つだけ注文を付けさせて貰うとすれば・・・つくば一メジャーな『ノバホール』を使用してのマジックショー、より多くの出演者にマジックを披露して欲しいと感じたことでしょうか。
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個人的に良い印象を持った演目は・・・
古川さん(紅一点)の「ゾンビボール」
丁寧なアクションと雰囲気が“いしけん”好み。
塚本さんの「ウォンド&バラの花」
手順と技の完成度が高く、一番の“魅せる演技”。
田之倉さんの「ステッキ&シルク」 
凛々しさが気持ち良く、使用グッズは豪華さ満点!!
気に入ったワンポイント演技としては~
斉藤さんの小~中~大へ連続して開くパラソル。

そして、筑波大学マジシャンズクラブへの演技アドバイザーは、つくば市に居住しワールドワイドな活動をされている著名なプロマジシャンのマーカ・テンドー師(ご自身は~ご隠居と若い衆が“茶飲み話”をしているようなもの~と仰っていますが?)。私の出身クラブのことを考えると本当に羨ましいことに思えてしまいます。会場でご家族と一緒に来場されているテンドーさんにお会いしましたが、お仕事の時とは異なり、とてもリラックスしたお姿でした。

そう言えば、マジックショーの記事に毎回掲載しているフィナーレの写真がありません。私の席のお隣に、“びっくり箱!”でお馴染み~筑波大MクラブOBのさとるさんがおりましたので、ラストのドサクサに紛れて勝手な振る舞いをしているいしけんも、今回は紳士を通してしまったのでした。~残念!!
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by ishiken55 | 2007-04-03 23:30 | マジック ニュース | Trackback | Comments(2)