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2007年の記事・・<10選>

今日は大晦日です。そして今回で今年60回目の記事となりますが、年末恒例の「印象に残る記事10選」にて、一年を振り返ってみたいと思います。

(1/29) 『紹興酒を飲み小籠包を食す会』でテーブルマジック
多方面で活躍の八名と上海料理をたらふく食し、デザート代りにマジックを披露。
(3/15)  CROSSROAD ―五里夢中―
故郷の練馬で開催されたクロスロード。ゆみさんのピンクのファンカードが今も。
(3/22)  水戸でマジックを楽しむ!!
思っていたより水戸は遠かった。素朴な雰囲気の中に手品の実力者が目白押し!
(4/23)  “寿マジック” 無事?終了!  
久々の“寿マジック”~準備は大変だったけど、演じた後の爽やかさは格別です。
(5/4) 「時代」 
G・Wのノンビリ陽気で聴く「時代」は最高。夜は銀座で上口龍生師の至上芸を堪能。
(7/3)  「ファイナルスウィッチ+α」を楽しむ
同世代の奇術愛好家との出会いとマーカ・テンドー師のオンステージは~楽しく。
(9/1)  文豪~「谷崎潤一郎」と奇術研究家~「阿部徳蔵」の“点と線”
谷崎潤一郎とマジックの接点を追う旅は、TAMCを舞台に終着点に辿り着く。
(9/26)  「第49回 テンヨー・マジック フェスティバル」 ~レポート
31年振りのテンヨーは色々な思いが交差するステージ。後輩の出演にはビックリ!
(10/7)  「昭和タイムズ」・・・昭和39年(1964年)より
マジックに関わり始めた昭和39年、あの初々しい気持ちは・・・“何処へ?”
(10/30)  “行徳MC” & “TAMC” のマジック発表会へ
連日のマジック観賞は楽しくも少々ハード。持永氏との最後の出会いとなった。

この“おうち”には、ごく簡易なアクセス解析を取り付けています。エキサイト・ブログは、一般のレンタル式アクセス解析の利用ができないシステムになっているため、都道府県別等の情報は分からないものの、国別の訪問者数は分かるようになっています。

それによりますと、訪問者の約一割は海外の方々からのアクセスとなっています。オーストラリアアメリカからは毎日2、3件のアクセスを戴いており、またヨーロッパやアジア諸国からも不定期ではありますが相当数のアクセスを戴いています。国内は元より、遠い国からの訪問者の方々に、一年の終わりに当たりご訪問への感謝を申し上げます。

そこで、一句・・・
   “ちいマジ”は 丸い地球の 一雫(ひとしずく)   
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by ishiken55 | 2007-12-31 11:50 | マジック エッセイ | Comments(2)

今年のマジックの見納めは “秋連”

2,3年前から観に行きたいと思いつつ、開催日が自分の休日ではないため、行きたくても行く事が出来なかった関東大学奇術連盟主催の 『秋の連盟発表会』 ・・・通称 “秋連”。今年は会社が休みで観に行けることになったのですが、いざ行けるとなると「寒いしなぁ~」とか「夜遅くなると翌日が辛いなぁ~」などと言い訳を考えてしまうのです。人間って身勝手に出来ているモノですね。

それでも昨日(12/24)午後3時過ぎに、早くも日が落ち始めた頃合に家を出奔、“秋連”会場の豊島公会堂へと向ったのでした。そして、若いマジシャン達のフレッシュで~カレンで~少々エキセントリック?な~楽しいマジックを堪能させて貰い、今年最後のマジック観賞は、満足感に浸りつつ締め括る事ができました。連盟の皆様へ~心で送る感謝状!!

演技についてはテクニック的に飛び抜けた演目はありませんでしたが、どの演技者も選ばれただけのことはあり、見せる(魅せる)ことへの配慮が伺われ、好感の持てるステージでした。また、各演技が総体的にシンプルな構成と表現であったことにも好感が持てました。私的な好みから、特に好印象の演目を挙げますと・・・

<第一部から>
たっつんさん(東洋・女子) ; 「ゾンビボール」
赤黒の布と黒のドレスの取合せが美しく、スピーディーで大きなアクションが観客を魅了。
杉山淳紀さん(早稲田・男子) ; 「鳩」
扱うのは“鳩”のみで、別のマジックとの組合せを避け、シンプルさを貫いた所が良かった。
<第2部から>
海苔ふみさん(成蹊・女子) ; 「四つ玉」
テクニックは高度ではないけれど、表情が豊かで説得力があり、間の取り方も上手でした。
奥野峻也さん(東大・男子) ; 「カード」
演技の流れが自然で、「4重扇+α」等のファンカードを取り入れた構成が素晴らしかった。

◆ 前後の出来事
① 開場の30分前に到着したら既に長蛇の列。列の最後尾に付き、ヒョイと後ろを振向くと、元気の良い10人程の若者の集団がドヤドヤと・・・を見ると見覚えが・・・と思ったら、出身マジッククラブの部員達~偶然の嬉しい出会いでした。

② ショーが跳ねた後、マジック界で活躍されている12名の方々と、居酒屋で歓談のひと時を過ごしました。色々な話が飛交う中でふしぎスキ実行委員会の会長をされている浅井精治氏からは、CROSSROADの苦労話や最新情報など貴重な話をお聴きすることが出来ました。来年3月16日開催の「Crossroad Visitor」は是非観に行きたいと思っています。
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by ishiken55 | 2007-12-25 23:39 | マジック ニュース | Comments(4)

グリム童話の“魔術師”

c0049409_2030172.gif「赤ずきん」や「白雪姫」で知られるグリム童話に、“魔術師”が登場する作品があることをご存知でしょうか。作品の名を 『天井の梁』 と言います。この作品がドイツで発表されたのは19世紀の中頃、今から150年以上前のことになります。
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昔々ある所に一人の魔術師がおりました。魔術師は大勢の人前に立ち、次々と不思議なワザをやって見せました。魔術師は一羽の雄鶏(おんどり)を連れていました。その雄鶏は天井の梁にする重い材木を持ち上げて、まるで鳥の羽のように軽々と担いで行きました。

そこに一人の娘が居合わせました。娘は四つ葉のクローバーを見つけた事があり、そのおかげで、とても賢くなっていました。どんなまやかしもこの娘の目をごまかすことはできません。娘は雄鶏が担いでいる材木が天井の梁ではなく、麦藁にすぎないことを見破りました。

娘は前に進み出て・・・叫びました。「ねえ、みんな。 雄鶏が担いでいるのは天井の梁なんかじゃなくて、ただの麦藁よ。わからないの!」
すると、魔術はたちまち消えました。人々は騙された事が判り、魔術師を罵り追い払いました。魔術師は怒りに震えながら心の中で呟きました。(いつかきっと仕返しをしてやるぞ!)

暫くして、娘が結婚式を挙げることになりました。きれいに着飾って、参列の人々と長い行列をつくり、野原を越えて教会へ向って行きました。
突然、ひどく水嵩の増した小川に行き当たりました。そこには、橋も架かっていませんし、丸木橋さえありません。そこで、花嫁は素早くドレスをたくし上げ、川を渡り始めました。

花嫁が川を渡っていると、一人の男が近寄って来て、嘲るように言いました。
「おや?おまえ、一体何処に目を着けているんだい。これを水だと思うなんて!」
そう言われて、娘はハッと我に返りました。見ると、青々と茂った麻畑の真っ只中、ドレスをたくし上げて渡っているのでした。
すると、人々も皆これを見て大笑いし、娘を罵って追い返してしまいました。
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小峰書店の「グリム童話」を底本にさせて頂き、大人向けの表現に書換えました。

『柔い麦藁が天井の梁に見える筈はない!』などと大人の常識を持ち出してはいけません。また、教訓めいた事に囚われる必要もありません。童話は~人それぞれ、捉えたイメージを心で楽しめば良いのだと思います。・・・でもこの童話、何を伝えようとしたのだろう?

ps
先週の水曜日(12月12日)、TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の第15代会長を務められた持永恒美氏が逝去されました。翌13日のお通夜に私も参列させて戴き、最後のお別れをしました。長年に渡りマジックをこよなく愛した持永さんは、『童話マジック』の上演に情熱を注がれた人でした。享年78歳、ご冥福をお祈り致します。
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by ishiken55 | 2007-12-18 21:25 | 文芸 エッセイ | Comments(0)

ペアーで演じる 「カード当て」

c0049409_23442631.jpg 先週の金曜日(12/7)、定年を迎える同僚の慰労会があり、その宴席で少々マジックをしました。
風邪引き状態につき、お酒は封印。マジックもやる予定は無かったのに、声を掛けられると直ぐその気になってしまうノリ易い性癖。何故か?鞄に入っていたトランプと喫煙者から拝借したタバコで、即席のマジックを披露したのでした。その後、初めて私のマジックを見るお姉さん達に請われて、カードとコインのテーブルマジックを少々お見せし、最後はこの“ペアーで演じる「カード当て」”でフィニッシュ。

<演じ方のあらすじ>
①テーブル上に6枚のカード。演者Aが後ろを向いている間に客に1枚のカードに触れて貰います。そして演者Aが向き直ってから、演者Bが6枚のカードを一枚ずつ順番に触れて行きます。それだけで客が触れたカードを演者Aが当ててしまいます。

②今度は、別の客に一枚のカードに触れて貰いますが、矢張り演者Bがカードを順番に指し示しただけで、演者Aはそのカードを当ててしまいます。

③次は、テーブルのカードを一枚増やして7枚に。それでも・・・前回と同じように、演者Aは客のカードをアッサリと当ててしまうのです。 [写真上]

この作品は、マジックを始めた時に最初にお覚えたカードマジックの一つです。
テクニック不要につき、マジックの経験が無い方でも直ぐに一端のマジシャンになれますし、演者とお客の会話が弾む楽しい作品です。ただ、もう一人の演者が必要ですので、演じる時は予め協力者をキープしておきましょう。そんな~こんなで~小学生のお子さんがいるお姉さんにだけ、こっそりやり方を教えてしまいました。

色々なバリエーションが考えられますが、10枚使うのも面白いですね。 [写真下]
なお、タネが解らない方は、写真に目を~近づけたり~離したり~しながら見つめてみてください。きっとお分かりになることと思います。
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by ishiken55 | 2007-12-13 23:58 | カード レクチャー | Comments(0)

今年購入したマジック和書を振り返る。

クロースアップマジック・ブームの余韻が今も巷に漂っているためか、今年も多くのマジック解説書が出版されました。私も、その中から興味を覚えた本を幾つか購入しています。今年も既に師走、そこで今年入手したマジック和書を振り返ってみようと思います。

東京堂出版刊 「泡坂妻夫マジックの世界」 (3,500円+税・他も同様)
 直木賞作家泡坂妻夫氏より、厚川昌男さんの方が馴染深い。リングの章が特出。
河出書房新社刊ゆうきとも著「アッというまにマジシャンになれる本」(514円)
 文庫本ながら本格的な作品も! 解説が簡素なので習得は難しそう~
イカダ社刊 藤原邦恭著 「はじめてのマジックトレーニングBook」 (1,400円)
 初心者向けに書かれた本ですが、コンセプトが明快で分かり易い内容の良書。
東京堂出版刊 R・カウフマン著 「高木重朗の不思議の世界」 (2,800円)
 復刻本に~高木氏の個性が引き出されています。邦訳で難解な所が難点か。
東京堂出版刊 麦谷眞里著 「実践カードマジック事典」 (2,900円)
 マニアックな書。マジシャンにより好き嫌いが分かれる内容かも知れません。
東京堂出版刊 「ロベルト・ショビーのカード・カレッジ4」 (4,500円)
 高度な基本技法が満載で若いマジシャンに最適。でも若者には価格が高過ぎ?
東京堂出版刊カズ・カタヤマ著「ゆうきとものクロースアップマジック」(3,600円)
 DVDが付属していて人気の書。解説も分かり易く、実用的な作品が多数掲載。

c0049409_21132470.jpgしかし、私自身これらのマジック書を有効に利用したかと言うと、どの本もペラペラと捲って眺めたのみで、マスターした作品は殆ど無いのが実情です。マジックを始めた頃は、一冊のマジック書をバイブルのように隅の隅まで覚えたものでしたが、あの直向きさは何処へ~
来年は“心機一転”この中の一冊をそうしようかと、一瞬ながら思った次第であります。(不言実行!有言実行?)

◆ 下の写真は、庭に咲いた八手(ヤツデ)の花です。
白い花なので目立ちませんが、自然の球形を眺めていると、心が落ち着きます。花言葉は「分別」,「親しみ」,「健康」とか。
また、葉を煎じると“咳”“痰”の生薬になるそうです。そして、葉を煮出せば入浴剤として“腰痛”に効くとのこと。何やら“いしけん”専属の薬木に思えて来ました。
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by ishiken55 | 2007-12-06 21:36 | マジック ニュース | Comments(4)