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TAMC主催「第5回 クロースアップマジック発表会」の一日から

c0049409_19421066.jpg一昨日の日曜(5/25)小雨降る朝9時半に家を出ました。
東京に向かう電車の中で、先週買った萩原朔太郎作「黒猫」の中の短編小説『ウォーソン夫人の黒猫』を読みながら・・萩原朔太郎が東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ(TAMC)に入会したのは昭和12年(13年の説も)だから、この作品を書いた昭和4年(1929年)当時は、まだ会員ではなかったのだなぁ~などと思いつつ・・ウォーソン夫人が見た“黒猫”とは何者だったのだろうかと想像に耽っていると、目的地の地下鉄「二重橋」駅に到着しました。

TAMC主催「第5回 クロースアップマジック発表会」は、東京商工会議所内の4部屋に分かれて、午後2時から2時間に亘り行われました。会員それぞれのアイディアに満ちたマジックが、各部屋50名の観客を前に華やかに繰り広げられたのでした。
私自身、今回が初参加で初出演。『百円カップと三色のたわむれ』と題して、二種類の「カップ&ボール」と一品の「カードマジック」を披露しました。最初の三色ボールの時に黄色のボールが“たわむれ”過ぎて、床に落ちるという失態をしでかしてしまったのですが、観に来られているお客様は、私がご招待した5人の方を含め、皆さん品の良い方々ばかり~暖かい目でご覧いただき、何とか最後まで演じ切ることができました。

私は401号室の大道具係でもありましたので、他の部屋の演技は観られませんでしたが、自室の出演者の中で印象に残った演目は・・
長老・山脇氏による高木重朗氏直伝の袋玉子 「あなたは魔術師?」
不思議な“足のおもちゃ”を使われた松岡氏の 「三つのお願い」
気合と共に生卵からカードが出現する村上氏の 「ドロッピング・エッグ」
(これは私の個人的な印象です。会員の方のお目に留まった場合ご容赦の程を~)

発表会が終わった後、有楽町電気ビルディング北館20階の「外国人記者クラブ」のレストランで、会員とその家族のみが参加する『家族会』が開催されました。
会場に到着すると、円卓の席は何処もほぼ満席状態。座る席を探しウロウロしていたら、都築会長や名誉会員の方々が座られている一番前の円卓に一席空いていたので、そこに席を取らせて貰いました。“この席”は私のTAMC入会の推薦人になっていただく筈だった持永恒美氏(昨年12月に他界された元会長)の席なのではないかと思いつつ・・料理、お酒、そして余興のトークやゲストの声楽家による歌などで楽しいひと時を過ごしました。

この宴席は内輪の会につき内容の公表できませんが、私の一番新しいレパートリーの3本のカラーリングを使用した「Ring on Rope」を披露したことだけは記しておきましょう。
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家族会が終り外に出ると、雨は上がってそこは夜の黙(しじま)・・

ウォーソン夫人が見た“黒猫”のことが、また頭に浮かんで来たのでした。
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by ishiken55 | 2008-05-27 20:20 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

「カップ&ボール」のボールの色に悩む日々―

下の写真を見て、その場所を即座に判別された方、教養豊かな文化人とお見受けします。ビルの中庭は、静かでゆったりとした雰囲気が漂い、感じの良い憩いのスペースです。先週の土曜日(5/17)と日曜日(5/18)、マジック発表会のリハーサルのため、『東京オペラシティ』 を“初めて”訪れました。

久し振りに「カップ&ボール」を演じる機会が訪れたので、このところ少々練習をしています。土曜日のリハーサルでは、会員の方々に演技を観ていただき、自分では気付いていない問題点を色々と指摘をして貰いました。その一つが 『青のボールは見えにくい!』 でした。黒のテーブルマットを使用すると、確かに“青”は見づらいことに気付きました。

ボールは、「三色のボール」3個と、「単色のボール」3個を使います。単色は“赤”と決めてはいますが、手元に4種類のボールがあり、リハーサルの後に、小振りの右下のボールから、色の鮮やかな中央下のボールに変えることにしました。

問題は三色で、当初のから、青と赤を含まないに変えようと思ったのですが~更に思い直して、信号機をイメージしたを使用することにしまいた。おっと、その組合せのボールの写真を取り損ねていました。何か不吉な予感・・・?

ところで、日本では信号の色を「アカ・アオ・キイロ」と言います。でも、明らかに“進め”の色はです。なぜ緑をアオと呼ぶのか不思議に思い、広辞苑でチェックしてみたところ、『古代日本では、固有の色名としては、アカ・クロ・シロ・アオがあるのみで・・・』 と記されていました。現代の日本、緑をアオと呼ぶ事に違和感を覚える時代になっているように思います。さて、「カップ&ボール」の演技で“緑のボール”を何と呼ぼうかと、又々悩みが続く日々―

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by ishiken55 | 2008-05-20 13:24 | マジック グッズ | Trackback | Comments(0)

「和食会席のテーブル」と「メンタルマジックのテーブル」

c0049409_21195826.jpg先週の金曜日(5/9)の夜、会社で一番身近なメンバー三人が、わざわざ私の住む遠い街まで出向いて来て、和風割烹「蓮根屋」で慰労会を開いてくれました。『テーブル』に次々と置かれて行く和食のコース料理・・・素朴な陶器に注がれた芋焼酎のお湯割りと共に、とてもおいしく頂戴しました。

料理は、舌で味わい~目で味わい~会話で味わう~ものなのだとつくづく思いました。料理には、心的要素=メンタル・ファクターが大きく影響していると言うことなのでしょう。

c0049409_1481875.jpg先日、ネット上の奇術研究会で、東京堂出版刊 三田皓司氏著「メンタルマジック」を題材に研究を行おうとの呼び掛けがあり~その本を購入してみました。永くマジックに親しんでいながら、メンタル系のマジックには殆ど目を向けて来なかった私ですが、13年前に出版されたこの入門書を軽んじていたことについては、少々後悔の念にかられています。

マジックを演じるには、技法=テクニックは重要な要素ですが、人の心の動きを巧みに利用した“メンタルマジック”も、高度なテクニックを駆使するマジックに劣らない不思議さを有すること~また広角度の『テーブル』で演じられ利点もあること~を、この本で知るに至ったのであります。

 メンタル 皐月水無月 夢手品 

※下の写真のマジックも、メンタルを巧みに利用した一作品と言えるでしょう。

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by ishiken55 | 2008-05-13 22:22 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(2)

「春連」観賞

三年前の関東大学奇術連盟主催「春の新入生歓迎発表会」が出身クラブ以外の学生マジックを観賞する再船出となったこともあり、出来る限りこのショーを観続けたいと思っています。一昨日の日曜日(5/4)、豊島公会堂で行われた“春連”を今年も観賞して来ました。

いつもの事ながら、会場内では~学生マジックをこよなく愛し支援されているマジック愛好家の方々や出身クラブの後輩達に遭遇しました。ショーは二部構成で各部6名(組)の合計12演目。5月の若葉のようなフレッシュなマジック演技を存分に楽しむことが出来ました。

今年の“春連”で一番印象に残った演目は・・・
*鈴木千慧さん(法政・男性); 「ミリオンカード」
演技に取り入れているテクニックは、大学に入ってからマジックを始めたとはとても思えない~魅せるマジックであったと思います。上級生になった折に、また“続きのステージ”を観てみたいとの思いを抱かせる演技内容でありました。

演技の内容に“光るモノ”を感じた演目は・・・
*友部弘道さん(法政・男性); 「コイン風のマジック」
演技に荒削りなところもありましたが、学生ならではの元気なアクションが良かったし、且つ独自のアイディアが入っていて見所がありました。

*川島秀隆さん(早稲田・男性); 「ペイント+シンブル」
ストーリーがあり素晴らしい内容であったと思います。盛り上がりのあるモノを更にプラスすると、より完成度が高まるように感じました。

◆あれ~今回は女性が登場しませんね。毎回女性に甘いいしけんなのに~何か変?
 でも“新入生歓迎発表会”にいしけんの様なオジさんが観に行くのは~もっと変??

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by ishiken55 | 2008-05-06 10:37 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

TAMC春のマジック発表会に向けて・・・

c0049409_10434871.jpg4月30日からの連休も今日で三日目になりました。5月に入り急に暑いくらいの陽気になって来たように感じます。そして、マジッククラブ(TAMC)に入会して早四ヶ月。昨日の例会を含めると会合に出席した回数は既に十回。往復四時間、交通費二千数百円を費やして東京に通っている訳ですが、自分に取ってそれなりにプラスになることが沢山あるように感じています。

<その1>
マジックに関しては支柱的存在のK氏によるカードとコインのレクチャーは、テクニックやルーティンに理論があり、いつも納得の解説をしてくれています。そして、如何に今迄自分のマジックが感覚だけに頼って行っていたかを思い知らされています。「天海師のフェイク・ドロップ」の解説などは、正に“目から鱗が落ちる”内容でした。

<その2>
ひと月に一回、プロマジシャンによるグッズの紹介やレクチャーがあるのも魅力の一つです。先月はリチャード・ハッチ氏による「カップ&ボール」と「ホフシンザーのカードマジック」のレクチャーがありました。レクチャーを見て、“マジックはテクニックを見せるものではなく、ストーリーの中の不思議さを楽しんで貰うもの”との西洋の成熟した考えを、再認識した次第です。

<その3>
受身のことばかりではなく、こちらから会員の方々にマジックについてのプレゼンテーションが行えるのも、とても嬉しいことです。先月には入会後初めて、“今月の講話”というコーナーで『私のマジックレパートリー管理法』なる話をさせて貰いました。反応は・・・?

※今月末にはクラブ主催の『クロースアップマジック発表会』が開催されます。
私の手の内はマル秘ですが、「カップ&ボール+カード」で“色”をテーマにデビューしようと目論んでいます。また当日外国人記者クラブで行われる内々のパーティーでは「新版ロープ&リング」を披露する予定です。但し今回当方のデビュー戦~お見苦しい姿を晒したりすると、後々まで語られますので、知人のマジシャンさんはお招き致しません。平にご容赦!
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by ishiken55 | 2008-05-02 21:19 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)