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「YMG 46th マジックフェスティバル」 観賞記

c0049409_1072587.jpg昨日(2/21)は、横浜市磯子公会堂で横浜マジカルグループ(YMG)主催『第46回 マジックフェスティバル』を観賞して来ました。家から会場まで3時間を要しますが、レベルの高いアマチュアクラブのショーを拝見できるとあらば~北風・浜風・花粉症?~も何の其の、この厳冬期に於ても見逃せないマジック発表会です。

ショーは、新人さんを含むお三方のロープマジック・継演プロローグで始まり、第1部・第2部共に8演目。それぞれ趣向を凝らし、練習を重ねられたステージは、トップからラストまで緩みなく楽しむことが出来ました。その中で個人的に印象に残った演目は・・・
<第1部>
中村安夫さんのリンキングハンガー 「ハング・ハング・ハング」
3年前に一度拝見している演目ですが、今回は余裕を持ってワイルドに演じておられたのが印象的。金ノコギリを使った演出も、そのイメージにマッチしていたように思います。
関芳久さんのミリオンダラー 「シルバードリーム」
毎回新演目に挑戦されている大形マジシャン関さんのステージ。透明Bucketの使用は新鮮でした。最後のボトルはクイックターンをして取り出す手もあったかと~。
大西次子さんのファニーハンカチ 「ときめき」
この方のファンなので、気を入れて観てしまいます(スミマセン)。今回は黒を基調にしたシックな衣装と黄色のハンカチが何とも美しく…思わず心が“ときめく”。
山本純一さんの△〇輪&リンキングフラフープ 「ホワイト・White」
平凡な道具を用いていながら、巧みな演出と見事なアクトに魅了させられました。(プロとは別世界の)アマチュアの至宝のマジック演技を観た思いがしました。
<第2部>
児島孝久さんのコインマジック 「YNG クリニック」
これほどユーモア溢れる砕けたステージマジックは、普通の人ではとても演じられません。本職がお医者さんとか~そちらの方が少々心配になってしまいます。
中川清さんのシルクマジック 「CHANGE」
独特の雰囲気を持たれていて、静かな・・そしてリズミカルな演技に惹き込まれてしまいます。演技の途中、余りの心地良さに、思わず眠りに誘われ、一瞬落ちて“ハッ”としました。
星野好汪さん・丸山洋子さんのイリュージョン 「ドリーム エンゼルス」
児島さんの演技とは対照的に緊張感が伝わって来て、観ている己の手に汗。自製イリュージョンは製作も練習も大変です。一回限りの晴舞台である所に“価値あり!”

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by ishiken55 | 2009-02-22 19:28 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

奇術遺産『魔術館の一夜』に忍び込む(泡坂妻夫氏の回想)

著名な奇術研究家であり、直木賞受賞の推理作家であり、また本業は江戸より続く紋章上絵師であった泡坂妻夫氏(本名;厚川昌男さん)が、今月の三日に他界された。享年75歳、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

26年前に刊行された泡坂氏の奇術城『魔術館の一夜』を先週入手したこともあって、所有している氏の著書を取り出してみたところ、以外な程の少冊。それもこの数年に買い求めたモノばかりで、泡坂ファンと言うには些か憚れる。この中では『日本の名随筆 別巻⑦奇術』巻末の「二人の友へ」が好きな文章として挙げておきたい。小説仕立ての“魔術館”は一夜ではとても回り切れず、二人の奇術会話を楽しみつつ、この数夜城内をウロウロ~。

リアルタイムで泡坂氏の文章に最初に触れたのは、1966年夏季刊『奇術研究42号』に掲載の「ふたりで ゾンビボールを」だと思う。丁度その頃ゾンビボールに取組んでいたので、その記事が厚川昌男という奇術研究家の名を確りと頭に刻ませた。先日再読し・・・キレのよい洒脱な文章は、その後の作家への転出を納得させられ、また文中の“二人で演ずる種々のマジックの提唱”は、先の母校クラブのショーにも通じ興味を惹く内容でもあった。

それにしても、『魔術館の一夜』は180ページ足らずの文庫本で、二千円(定価は四百円)はチョットと高い?~しかし物の価値は需要と供給で決まる。同じ社会思想社の本でも、先月地元古書店で入手した全書版『菊と刀』は百円であった。この本は二十歳の時同級生のK君から借りて読んだ本で、著者のルース・ベネディクト女史は、一度も日本を訪れる事無く戦前にこの日本文化論を上梓したそうだ。厚川氏もきっとこの本を読まれたに違いない。

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by ishiken55 | 2009-02-15 22:39 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

「K.M.C 第31回マジック発表会」感想記

c0049409_14542456.jpg先週の土曜日(2/7)は、例年の如く寒風吹き荒ぶ中・・母校奇術部(KMC)「第31回マジック発表会」を観賞して来ました。
第一部・第二部それぞれ6演目、合計1時間半に満たないマジックショーではありますが、観た後の爽やかな疲労感は他のショーでは味わえないモノがあります。その中で、個人的な視点から印象に残った演目を挙げてみますと・・・

南部さん・渋谷さんのWリング;white-trick black-joker
女性2人で演ずるチャイナリングは新しい試みにつき新鮮さあり。
テクニック的に未成熟な箇所や、シンクロ技・シーケンス技の導入不足も感じたけれど、今後十年は観られない?アイディア・ステージは光っていた。
内田君のシルク&色彩帽子; 「くるりんぱ」
この演技はクラブとして初の演目になると思う。新人につき技術的なことを云々言うより、演技をしている時の楽しげな表情は“ピカイチ”だった。今後が楽しみ!
足立君のスプーン・マニピュレーション; 「白銀」
地味目な演目ながら確りした手順を組んで演じていた。峯村健二氏ではないけれど、動きのメリハリや豊かな表情が伴っていたら、更に良い演技になったかも~。

いつもはショーの中に1人か2人伎倆的に優れた演技者がいて、それもシニアOBとして観に行く楽しみである訳ですが、今回はその該当者はいませんでした。またスライハンド系の演技は、それなりに練習を積んでいると推測されるものの、画一的なアクションが少々気になりました。何時になく厳しい評価となってしまいましたが、マジシャンとしての素材・素質は豊富・・・今後に期待したいと思います。

「主催校名や開催地の記載が無いよ…」と言われそうですね。自身のことになると急に無口になる“いしけん”なのであります。罪滅ぼしに~ホールの入り口附近に掛かっていた横断幕とOB会々長のM氏から当日頂戴した特性バイスクルカードの写真を掲載しておきます。

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by ishiken55 | 2009-02-10 15:27 | マジック ニュース | Trackback | Comments(2)

「ちいさいマジックのおうち」5年目の第一歩

このおうちは昨日で満4年を迎えました。今日は5年目の最初の一歩です。
思えば・・・風邪で会社を休み、高熱による幻覚に導かれて?サイトを開設。一週間後にレポート欄の訪問者数を確認したら~お一人でした。それ以来アクセスして頂いた方の人数は、回数ではなく1日1人のカウントで5万人、ご訪問の方々に感謝申し上げる次第です。

昨夜、久し振りに開設初月(’05.02)の記事を読み返した所、“始めの煌き”とでも言うのでしょうか~拙い内容ながらその月は9件、翌月は11件の記事を書いている事に驚きました。その頃、記事にしたいテーマをメモ用紙に書いた記憶があり、それもチェックした所、三十数件の大方は一年目に記事にしておりました。未だ日の目を見ていないメモ文字は・・
マジック;「マジックブーム」「スポンジボール」「アマチュアとプロの違い」
その他 ;「夏川りみさんの歌」「よど号事件とマドンナ」「〇〇先生の思い出」 

夫々、書くタイミングを逸したり、書き難いテーマだったりして、放置した感があります。
実はもう一つ最初に考えたテーマがあります。それは・・「ブログの終わりに~」
5年目は、(健康な限り)その題名を使わずに走り続けようと思っています。

c0049409_19373267.jpgc0049409_19293153.jpg※年初に入手の 『カード奇術』
<最近流行のマジック20選>
発行 ;1972年 鶴書房
著者 ; 高木重朗氏
定価 ; 百円ポッキリ
サイズ;13X9センチ 68ページ
コンセプトは、魅力たっぷり
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by ishiken55 | 2009-02-04 20:07 | モノローグ | Trackback | Comments(2)