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先週は3つのマジック・ゼミナール

≪教えるゼミ≫
金曜日(9/25)は、地元に誕生した「カードマジッククラブ」の初例会でした。前回の集会でメンバー登録をされた10名のうち7名の方が参加されました。男性4名女性3名、この位がカードマジックのゼミを行うにはベストの人数に思えます。最初は参加者に自己紹介をして頂いてから、講座の時のカードマジック作品2つを復習し、“お金の掛からないマジック”をモットーに、カードと千円札・五百円硬貨を組合せた2つの作品を新たに講習しました。

皆さんマジックを始められたことに胸を膨らませていて、気持ちの良い船出となりました。私もクラブお抱えの新米専任講師として、楽しみつつやって行けたらと思っています。参加者のお一人から「先生のページ~ネットで見たよ。講座では覚えの悪い受講生がいて、苦労したって書いてあったけど、あれワシの事?」…いやいや、そんな事は書いてませんよ~。でも、これからは滅多な事は書けません。車で5分の開催施設…“近いコトは~いい事です”

≪教わるゼミ≫
土曜日(9/26)は、月島で所属クラブ「カードマジック・ゼミ」に参加しました。此方の講師は氣賀氏で参加者は19名、当方は半解専門の受講生。2時間に亘り、5ステージ迄ある「スリーカードモンテ」の講習を受けました。細部まで周到に考えられた素晴らしい手順ですが、自分には3ステージ迄が伎倆の限界でした。レクチャー終了後、歓談しながらの会食。先輩から注がれたビールは残すと失礼につき一気に嚥下、松茸の土瓶蒸が美味でした。

最後に、会場を提供された多湖先生から、最近島田晴夫師に逢われた時の事などを交え、世界と日本のマジック界の情況や所属クラブの歩む道等について講話がありました。内容は言えませんが、何時の時代・何処の場所・何れの人も・憂える事は無尽の様に思います。バス+電車を4回乗換えての2時間20分の道程…“遠い所にこそ~ある価値も”

c0049409_2231125.jpg≪夜半に楽しむ読本ゼミ≫
先週、横浜マジカルグループ(YMG)所属の植松正之氏のご好意で、最近出版されたマジックエッセイ集『手品の周りで』を入手させて頂きました。固有のクラブやマジシャンは登場しないのに、マジックを生で見る以上にとても面白く有為なマジック読本です。永くアマチュア愛好家として歩んで来られた植松さんの軽妙洒脱で、ちょっぴり哀歓を包んだマジック話を、夜毎楽しんでいます。なお、この書はYMGさんのホームページ内 「コーヒーブレイク」で、その一部を読めますし、本の注文も可能です。
(製作;個人書店 /定価;税込み1,800円)
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by ishiken55 | 2009-09-28 22:38 | マジック ニュース | Comments(0)

「ファンカード」 のワンポイント・レクチャー <パート 7>

先月末、八重洲のトリックスにUGM製のファンカードを買いに行ったら、今商品が品切れと言われる。理由を伺うと、需要が少ないのが一番の理由のようで、特に厚手タイプは入荷の見通しが無いとの事。マジックの種目もアン(安易)・キン(金華)・タン(驚嘆)の要素が揃っていないと葬り去られてしまう時代。それに逆らうように、この数ヶ月~訳有って地味なファンカードに取組む日々。そんな中、先週“片手のみで行うカラーチェンジ”の改案を思い付く。類似アクトが既に世人により実行されているかも知れませんが、自身で考えた技法を貴重な同好の士のために、ワンポイント・レクチャーとして掲載しておくことにします。
≪技法の概要≫
①正面を向き、右手に…指を立て客側にバックを向けてファンデックを保持する。
②片手正ファンでデックを開き、一瞬手の動きを止める。 [写真 左]
③右手の位置は変えず、左手は使わずに、瞬時に正ファンを閉じる。 [写真 中]
④間髪を入れず、片手逆ファンでデックを開き、色変りファンを示す。 [写真 右]
⑤右手の位置は変えず、開いた逆ファンを最後までしっかりと閉じる。

ps
③の動作は手前にたくし上げる気持で行うと、案外楽にファンが閉じられます。
このアクトの最中、左手はフリー状態です。だからと言って左手をぶらっとさせずに、ファンの動きに併せて開いたり閉じたりすると、演技に躍動感が出ます。
私は以前このアクトを左向きで行っていて、その向きだと正ファンを閉じる親指の動きが客に見えてしまうため…左手を添えたり、一瞬ファンを水平に倒す動作を入れていました。改案は、両手にカードを分け左右同時にファンの開閉を繰返すカラーチェンジも可能です。

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by ishiken55 | 2009-09-22 19:42 | ファン レクチャー | Comments(0)

平塚・茅ヶ崎でマジック三昧

◆この土日(9/12-13)は所属クラブ(TAMC)の『平塚・合宿研修会』、昨年は75周年記念行事との関係で開催されなかったため今回が初参加。本や雑誌である程度は知ってはいるものの…ベテランの方々の講演で、クラブを築いて来られた先人達のマジック界への足跡の大きさには新ためて畏敬の念を~又グループに分かれての講習では、会員の方々のマジックへの真摯な取り組みに敬慕の思いを~素直に感孚。そして参加者33名の下から数えて8番目の若輩者は、「リング&ロープ」と「ファンカード」を控えめに披露する機会も与えられ、月初めの若者カルチャーショックから、完全に立ち直ることが出来たのでした。

≪先人達の創作マジックの一例など≫
・阿部徳蔵氏;「荷役箱変化鑑」…凡は題から推測。(発表会で観られるとの噂)
坂本種芳氏;「香炉と紐」…余りにも有名な作品。(一度も生で見た事がなく)
・林伯民氏;「如意独楽」…その昔、力書房で道具が売られていたような記憶が。
堀 武氏;「胡蝶の舞」…伝統和妻の改良版なのかも。(勉強不足を痛感)
・森田銈治郎氏;「ダンシングケーン」…モダン・ダンケンの元祖と思しき匂。
高木重朗氏;晩年にカウンセラーをされていたとの話は初耳。(偉人は多才)

◆日曜日の昼食後は、研修委員長のMさんに誘われて三人で湘南マジシャンズクラブ主催『第14回マジック発表会』を観に隣町の茅ヶ崎市文化会館小ホールへ。第1・2部は各々会員9名によるシングル・マジックショー、第3部はプロマジシャンの“亜羅仁&有加”ご両人によるイリュージョン・マジックショーを観賞。トータル3時間半の長丁場には驚きましたが、亜羅仁さんと有加さんの演技は45分に及ぶ本格的なアクトで、十分堪能出来ました。そして終演後、土日限定の若輩者は、湘南ナンバーの車が走る爽街を後にし、土浦ナンバーの棲街へと~マジックで満腹となったお腹をそっとさすりつつ、浦島太郎の心境で帰って行きました。

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by ishiken55 | 2009-09-15 13:45 | マジック ニュース | Comments(0)

「ブックテスト」

c0049409_16395449.jpg今月号のGenni誌に、小形辞書とトランプをミックスした作品が載っていて、発想の面白さを感じました。こう言う作品の原点としては、即「ブックテスト」が思い浮かびます。でも…考えてみたら、自分自身は全く「ブックテスト」系のマジックを演じたことがありません。そこで今回は敢えてそれをテーマに~。

『2冊ある本の一冊を客が選び、他の一冊で演者がページをパラパラとリフルしている間に客にストップ掛けて貰い、任意のページを選択。客が手にする本の同じページを開いて貰ってから、演者は本を見ずにそのページの冒頭文を言い当てる』

上記は、小学館刊・高木重朗氏編子供向けの名著「マジック入門」(絶版)と東京堂出版刊・三田皓司氏著「メンタルマジック」に掲載されている「ブックテスト」です。タネはかなりの大胆アクト。首尾よく成就するのか不安がありますが、マジック道具を持ち合わせていなくても出来るので、そのような場面が到来したら一度は演じてみたいと常々思っています。

c0049409_16541624.jpg「ブックテスト」はターベルコースにも幾つか作品が掲載されていますし、この一年半程の間にも私自身が実際に目にした初見の作品は5つを超え、隠れた人気マジック作品のようです。
本その物に絶妙な仕掛けが秘された極上のトロ-作品。
ページ選び(グッズ)に巧妙な仕掛けが施された作品。
本とページの選択はノーマルで途方もない準備を要す作品。
いくら頭を捻っても全くタネが解せない?作品…etc.

今年2月に他界された泡坂妻夫氏の「しあわせの書」を、初夏に街の書店で重版本を見つけたのは、偶然の“しあわせ”と言えましょう。この本のタネは意外に知られていないようです。
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by ishiken55 | 2009-09-08 17:09 | マジック エッセイ | Comments(0)

もう一つの“終わりの始まり”…「カードマジッククラブ」発足

総選挙は民主党の圧勝で終わり、鳩山政権が発足する事になりました。国民の景気回復や安心生活への期待大、これからはマニフェストの実行を注視して行きたいと思います。さて、一気にローカルな話題に転じますが、今回は先週私の周囲で実行されたマジックアクション二つを取り上げる事にします。

金曜日(8/28)は、地元で開催の「初歩のカードマジック講座」に参加された有志が河畔の生涯学習センターに集まり『カードマジッククラブ』が発足しました。当日の参加者は私を除き10名。この10名という人数が重要との事。サークルは10名以上で、その中に6名以上の市民がいる事が、生涯学習センターの施設を無料で借りられる必要条件だそうです。
会長は~唯一のマジック経験者で、以前同じ会社に勤めておられたK-さん。
幹事は~会の発起人であり、とても味のあるキャラクターをお持ちのJ-さん。
会計は~逸早く『カードマジック辞典』を購入された女性メンバーのS-さん。
私は~(そろそろ美味しい21年産が出回る?)新米の専属マジカル講師。


当日、会長のK-さんがメンタル系のカードマジックを2つ披露してくれました。一つは安部元章氏の本で覚え、もう一つはテレビでマリックさんが演じるのを見て、やり方を解きマスターしたそうです。「先生のより易しくて…ずっと良い!」なんて声がしきり。これからは新クラブに毎月1回出向きますが、干されないようにしなければと…気を引き締めているところです。

土曜日(8/29)は、プロマジシャン高橋ヒロキ氏による善意の『プライベート・レクチャー』を拝見。文京区内で行われたイベントの参加者は、自分の半分以下の年代約30人。主催者を含め其の内の大部分は自分のマジック子孫と言ってもよい若者達。1時間半に亘るヒロキさんのマジック表現へのアプローチ法やターベルコース応用の話に大変興味を覚えました。

ただ…イベント及び其の終了後の参加メンバー5人との歓談を経て、若者カルチャーショックに罹り、二日間ほどはその状態から抜け出せずに。二十代の頃に購入したペーパーバック版のヘミングウェイ作-『老人と海』は、まだ読み終えていないことを唐突に思い出す。

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by ishiken55 | 2009-09-02 15:29 | マジック ニュース | Comments(0)