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UGM~初訪問

今週の火曜日(8/24)、ファカーを求めて名古屋市内にあるUGMを初訪問。茨城県から愛知県へ二万数千円の交通費と片道四時間を掛けて行く執念…と言いたいところですが、目的は“霧中”と言うことに~。最寄り駅はJR中央線の「千種」。この駅の読みは、千のタネと書いて“ちくさ”だそうです。この駅名からして、出逢えるマジックグッズに期待を抱かせます。

UGMには四つ玉リング等ステージ系の本格的な道具も多く展示されていて、関東のショップにはないラインナップ。隣にはイベントが行えるスタジオもあるそうで、思っていた以上にビッグなショップでした。他にお客がいないこともあり、お店の方とおしゃべりをしつつ、いろいろ商品を見させて頂く。でも、あまり長居をすると散財しそうなので20分ほどで退散しました。

そして、お目当てのファンカードを3個、廉価のウォンドを2本、「これ何ですか?」と聴いたのが仇となり、面白い小品を『カードマジッククラブ』へのお土産に20個ほど~購入。結局、単価は安くても一番値が張ったのは小品と言うのも何かマジックに掛った感じです。カタログも頂戴し、当地に来た真の目的?を逸脱せぬよう、嵩張る品を鞄にギュ~と奥へと押し込む。

再販売されたUGM製のファンカードは、以前の物と基本デザインは同じながら、製造先が異なるようで…紙厚は従来よりも若干薄め、滑り剤塗布前につき紙質評価はこれから、発色は全体に明るい感じで好感。贅沢を言えば、ブルー系に、ピンク系にして貰えば私の理想に近付きます。バイスクルのファンカードも試しに1個買ってみました。世上で聴く評価より良いイメージです。しかし使い道を考えないと、只の色情カードになってしまうゾ…008.gif

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by ishiken55 | 2010-08-27 10:25 | マジック グッズ | Comments(0)

「ゲゲゲ展」から

昨日(8/19)マジック関連で東京に出た折りに、銀座松屋デパートで開催されている『ゲゲゲ展(水木しげる米寿記念)』を1時間ほど見学しました。来展者は品のある御婦人が中心で、リアルタイムでは水木作品に触れてないと思われる若い女性も多く見掛けました。そんな中、ちょっと一癖ありそうな中年男性、水木作品を自らの青春と重ね合わせている風のシニア男性も入り混じり、ゲゲゲの世界は賑わいのある展示会でした。当方~水木先生の作品が少年雑誌に掲載され始めた昭和40年代は漫画との接触を断った義務教育以降に当たり、水木作品知らず人。「ゲゲゲの女房」の話題に便乗している俄ミーハーファンなのであります。

水木しげるさんと云えば…十年前に作品に触れ、即座にファンとなった漫画家・つげ義春氏 が、昭和40年前後に水木プロのアシスタントをされていたと本に書かれていて、その名を知る程度でした。寡黙で遅筆、画風が変遷して行ったつげさん。片腕でありながら頑強多作、そして一貫したテーマを追う水木さん。そのお二人に接点があったことも楽しいし、原画を拝見して絵の丁寧さには感動を覚えました。展示会場の見学コースのゴールは定番のお土産コーナー。原画のポストカード、記念のグッズ&フーズ、著書が飛ぶように売れていました。見学記念として水木作品では一番好きな「河童の三平」のポストカードを一枚のみ購入する。

水木しげる氏とマジックの関わりをネットで探ってみましたが、投網に掛ったのはこのおうちの記事で、期待の棒に当たらず。ただ、現代のマジック書のメッカ~東京堂出版から水木しげる氏の著書(画文集)が多数発行されている事を知りました。ゲゲゲ…灯台下暗し!

c0049409_19261734.jpg水木しげるの あの世の事典」  (2,300円+税)
水木しげるの 世界妖怪事典」  (2,200円)
水木しげるの 続 世界妖怪事典」(2,500円)
水木しげるの 中国妖怪事典」  (2,500円)
水木しげるの 妖怪事典」     (2,200円)
水木しげるの 続 妖怪事典」   (2,500円)

でも、『ゲゲゲ展』でこれらの本が置いてなかったのは・・何故なのだろう?

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by ishiken55 | 2010-08-20 19:51 | モノローグ | Comments(0)

泡坂妻夫氏の『揚羽蝶』

ひと月程前、地元の図書館で泡坂妻夫氏の『揚羽蝶』と題する本が目に留まり借用する。本に収めらた作品は短編8作。前4作は著者の稼業“紋章上絵師”を、後4作は趣味以上の奇術を~題材にしたお話。何れも物語としては穏やかで、派手な展開や手品様のオチは無いが、読んだ後に灰燼のような余韻が爽やかだった。2006年11月に出版されたこの本は、泡坂さんの作家以外の二つの“本業”の経験談をフィクション化した作品のようだ。

前半の作品からは“紋章上絵師”なる職業の大凡を知ることが出来た。30年以上前にお墓を造り替えることになった折、墓石に彫る紋章が分からず、亡父が残した紋付を取り出して、そこに印されていた紋章の図柄を元に自分で方眼紙に製図をし、石材屋さんに渡したことを思い出す。でも、あの紋章が本当に家代々のモノだったのかは、未だに判ってはいない。

後半の作品はマジックを趣味にされるている方以外、興味をそそるとは思えないが、その事を解りつつ、著者は書きたかった作品だったのだろう。FISMを舞台にした作品では一部の登場人物(プロマジシャン)に実名を使い、そこに実在人を連想させる架空の人物を絡ませる手法は、違和感を覚えたけれども…。戦時が絡む「コロスケの貯金箱」が一番の秀作だと思う。

明日は太平洋戦争の終戦記念日8.15。戦後65年という事もあり、このところ広島・長崎の原爆や戦争を回顧するTV番組が多い。真の民族平和共存の精神は幼少時から芽吹かせ育む必要があるのだろう。今週ちくま文庫 水木しげる氏著『ねぼけ人生』を読む。ゲゲゲ先生の少年期、戦争体験、戦後の貧乏生活、そして人気漫画家に至る道は“ねぼけ”ならぬ“いばら”の人生。ユーモアさえ交え凄惨な恐怖の最前線に触れられる本は稀有。

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by ishiken55 | 2010-08-14 15:38 | 文芸 エッセイ | Comments(0)

再びの「フォーチュンスティック」

昨日(8/6)開催された地元「カードマジッククラブ」の復習会は、猛暑の真っ只中ということもあり、参加者は会員の半数でした。7月の例会で解説した“カード当て”を中心に、カードとコインを組合せた作品などをレビューしました。復習会では解説文書やお土産手品の配布は行わないので、参加者へのささやかなサービスとして終盤で私のお気に入りマジックを1,2点紹介する事にしています。今回はマジック稼業?の助さん(=クロースアップ用布製小バック)の中からフォーチュンスティックを取り出し、会員の方々にお見せしました。

フォーチュンスティックは5年程前にテンヨー社から発売された商品です。小品ながら三色棒のデザインが美しく、またマジックとしての現象も呪術的空気と不思議が見事に合体し、滅多に市販のマジックグッズを購入しない自分が一度見て気に入り、即購入した手品棒でした。復習会では二回演技をしてから感想を聞いてみました。私の尋ね方が誘導尋問的だったのかも知れませんが、大方が「エ~フシギ~オモシロイ~!」との反応。フォーチュンスティックはシニア層にも大いに受けるマジックであることに、自信を深めた次第です。

そして…会員のKさんから「とても気に入ったので、道具を自分で作ってみたい。ついてはタネを教えてくだされ」と云われました。彼の頭の中は~方形の硬木を使い、三色の塗装をし、自作のマークを貼り付ける、区分けのタネは模索中のようでした。講師方の要望として「マークは彫り込みにして、そこに白い塗料を入れ込むと見栄えがしますょ!」と申し添えました。2週間後の例会でその道具が見られるやも知れません。まずは自作しようと云う発想が嬉しい事です。こちらは使い古しのチャイニーズステッキで対抗する安易な算段。

今年の初めだったでしょうか。都内のデパートに出店しているテンヨーショップの某ディーラーさんから、高品質のフォーチュンスティックが入荷したとの事でそれを見せて貰いました。素材はアルミ、色付けはアルマイトで施されシックなイメージ、但しマークはその上に塗装で描画。マークが彫り込みであれば購入するのになぁ~とその時思いました。価格は標準タイプが千数百円なのに対し、高級タイプは八千円強だったように記憶しています。

併せて、今年2月の「Genii 誌」に高級タイプのフォーチュンスティックの記事が掲載されていました。$99.99は高いか~廉いか~それは個人の価値判断に委ねる事にしましょう。昨年はパスしてしまった「テンヨー大会」ですが、今年は申し込みをしました。まだ席が取れるかどうかは定かではありませんが楽しみにしています。大会の演技に期待をすると共に発売される新製品にフォーチュンスティックのような粋なグッズがあることを願いつつ・・・。

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by ishiken55 | 2010-08-07 12:56 | マジック エッセイ | Comments(0)