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上口龍生さんの本

今日は早朝ダークスーツにネクタイを締めて家を出て、東京駅八重洲北口前の丸の内トラストタワー本館にあるシャングリ・ラ ホテルに向かいました。自分が平素宿泊する朝食付きのビジネスホテルとは一桁違う値の佇まい~どうやって待ち合わせのホテル28階に行ったものやら判らず、御上りさんよろしく近くにいた案内嬢に尋ねると親切にエレベーターまで引率してくれました。エレベーターを降りると、目の前に初めて御目通りする某国の要人を含む三名の外国人。約一時間コーヒーを飲みながら懇談をして、今日の御役目は終了となりました。

八重洲に出て来たので、久しぶりに近くにあるトリックスを覘いてみると、人影が無いので已むなく退散し、一路神田神保町へ。まだ午前中につきおじゃまにはならないと思い、知人のMさんのお店にまずはご挨拶がてら訪問。暫し立ち話をした後、今回も商品は買わず仕舞いでお店を出ました。昼食はMさんお薦めのキッチン南海でカツカレー、ただ…還暦を過ぎた者にはヘビーすぎた感があり胸やけ気味に~。老人には小諸蕎麦あたりが無難だったようです。

さて、折角の神保町につき文芸書とマジック書を少々探索。仲間内にいると感じないものの、本屋街のマジック書のコーナーを見ると今は引き潮時であることを実感します。引き潮であるからこそ“潮干狩り”や“蟹と戯る”ことも可能な時でもあるのでしょうが~。ロープの新刊を購入しよかと思いましたが、このところの精神状態を考えスルー。代わりに上口龍生氏のポプラ社・新刊書『オドロキ!!超ふしぎマジック』(税込価格730円)を丸善で購入しました。この本、小学生にはハードルが高いものも含まれていて、著書の意思が伝わって来ます。

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by ishiken55 | 2010-11-30 20:34 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

「素ボール レクチャー」・・・≪その1≫

スライハンドマジックの一つとして、今も学生発表会の定番となっている「四つ玉」。この演目は見せる時の視角が狭く、通常はホルダーを用いた仕込みも必要です。おまけに秘密の種を観客に見られたら目も当てられません。そんな事情から、社会人となり単独でマジックを演じるようになってからは「四つ玉」から遠ざかっていました。その自分が今年の所属クラブの発表会演目に選んだのが「四つ玉」。

但し特殊な玉を使わず純粋無垢のボールだけを使い、6個の白ボールと2個の赤ボールの仕込みは全てポケットで事足りるようにしました。この手順より、自分で考えた5つの技法を順次掲載することにします。なお、使用するボールの大きさは45ミリ程、素材は木・ゴム・樹脂等何でも構いません。今回は1個のボールの消失と出現です。この技法の特長は水平状態の指間からボールが消える所にあります。

①ボールを右手人差指と中指間に挿み、掌の角度は中指が水平の位置に。[写真左]
②左手でそのボールを取る動作をする。この時右手を一瞬揺らしボールをパーム。
③左手を左に移動し、掌を返してボールが左手から消えている事を示す。[写真中]
④右手中指と薬指間にボールが戻った事を示す。薬指と小指間でも良い。[写真右]

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by ishiken55 | 2010-11-22 19:14 | ボールレクチャー | Trackback | Comments(0)

冬が来る前に・・・

c0049409_17594982.jpg坂の細い道を 夏の雨にうたれ 言葉さがし続けて 別れた二人
小麦色に焼けた肌は 色もあせて 黄昏わたし一人 海を見るの
冬が来る前に もう一度あの人と めぐり逢いたい(繰り返し)

秋の風が吹いて 街はコスモス色 あなたからの便り 風に聞くの
落ち葉つもる道は 夏の想い出道 今日もわたし一人 バスを待つの
冬が来る前に もう一度あの人と めぐり逢いたい(繰り返し)


これは夫婦デュオ紙ふうせんが1977年(昭和52年)にリリースの「冬が来る前に」(作詞:後藤悦治郎氏/作曲:浦野直氏)の歌詞です。今月の初めに、この曲をラジオで耳にしてから、なぜか頭の中で度々自動再生されています。唄のフレーズは女性言葉ですし、シチュエーションは全く異なるのですが、昔の自分~そして今の自分~と重なる部分がほんの少しあるのかも知れません。いやはや、これは団塊世代の冗筆ということにしておきましょう。

今回は『素ボールレクチャー』の題で、先日発表会で演じた「四つ玉」の中から自分で考えた技法を書こうと思いつつ、年甲斐もなくセンチメントな溶剤の坩堝に嵌り、筆が進んでおりません。また、例会の一週間前には、会報は元より、お土産マジックの製作も完了している地元クラブの配布資料も、一週間前なのに未完成です。“目には目を!”と思い、紙ふうせんのCDを取り出し「冬が来る前に」を掛け、5年程前に購入した「NHK趣味悠々・ギター弾き語り入門」で旋律を追ってみました。ボーカルの平山泰代さんは自分と同世代ですが、昔と変わらずにカワイイ方ですね。
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by ishiken55 | 2010-11-14 18:01 | モノローグ | Trackback | Comments(0)

再会(千葉県内の二つのマジック発表会観賞を併記)

11月3日(水)の“文化の日”は、松戸市民劇場で開催の松戸奇術会主催「第47回マジックフェスティバル」を観に行きました。三百程の席は、松旭斎すみえ師匠やDr.レオン氏などのプロマジシャンを始め、多くのマジック愛好家の方々も来場されて超満員、歴史のある社会人クラブであることを改めて感じました。演目の中では第2部の二番目に黒の衣装で登場され、“六枚シルク”等を演じられた市川ミサ子さんの「シルクファンタジー」が個人的には一番印象に残りました。この会のステージ発表会を拝見するのは実に42年ぶり。当時のプログラムには、今回出演された岩田均氏と渡辺浩二氏のお名前が見られます。

11月6日(土)は、行徳I&Iホールで開催の行徳マジッククラブ「文化祭マジックショー」を観に行きました。このショーを拝見するのは4年連続5回目。指導者だった故・持永恒美氏の方針を引継ぎ、単独演技は少な目で殆どが複数演者により演じられるのが特長です。
マジックの技量は高くはありませんが、数人で協力して行うマジックの演技はTAMC以外では見られない手法につき、毎回楽しく観させて貰っています。印象に残る演技を一つ挙げるとすれば、今年もステージ上のお姿が艶やかだった澤田女史のアラカルトでしょうか。なお、今回のショーの音楽はフルートの生演奏。奏者はお美しいお嬢さんでしたので、早速に来年の“いしけん”演技への協力をお願いしたところ、自称マネージャーさんから「交渉は私を通してくださいね」と釘を刺されました。さて、来年の“いしけん”ステージの行方や如何に~?

今朝の読売新聞日曜版「心の風景」欄に、フランスの写真家ロベール・ドアノーのスナップと女優・宮城まり子さんの文が載っていました。彼女のパートナーだった吉行淳之介氏が亡くなられてから早16年が経ち、17回忌を迎えたそうです。お二人は40年間共に暮らしたそうですが、事情があって結婚という形では無かったと聞きます。でも、まり子さんの文章からは淳之介氏への弛みない慕情が伝わってきて、文を読みホワホワとした気持ちになりました。

前述の1968年7月14日に松戸奇術会「第6回奇術試演大会」を観に行った日の午前は、渋谷区の児童館にボランティアサークルへマジック出演の交渉に訪れ日でもありました。その日の事と関連があるのですが…先週のTAMC発表会の会場で予期せぬ嬉しい再会がありました。それが演技の平常心を失わせたとも言えますが、40年近い歳月が「四つ玉」を演じた4分間で一瞬に過ぎたように感じました。これは宮城まり子さんの思いとは少々異なる四次元のマジカル40年と言えましょう。人生って~捨てたものじゃありません。
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by ishiken55 | 2010-11-07 18:44 | マジック ニュース | Trackback | Comments(2)

「第65回TAMCマジック発表会」~無事終了!?

数日前は台風14号に直撃される心配があった昨日でしたが、台風一過の晴天とはいかずとも、雨上がりの爽やかな空気の中で、東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ(TAMC)主催の「第65回マジック発表会」が虎ノ門のニッショーホールにて無事開催されました。

今回は第2部の終盤の数演技を会場内で観ただけで、八割方の演技は楽屋や控室に設置されたモニターを時折覘く程度でしたので、各演者さんの実演状況は殆ど把握しておりません。個人的には今回の出し物の一押しは内田春樹氏が演ずる「浪曲奇術 2010」でありました。実際に観られた方は如何だったかと~。自分はと云うと、今年は「渚でトキメキ・フォアボール」と題し“四つ玉”の演技。題の長さとは裏腹に4分間の短い演技の予定でしたが、還暦を過ぎても少年の心が抜けずに上がってしまって~手が縮こまり、アクトの静止が利かず、駆け足の演技となり、予定よりも更に20秒も早く終了と相成りました。

敢えて良かった点を挙げるとすれば玉を落とさなかった事でしょうか。前に玉を演じたのは18才の時ですから、彼此四十数年振りに演じた事になります。当時の手順は力書房から刊行された金沢天耕氏の「四つ玉研究」をベースにしていましたが、今回は“まん丸い玉”のみを用いた独自の手順。これで一区切りが付いてホッとしています。今回は三十名程の方々にチケットをお配りし、ご来場された美しい姉妹のお二人からは花束まで頂戴しました。両手両脇に“華”の姿を掲載したい所ですが、緩んだ“いしけん顔”は見せられませんので~ご容赦。

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by ishiken55 | 2010-11-01 23:18 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)