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『澤浩の奇術』について

東京堂出版から1月25日付で『澤浩の奇術』(税込4,935円)が刊行されました。編者は宮中桂煥氏、3部構成の第2部は小坂井敏晶氏が執筆されたそうです。昨夜入手した本につき、殆ど読んでいないので中身のコメントはできませんが、多くのマジック愛好家から異彩の存在として慕われている澤さんの作品集ですので、いち早く取り上げた次第です。

朝9時にアマゾンに注文したら夕方6時に茨城の田舎に本が到着し~ビックリ。
宅急便の迅速さはご立派。私が、所属するマジシャンズクラブに入会した時の会長がクロネコヤマトの元社長なので、このコメントは多少黒胡麻の匂いが漂いますが、仕事も趣味も自ら限界線を引かないようにしたいものです。
到着した荷の大きさが想定外で中の本の大きさは・・予想外。
マジック書はA5版が一般的なので、B6サイズとは思っていませんでした。何事も自分で決め付けてはいけません。カバーを剥いだら早春の若葉色。
(写真の色彩は不正確)
“まえがき”の「私の澤浩観」に書かれた編者の文に・・納得。
アマチュアとはプロフェッショナルの反対語ではない。アマチュアというのは元々ラテン語で「物事を愛してやまない人」という意味から発した言葉であった。
(本文から転記)
付属のDVDの内容はレクチャー的なものと思いきや・・?
ファミリー的なライブ映像が中心で、澤さんの笑顔が演技を何倍にも素晴らしくしていて、自分が取入れるべき最大の課題に感じました。巻末のフラッグを演じている女性は誰だろうと思ったら~澤さんて愛妻家なのですね。

この本には澤浩さんのプロフィールが書かれていません。著者は澤さんではないので書かれていないのだと推測しますが、私の家の書棚にあるマジック書の平均年齢は40歳ほど、40年後に私が購入したこの本は、その時代のマジック愛好家の書棚に鎮座していることでしょう。その時この本を手に取った持ち主が“澤浩さん”てどんな人だったのだろうと思った折のことを考えたのですが、遠い先の読み過ぎかも~。

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by ishiken55 | 2013-01-26 15:05 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

「浮世絵」のトランプ

c0049409_12171991.jpg1月12日に市ヶ谷の「私学会館」でTAMCの新年会がありました。昨年から新年会の開催場所がこの会館になったのですが、前回は不参加のため今回初めて訪れました。市ヶ谷駅から徒歩2分程で便利だし、料理やお酒も質・量共に充足、良い開催場所と思いました。また、宴の後半に98歳になられるYさんが奥様とご子息夫妻の付添のもとに来会され、確りした言葉で近況などを話されました。Yさんからは今年も自筆の年賀状をいただき感激していましたので、殊更に嬉しい出来事でした。

新年会恒例のオークションでは、写真のトランプ5点を千円でゲットしました。オーストリア製が2点、台湾製が1点、米国製が1点、そして日本製が1点です。この中ではオーストリア製が品質に優れている感じがして貴重な品に思えますが、いつも使っているトランプはUSプレーイング社のバイシクルやタリーホー。ファンカード以外は蒐集の趣意が無いため、その価値については判断が付きません。

c0049409_12183793.jpgこの中で私が一番『いいなぁ~』と思ったトランプは、日本のエンゼル社製「浮世絵」です。東洲斎写楽の浮世絵画を中心に53枚が構成されています。自分自身浮世絵が大好きだと言うことが加担していると思いますが、日本人が誇れる浮世絵に接することができるトランプなんて~なんて洒落ているのでしょう。外国人へのお土産にも良いのではないかと感じました。因みにネットでチェックしたら、この浮世絵のトランプは、今もエンゼル社で千五十円にて販売されているようです。

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by ishiken55 | 2013-01-14 12:26 | マジック グッズ | Trackback | Comments(0)

2013年を迎えシニア世代のアマチュア・マジシャンが想うこと

昨年の二月に米寿の母が他界しましたので、今年は喪中の新年です。年賀状を書かないと・・こんなに楽なのかと思いつつ、初めての経験に一抹の寂しさも感じない訳ではありません。それでも30通近い賀状が新居に届き、多くは旧住所からの転送で、諸通知の甘さに少し戸惑ったりしています。

そんな新年ですが年末に購入した~プラスティックの大型収納Boxと組立式チェストに~仕事系の書類やマジックの資料とグッズを整理したりして、正月を静かに過ごしています。四月の引っ越しの折に見境もなく牢獄に押し込んだままとなっていたマジックグッズ達は、久しぶりに外気に触れ、ほっと溜息を漏らしておりました。特に「リングとロープ」のペアーは愛犬の如く?寄り添って来たので、今年は可愛がってやらねばと想った次第です。

また年末にAmazon経由で購入したマジック書が一冊あり、それを読んだりしています。本は昭和52年日本文芸社発行のキタミマキ氏著『ステージ奇術入門』で[本価1,000円+送料250円=1,250円]古書店の出品でした。実はこの本を買おうとしたのではなく、東京堂出版の『奇術入門シリーズ・ステージマジック』と勘違いをして注文してしまったのですが、どうも内容は殆ど同じで、こちらが元本のようです。

「シニア世代がステージ用の入門書を買ってどうするの?」と耳元で囁く声が聞こえます。その通りで、この本は幾度となく立読みし全ページに目を曝しているので買う意味を感じてはおりません。ただ、北見さんは私がマジックを始めた同時期にJMAのディーラーからプロマジシャンへ転身され、近年日本奇術協会の会長を務められた日本を代表するプロマジシャンのお一人でありながら、この“おうち”で取り上げた記事が無く、気になっていました。
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私が若者だったその昔は、北見さんのステージタッチを参考にし、ある部分は踏襲していたと言ってもよいでしょう。腰を据えて読んでみて、この本は若いマジシャンにお薦め出来る一冊です。本書を出された頃、北見マキさんは30代であったと思います。
マジックの演技そのものだけを糧とするプロマジシャンが、現役時にマジックの解説書を出版することについては、「風姿花伝」の影響を受けたのか、個人的には賛意ではありません。島田晴夫さんに一般向けの解説書が無いことを考えれば・・然と想われるのではないでしょうか。
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by ishiken55 | 2013-01-03 15:42 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)