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掌サイズの「The Expert at the Card Table」を手にして想う

S.W.Erdnaseの著書『The Expert at the Card Table 』は、110年前に出版されたカードマジックの原典と云われる本です。この本はAmazon を使えばペーパーバック版を廉価で購入出来ますし、翻訳本が東京堂出版から刊行されているので、それを求めるのも可能です。自分は何方も所有はしています。かのバーノン翁もこの本を若い頃に勉強されたと巷の本に書かれていたように思います。ただ…自分のような生半可なカードマジック愛好者には~難解な書であり、殆ど理解の外なのも確かです。

そんな『The Expert at the Card Table 』ですが、先週マジッククラブの例会に出席した折、私より一つ年上のベテラン会員の方が、掌に入ってしまう大きさ(9×11センチ)のこの本を持参されました。例会が終わってから、現物を見せて貰い…多分欲しそうな顔をしていたのでしょう。「お譲りしますよ-」と云って下さったので、マイブックにさせて頂きました。この本は中国で印刷され、何と防水仕様。百年以上前なので著作権は無いのかなぁ~などと考えつつ、毎日持ち歩いています。

防水仕様なので、一瞬~風呂の中や梅雨時の散歩を頭に描いてみましたが…
まあ役に立つと云うより、自己満足・見栄・アクセサリーでしかないでしょう。

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by ishiken55 | 2014-03-25 20:14 | マジック エッセイ | Comments(0)

TAMC名誉会員・山脇氏のご逝去を悼む

3月6日(木)、TAMCの最高齢会員であった山脇正利氏が亡くなられた。大正4年生れ、98歳で人生の幕を閉じられた。山脇さんとの出会いは、私がTAMCに入会した6年前の1月に遡る。その後、例会ではいつも最後方の窓寄りの席にお座りになっている山脇さんの隣か一つ置いた隣に自分が座っていた関係で、例会の合間に度々話をさせて頂いた。「先日、中曽根と会って来たよ~」などと云われたので、写真を拝見したら、かの中曽根大勲位だったりしたことも・・。

4年前の正月に、思いがけなく山脇さんから年賀状を頂戴した。当時山脇さんは94歳。ご高齢の方に賀状をお出しするのは、ご本人の負担になると思い、一部の会員の方に留めていたので、嬉しさと戸惑いが同居した思いであった。手書きの文と挿絵は印刷であったが、左上に「本年もどうぞよろしく あざやかな手技に感服しています。」と個人宛の自筆の文面が書かれていた。山脇さんのご逝去を悼み、生前の山脇さんを偲んで、その年賀状を(勝手ながら)掲示させて頂く。

その後、私が例会から1年半程遠ざかり、一昨年の暮れに復帰した頃、山脇さんは例会に出席されないようになっていた。年賀状は昨年まで毎年送られて来たが、今年は送られて来なかったので、体調がお悪いのではないかと気になっていた。山脇さんは長身で肩幅のある体形であった。戦争中は海軍におられたそうで、さぞ見栄えのする士官であったことだろう。趣味はマジックだけでなく、観劇や音楽会なども愛され、頭は常に明晰でお歳を感じさせない紳士であった。

山脇さんの思い出がもう一つ。5年前と思うが、春の『TAMC家族会』で「袋玉子」を演じられた。高木重朗氏の直伝だそうで、見事な演技であった。それを拝見し、自分も「袋玉子」に興味を抱き、直後に例会にゲストで来会された方からその道具を購入した。その事を知り、次の例会で山脇さんが「袋玉子」用の種卵を6個も作って来られ、私に進呈して下さった。「しっかり練習します!」と云ったのに、未だにモノにできず、山脇さんにお見せ出来なかった自分が情けない。

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by ishiken55 | 2014-03-14 19:25 | マジック エッセイ | Comments(0)

三日間のマジカル・ダイジェスト

この一週間・・いろいろ“お出かけ”をしたのですが、記事を書くゆとりが無く、日々が過ぎてしまいました。その中のマジック絡みの三日間についてダイジェストを記しておきます。

≪6人の「奇術を語る会」≫
2月28日(金)、横浜中華街での「奇術を語る会」に参加しました。メンバーはYMGとTAMCの会員各3名で私的な集まりです。主要演目の歴史や奇術界の今昔情報を始め、中身の濃いマジック談義が交歓され、豪華なコース料理を味わいながら愉しい一時を過ごしました。幹事役のスティングさんから提供された「ゾンビボール」の歴史資料に一番興味を覚えました。ゾンビボールはJoe Karson が1946年に米国で出願し1949年特許登録されたそうです。
(写真は私が尊敬する奇術研究家K氏から素材を頂いたお土産マジックです。)
≪映画「小さいおうち」≫
3月1日(土)、映画「小さいおうち」を柏のシネマで見ました。この「ちいさいマジックのおうち」も、中島京子氏原作の「小さいおうち」も、バージニア・リー・バートンの絵本『ちいさいおうち』がモチーフになっているので、1月25日の公開以来見たいと思っていた作品です。山田洋次監督により、秘めた恋の歓びや切なさが巧みに表現されていて、余韻が残る映画でした。ただ~小説の映画化が発表された折、時子奥様は竹内結子さんが適役と書いたのですが…。
第11回夢奇房公演「ルーフボーイ」≫
3月2日(日)、牛込箪笥区民ホールへ夢奇房「ルーフボーイ」を観に行きました。昨年初めて夢奇房公演を観させて貰い、素晴らしい内容に驚きました。今年は小さ目の会場となった関係で、立体的な表現がし難かった感が見受けられましたが、仄々とした親しみのあるステージでした。運営上苦難はあろうと推測しますが、若いパワーを結束し継続を奇房しています。レストランの店長役で白いウォンドを演じた大江毅氏の演技が一番印象に残りました。

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by ishiken55 | 2014-03-05 21:13 | マジック ニュース | Comments(0)