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5年ぶりのボランティア・マジックから

一昨日(4/25)は、所属マジッククラブ(TAMC)のボランティア委員会の活動に参加させて貰いました。訪れたのは西巣鴨駅に近い「区民ひろば朝日」、自分を含め5人のメンバーで、約1時間のマジックショーを披露しました。観客は、シニアの方達が二十数人、そのお孫さんと思しき小学生が四人、そしてイベント関係者のお若い方も数名おりました。

1時間を5人で分けると、1人12分です。その時間を考えて演目を選びました。 四つ玉ではなく二個の「はりやまボール」、 自分のオリジナル手順の「リングとロープ」、 おもちゃの縦笛を使った「ウォンド」、 今年の研究テーマにしている「ファンカード」~の4つです。出演順はボランティア委員長に一任し、“いしけん”は最後に演じることになりました。

4人の演者は夫々特色を出された演技を披露され、すっかり一人の観客になり見入っていたところで、自分の番が回って来ました。演技は、出だしからアクシデントが発生しましたが・・緊張感を持ちつつも、楽しく演じさせて頂きました。今回はボランティアにつき、限られた方に観て頂いた訳ですが、この機会を利用し、2つの実演の試みをさせて貰いました。

一つは演目に記したように、ダイソーの“はりやまボール”での玉の演技です。手始めに2個でやりましたが、4個を使いこなすにはハンドリングの練習を更にしないといけません。もう一つは、ファンカードでの「片手連続です。こちらは一応形にはなりましたが、4色目にタイミングの遅れと形の乱れがありました。ステージではロングサイズのカードを使用する予定です。今回アクトの感触が得られ、良い経験になりました。

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by ishiken55 | 2015-04-27 19:02 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

『石田天海フォーラム』で示された5つの至高の壺

昨日(4/19)の日曜日は、JR両国駅西口から徒歩3分「江戸東京博物館」内の学習室で開催された『石田天海フォーラム』へ行きました。学生時代に天海師から直に奇術の手解きを受けられ、かの天海メモにも邦人では一番その名が登場すると云う氣賀康夫氏と、天海師研究の第一人者・小川勝繁氏による講演は、新たな天海像を垣間見る事が出来た貴重な一日でした。講演の中で氣賀さんは、天海師が最高峰のプロ奇術師となった要因と魅力について、5つの項を挙げられました。その内容はこのようであったと思います。

心から奇術を愛していた。  (“好きこそ物の上手なれ”ってことかと~?)
・ 奇術研究の奥行きの深さ。 (探求心と向上心が米国に遺留する要因に~?)
奇術の技術レベルの高さ。 (奇術家の素養が天分にて備わっていた~?)
・ お人柄の素晴らしさ。    (生まれながらの人徳と人を見る確かな目~?)
ユーモア精神。      (経験と年齢を重ねることで取得された~?)

フォーラムの会場及び終了後に参加した懇親会で、多くの奇術研究家とご挨拶や歓談をさせて頂きました。静岡のプー博士、愛知の河合勝氏、大阪の石田隆信氏、そして三重のゆみさん・・等々挙げれば限がありません。またお若い方も若干おりましたが、大学院生の方からは「“いしけん”さんのブログを中学の頃に読んでコメントを書いた事もありました」とのお話も~。最後に、多くの会合を持たれフォーラムの開催に尽力された中村安夫氏を初め主催者のMN7の方々へ慰労とお礼を申し上げます。

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by ishiken55 | 2015-04-20 19:13 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

「八重洲 さくら通り」 から 「近頃 銀座風景」へ

一週間前に満開となった桜・・寒が戻り霰混じりの雨が降る昨日は、桜吹雪となって空を舞い、路上にピンクの絨毯となって吹き溜っていました。先週の木曜日(4/2)、マジックの例会で東京駅前の田中八重洲ビルに行った折りのこと。当ビルの前の道路は「さくら通り」と云うそうで、さほど広くない道は両脇の桜が見事なアーチ状になっていたのを見て、咄嗟にシャターを押しました。そのほか八重洲周辺には若い桜の木が結構多いのにも気付きました。

「桜」を広辞苑で調べたら
①バラ科で国花 ~3つ飛ばして~ ⑤馬肉の異称 ⑥まわし者 ⑦市街の繁華な所

マジックに関わる「桜」の意味合いは、⑥項の“まわし者”です。サロンやステージのショーで、前に出て頂くお客を予め決めておく行為は多々見かけますが、これは“さくら”ではないでしょう。本来の意味の“さくら”を使うのは極稀であると思います。マジックの“さくら”は禁じ手でありませんが、現代社会には色々な⑥項のさくらが存在します。それらの“さくら”には犯罪の匂いが漂うので、如何なる場合も注意をすることが肝要でしょう。

ここから話が八重洲から銀座に転じます。自分はシルク(ハンカチ)マジックは殆どやりませんが、ある方の依頼で阿部徳蔵氏のハンカチ創作手順「近頃銀座風景」を調べています。この80年前の作品は・・道具は小品でも、演技の繋ぎ方が良く考えられています。また、昭和初期の銀座の粋な風情が感じ取れ、題名も洒落ています。芋蔓式に作品の核心へ辿り付く寸前まで来ました。手品の調べ事の楽しさを味わっている所です。

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by ishiken55 | 2015-04-09 12:43 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)