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『TAMC第13回家族会マジック発表会』と『親睦会』の備忘録

母親が認知症を患い、胃瘻を施した後に4年半前に他界した関係から、自分も認知症の遺伝子を抱えている筈だから注意せよ!~と家人から度々告げられています。そう云われると、このところマジック関係の記憶力が衰えて来ている?~と思える節があり、出来るだけ手帳に予定や事後のメモを残すようにしています。…と云うことで、今回の記事は自身への備忘録です。

一昨日の日曜日(5/29)は、アルカディア市ヶ谷で開催の『TAMC第13回家族会マジック発表会』に出演しました。47名の演者が7階の四つの部屋に分かれて演じたのですが…私は“雲取”と云う部屋で、前半最後6番目の演者として「健康手品?」と題して二つのマジックを披露しました。二つ目の演技の最終段で些かアクシデントがあったものの、ダイソーで二個108円で買った金色の健康グッズ”はりやまボール”を落とすことなく、又いつ頃購入したのかが思い出せない”クレージーダイス”と手作りの♥ハートによる格安道具での演技を、無事終えることが出来ました。

c0049409_15562330.jpg発表会後の『親睦会』は、会員と家族が5階の“大雪”に移動して開宴。演技を終えた開放感から、ビールでの乾杯の後はウイスキーの水割りを5,6杯~演技のセリフで「日々人一倍健康に気を付けて生活をしております!」と云った言葉が~私学会館の天井に漂う中での背信行為。宴席の横では、第9代会長 鶴岡鶴吉氏のご遺族が提供された遺品の入札があり、2冊の本を千円と百円で落札しました。共に高木重朗氏の訳本と著書で、訳本は最低入札価格5百円の倍値でゲット(最初のページに高木さんの自筆入り)。小本は4年前の引っ越しで紛失したため、欲しかった冊子でした。


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by ishiken55 | 2016-05-31 16:24 | マジック ニュース | Comments(0)

最近入手した三冊の奇術古書を読んで思うこと。

今月に入り三冊の奇術古書を入手しました。それを読んで思ったことを少々書こうと思います。ただ…古書と云ってもそれほど古い本ではなく、一番古いものでも私の出生後ですし、一番新しいのは私がマジックを初めてから11年後に発行された本です。希少な本もあり、又入手しようと思えば容易に入手出来る本もありの混合書ながら、この三冊は明治から昭和に掛けての日本の奇術(マジック)界のあゆみを理解するのに大いに役立ちました。その奇術古書とは・・

秦豊吉氏著 『明治奇術史』    昭和27年 私家本として三百部発行
藤瀬雅夫氏著『手品と奇術の遊び方』昭和32年 一般図書で大泉書店発行
松旭斎天洋氏著『奇術と私』    昭和51年 (株)テンヨーより発行

の元になった原稿は昭和19年に他界した奇術研究家 阿部徳蔵氏が書いたとされ、目次の前に「私の知る限りでは日本一の奇術師であった故人阿部徳蔵先生の記念に」と書かれています。題名が示すように、中身は明治期の奇術界のあゆみが書き連ねてあります。そして明治の代表的奇術師として松旭斎天一を挙げ、多くのページを割いてその業績を語っています。しかし、ここに書かれた内容の一部に誤記あるいは思い違いがあると、現代の奇術研究家により指摘されておりますが、明治時代の奇術界の動向を知る原本としての価値は高いと思います。

は戦後に広まった手品を、独学で習得できるように書かれた本と推測されます。手品の解説は、ネタもの系・スライハンド系・そしてカード奇術等が遍く書かれています。ただ、これを読んでマジックの初心者が習得するには説明不足の感は否めませんし、片やマジックの奥義を極めたい愛好家には物足りない内容かも…。私がマジックを始めた当時、この本は巷の書店に置かれていましたが買おうとの思いは涌きませんでした。この本の価値は、書中に掲載のアマチュアマジシャン列伝/巻末の奇術速習二十一講/全国アマチュア奇術グループ一覧/にあると思います。

が出版された経緯は知りませんが、出版の前年に米寿を迎えられた松旭斎天洋師は、明治・大正・昭和を…職業奇術師として、奇術道具の製造販売主として、また優秀な手品師の師匠として存し…その足跡は偉大。生前にこの本が纏められた意義は大きいかったと感じます。著者は天洋師となっていますが、文章の作成には、ご子息や関係者の多大なご助力があったものと思われます。かの初代引田天功師や現在も現役でご活躍の島田晴夫師は天洋師のお弟子さんですし、現在の日本の手品道具販売の最大手テンヨーの元祖であることを思うと、畏敬の念が~。

さて、この三冊の奇術古書を読み終え・・・
職業奇術師(プロマジシャン)を頂点にして
左に奇術研究家(マジッククリエータ) 右に奇術愛好者(アマチュアマジシャン)
のトライアングルが,正形であるのが理想のマジック界であるように感じました。

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by ishiken55 | 2016-05-21 17:39 | マジック エッセイ | Comments(0)

荻窪の「邪宗門」訪問 & 関東大学奇術連盟の「春連」鑑賞

5月3日(火)の憲法記念日は、MN7で精力的に活動をされている中村安夫さんから声を掛けて頂き、荻窪の邪宗門を訪問し風路田和枝さん(故・風路田正利氏の夫人)と歓談後、西東京市民会館公会堂で開催の関東大学奇術連盟の春連を鑑賞して来ました。邪宗門は丁度半世紀前に興味本位で2度程コーヒーを飲みに行ったことがあり、お店の場所は憶えておりましたが、店内の装飾品等は記憶が残っていませんでした。和枝夫人は今でも喫茶店をお一人で営まれているそうで、そのことに驚くと共に、石田天海賞を主催されていた当時のご主人の周辺の出来事について詳細なお話をされ、ご高齢とは思えぬ記憶の良さにビックリしました。

邪宗門には濱谷堅蔵さんと小林恵子さんもご一緒し、私は皆さんの話を、唯々拝聴するだけでしたが、自分の知らない邪宗門クラブの姿をおぼろげ乍ら想像することが出来ました。邪宗門を辞する間際に、1956年 Charity Circle Theaterで行われたSAM主催の“HOCUS POCUS'56”に天海夫妻が出演された貴重なプログラムを拝見させて頂いたり、小野坂東氏の天海賞受賞記念の本や風路田氏が発行されていたニューマジック誌などを頂戴したりしました。田無に着いてから中村さんと二人になった折、1時間程甘味を食しつつ歓談をした中では、終戦直後の貴重な資料を頂戴しました。この日は正に“Great Present Day!”でありました。

西東京市民会館公会堂へは小林恵子女史の愛車に乗せて頂きました。同乗の方には話しませんでしたが、走行した青梅街道は、練馬に住んでいた時に自車でよく走った所なので懐かしく思いました。その後開場までゆったりと時間があったものの、色々とアクシデントがあって開演間際に息を切らせつつホールに到着しました。会場内で、また帰路の田無駅前で、私の母校の奇術部の現役部員12名に遭遇したのには驚きました。「こんな遠くによく来たね!」と云ったものの、自分の方が倍上以遠方の茨城の田舎から来たことに気付き~思わず苦笑。

さて、今年の“春連”で好印象の演技を挙げてみることに…
鉄羅由奈さん(法政)のフラワー
花の出現がシンプルでありながら、艶やかなボリューム感があって、見応えあり。
ちんちくりんぐぴょこさん(成蹊)のリング
2本リングが長い感じがするも~3本~4本への増加のステップがとても美しく。
さてさて、男子も一人挙げねば、男女のバランスが取れないので…
Motoki T.さん(東大)の四つ玉
ピエロに扮した演出は面白かった。玉技をBrush upすると演技が映えると思った。

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by ishiken55 | 2016-05-06 10:58 | マジック ニュース | Comments(0)