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東京大学奇術愛好会の「ステージマジックショー」…三つの???

先週の土曜日(9/24)は、練馬文化会館小ホールで開催の『とっておきの…』と題された東京大学奇術愛好会の「ステージマジックショー」を観て来ました。日本橋公会堂で開催された昨年は、残り数席で辛うじて最後尾の座席を確保する状況でしたので、今年は整理券配布の1時間前に会場に到着すると、待ち人は思いのほか少なく、十名足らずでした。その最前列に見覚えのある三人組のお姉さま~港マジック同好会の方々でした。マジック活動のことや、港の会長さんのことなど…暫しお話しをさせて頂き、持て余す時間を有効に?消化することが出来ました。

実は…この催しに行こうか止めようか、昼頃まで迷っておりました。同日は所属クラブの発表会の練習日につき-リハーサル前に広い場所で感触を確かめておきたい思いと、生憎の雨降りで-お出掛けが鬱陶しい思いと、前々日のテンヨー大会が抽選で外れたので-東大だけでも見ておきたいとの思いと~が入り混じっていました。そんな中で練馬文化会館に足を向かわせたのは、会場の 練馬 が自分の育った地であったので、目に見えぬ引力が働いたのかも知れません。

テンヨー大会の直後のためか、会場には中高年のマジック愛好家の姿が少なく、また東大の発表会としては珍しく、後方に空席が見られました。演技の中身は、学生界のトップを競う会であるだけに、今年も印象に残る演技が幾つかありました。
前半: るーさん「Jump UP」  後半: あやっぺさん「Midnight Circus」

プログラムやアンケート用紙を見ても演者の特定が出来ず、隣に座られていた向田邦子さんの若い頃を思わせるご婦人(多分OGさん)に、「シャボン玉のボールを演じたのは、どの人だったでしょうか?」とお尋ねしたら、「皆さん、演技は頑張っているのですけど…確かにアンケート用紙を見ても、演目が全く分かりませんねぇ。多分この人だと思いますが~?」と教えて頂きました。会場を見回すと、黒いスポーツ帽を被った1名を除き、観客全員が東大の現役生かOB,OGさんに見えて来ました。

この事を含め今回の東大マジック発表会で感じた三つのを記しておきます。

1の;プログラムの何処にも、開催場所や開催日が書かれていなかった事。
   (出演者の方が、20年後にこのプログラムを見て~?と思うかも-)

2の;プログラム はさて置き、アンケート用紙にも演目の記載がなかった事。
   (これでは、お客さんはアンケート用紙への記入が出来ないですょ-)

3の;クリスマスは三ヶ月先なのに、MCさんが「サンタとトナカイ」だった事。
   (東大の発表会の幕間は毎回感心していますが、今回は先取り過ぎ-)

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by ishiken55 | 2016-09-27 22:03 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

『阿部徳蔵氏の業績研究』のCDが完成

一昨日(9/10)は、所属マジッククラブ(TAMC)の土曜研修会に参加しました。7月の研修会の折と同施設…港区立男女平等参画センター『リーブラ』で行われましたが、今回の部屋は洋間ではなく珍しく和室でした。午後の一時半から三時間、二十数名のオジサン達が、トランプの工作やカードマジックの講座を畳の上で学習しました。その場で撮った写真を見ると、皆さん真剣?な表情です。自分はと云うと、畳に座りなれていないので、終わった後に立ち上がると、二年半前にドアを蹴って痛めた膝が痛み、二ヶ月近く杖を突いて歩いて頃を思い出してしまいました。

幹事長に作成をお願いしていた『阿部徳蔵氏の業績研究』のCDを当日持参頂いたので、参加された方に配布しました。この資料は研究委員会が編集したもので、その責任者は私です。盤面に氏名が記されていますが、ここでは12年間ハンドル名につき※※にしました。会員への配布が最優先ですが、若干多めに作成しましたので、外部の奇術研究家に頒布をしようと考えています。内容は、阿部徳蔵氏の生涯に渡るマジック活動、没後に友人・知人の方々が書いた阿部氏を偲ぶ記事、そして最近発掘された阿部氏の遺品などの開示を含みます。(紙面はA4サイズ全157ページ)

《阿部徳蔵氏》~実は手品の如く不思議に満ちた人物なのです。
・明治22年出生、昭和19年に逝去 (かの石田天海師とは同年の生れ)
・東京アマチュア マジシャンズ クラブ(TAMC)の第2代会長を歴任
・若い時からマジックに興味を抱き、幅広い分野のマジックに取り組む
(特に、日本においてはクロースアップマジックの先駆者との位置付け)
・奇術がお好きだった昭和天皇に、三度に渡り名指しで招かれてご披露
・谷崎潤一郎、佐藤春夫、芥川龍之介らの作家達とも交友していた模様
(詩人萩原朔太郎は同時代の会員ですが、二人が交わった明しは未知~)
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by ishiken55 | 2016-09-12 17:54 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

東京マジック主催の「渚晴彦レクチャー」に初参加

先日の土曜日(9/3)は、東京メトロ東西線の東陽町で下車し、江東区文化センターの研修室で開催の「渚晴彦レクチャー」に参加しました。このようなプロマジシャンによるレクチャーには殆ど足を踏み入れない自分ですが、今回は知人のTさんから案内があり、メインは「鳩出し」と「カードマニュプレーション」との事で、後の方の中のファンカードは自分のレパートリーにつき、参考になる話が聴けるかも知れないと思い、参加することにしました。

今回、レクチャーを拝見して、渚晴彦さんを一言で表現すると~マジメな方だなぁ~というのが、一番の感想です。十代でプロマジシャンとしてデビューをされ、その後半世紀以上に渡り活躍されて来られた方ですが、デビュー当時からの演技スタイルを貫いているのは、(良し悪しは別として)マジメさの明かしと思いました。現在は日本奇術協会の会長として、プロ奇術師のトップとしての自責を持たれて活動されているのも、言動の端々から感じました。

私自身は、渚さんとは直接の交わりを持つことなく今に至っています。ただ…40年程前の東京在住時、自分が下車するバス停の二つ先のバス停前に「渚晴彦○○○」と書かれたプレートが掛かった建屋が目に入りました。その少し後、家から二百メートル程のボーリング場の中に「マジックショップ」がオープンし、そのオーナーが渚晴彦さんであることが分かりました。そのお店に度々足を運びましたが、渚晴彦氏を拝顔したのは一度だけだったでしょうか。

今回レクチャーに参加した主な収穫は下記の二点。その他の話として…「鳩出し」は『ヨーロッパの夜』のチャニングポロックの演技を分析して習得し、渚さんなりの改良を加えられたそうです。私は、あの映画の中のもう一人の手品師のオジサンが演じた「ボール」の演技が、今の自分の「四つ玉」に辿り着く原点になっています。
主催者の星野徹義さん(トランプマン)に、昨年のTAMCの発表会の後に声を掛けて頂いたお礼と、私のファンカード゙の演技について「良かったけど~別の新しい技があるのだけどねぇ~!」と云われた“新しい技”をお聴きしようとしたら、巧みにかわされました。
<収穫1>
一工程でダブルファンを作るやり方は、Tさんから教えて貰ってはいたものの、本家の渚さんに、その技に辿り着く経緯をお聴きし、その《超絶凄ワザ!》を納得。これをベースにした更なるトリプルファンは、とても手が出ぬ。夏の蚊帳。
<収穫2>
正面向きで大きく見せる正ファン/大きく開く片手正ファン/ のやり方をお教え頂きました。この技は、11年前にいしけんが開示した 見栄えのする「片手・正ファン」とは、共通点があるももの、同じではないことが認識出来。夏の打ち水。

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by ishiken55 | 2016-09-06 10:26 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)