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『無声映画「瀧の白糸」と奇術』&『2016年の記事・三選』

先週の土曜日(12/24)は、江戸東京博物館ホールで開催されたMN7主催の・・
『よみがえる天勝の世界 無声映画「瀧の白糸」と奇術』を観に行きました。以前より見たいと思っていた昭和八年溝口健二監督の映画を、弁士(斎藤裕子さん)と楽団(カラード・モノトーン)付きの大型画面で、涙を大量に流しつつ?…見ることが叶い、又後半では松旭斎正恵師による和妻の演技と初代松旭斎天勝師のステージ映像が見られ、今年最後の奇術観賞は満足感を持って締め括ることが出来ました。

総武線両国駅で降り、改札に向かう所でクラブの会長・氣賀康夫さんに遭遇し、ご一緒に博物館へと向かいました。ホールの入り口では、この催しを見るのもさることながら、もう一つの目的の河合勝氏(物証をベースにした日本奇術史研究の第一人者)にお会い出来ました。開演まで20分弱しかありませんでしたが、河合さんから「今日ここへ来たメインの目的は、映画を見る事ではなく、あなたに会って話を聞くことなのです。」とまで言われ、慌ただしく、意見の交換や持参した資料をお見せしたりしました。

思えば…河合勝さんと初めて話をさせて頂いたのは、十年前の八月に大崎・ゲートシティホールで開催された『手品? MAGIC? トリック展』でした。この催しは、日本を中心とした「河合勝コレクション」と海外を中心にした「澤田隆治コレクション」の公開展示会でした。プロマジシャンの上口龍生師がチケットを受付に預けて下さり、その代わり、河合勝氏と話をして欲しいと言われ、無名の“いしけん”が無理やり懇談?~二年前に会った折、河合さんにその事を話したら、全く覚えておられませんでした。(爆)

昨年末に右の腎臓の摘出手術を行い、年初にはこの先どの様な一年になるのか五里霧中でしたが、三ヶ月毎の検査では転移等の異常は無く2016年 丙申(ひのえさる)を無事見送ることが出来そうです。来年2017年は丁酉(ひのととり)だそうで、相剋の意味があり、油断がならないことを表すそうです。安泰の意味合いよりも気を引き締める感があるのは、良いことかも知れません。今年も1ヶ月に三記事しか書きませんでしたが、自身が印象に残る記事を三つ取上げ、今年の幕締めと致します。

2016年の記事…<三選>
(6/9)「ファンカード」のワンポイント・レクチャー<パート8>
 今年唯一のレクチャー記事です。来年はもっと増やしたいと思うものの…???
(9/12)『阿部徳蔵氏の業績研究』のCDが完成
 個人で作成した訳ではなく、又商業的なCDではありませんが、爽やかな満足感。
(11/2)「第71回TAMCマジック発表会」のステージ姿は・・・
 今年の発表会は客席で迎えようと思っていたのに、初トークマジックで舞台に!

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by ishiken55 | 2016-12-28 13:47 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

先週は怒涛の三日~マジカル夜行便~!

日ごろ周囲に「今年からは体を気遣い、夜の東京を訪れるのは週一回にしています」と公言。それを概ね守って来ていたのに、先週の水曜日から金曜日まで、毎夜東京に出没し、日を跨いでの帰宅でした。昨年末の手術後、初めての地元と東京の三夜往復につき、自分自身を大目に見て、記事に残すことにしました。

*11/30(水)TSUKASAさん主催の『本木マジックサロン』を見に行きました。今回が25回だそうで、満席のアットホームな雰囲気の中で、“至れり尽くせり” の心遣いとおもてなしに感激しつつ…楽しいマジカルタイムを過ごすことが出来ました。又、今回のゲストのバーディーコヤマさんは、ほぼ私と同年代のマジシャンですが、お若い頃の日本人離れした精悍な風貌から、今はダンディーな英国紳士に貌変され、ご自分のマジック遍歴を交えつつ…多彩な演技を披露されました。その中でもハーモニカを用いた演技が一番印象に残りました。三ヶ月に一度の公演、毎回とはいきませんが、また見に行きくなる「六本木マジックサロン」でありました。

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*翌12/1(木)
所属マジッククラブ(TAMC)の例会に出席するため、新橋駅前の田中ビルに行きました。今回は、外部ゲストとして日本奇術界の重鎮 小野坂東氏が来会され、50分程の講演をされました。冒頭に、私が発行責任者でもある『阿部徳蔵氏の業績研究』について言及され、阿部徳蔵の業績として、重要な一つの事柄が抜けているとのご指摘を受けました。云われてみれば~納得の一言。その事について、もう少し深堀してみようと想念。トンさんが二次会にも参加して頂けるとのことで、自分も久方ぶりに参加しました。そこでは、今業績研究を進めている高木重朗氏の事や、新旧マジシャンの裏話を含めた貴重なお話しをお聴きすることが出来ました。

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*翌々12/2(金)
新宿のワシントンホテル3階の宴会場『ペガサス』へ。10月30日の「TAMC発表会」を観賞されたお客さまが、私が演じた『バッカスの夢』を、ご自分の会社のパーティー(取引先のお客様をお招きする懇親会)で演じて欲しいとの依頼が、発表会直後にボランティア委員長殿経由でありました。私が演じたマジックは会長からお借りした道具につき、発表会後、早めにご返却しようと思っていたので、そのご依頼を会長に伝えたところ、「ぜひ、演じて差し上げてください!」のお言葉。もう二度と演じることは無いと思っていたのに、またもやキャリヤーに『バッカスの夢』の道具を載せ、ガラガラと茨城⇔新宿間を往復する事に相成りました。

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by ishiken55 | 2016-12-08 21:49 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)

九段下にて・・・

<先週土曜日(11/26)のお話しです。>

当日は、東京のマジシャンズクラブ(TAMC)の研究部会合が九段下の千代田区施設『かがやきプラザ』で開催されるので、朝10時半に家を出ました。スムーズに乗り継ぎが出来たので正午を少し回った時間に半蔵門線の九段下駅に到着しました。靖国神社や北の丸公園(千鳥ヶ淵)を見やりつつ…交差点にある『日高屋』で昼食。九段会館の隣に出来た「かがやきプラザ」にほぼ定刻の午後1時に入り、事務手続きをしてから会合の部屋に入室。

その後、机の配置や配布資料の摺り合わせをして、午後2時に会合スタート。三時間に渡り協議事項の話し合いやマジックの披露が行われました。中身は書けませんけど、5人の方が披露されたマジックはどれも興味深い内容で、自分に取って実り多き高級米の収穫でした。二次会も九段下の鳥料理店『鳥福』にて。大衆居酒屋より少しだけハイグレードにつき、「茨城の居酒屋感覚ではだめですよ~」と云われつつも、田舎者の幹事サン無事終了。

*靖国神社や千鳥ヶ淵は春が美しいけど、紅葉の季節も落ち着いた風情あり。
*九段会館…先日逝去を知った後輩の…四十一年前の結婚披露宴を思い出す。
*会合時の写真として、最古参の Aさんが持参された色々なサイコロを掲載。

※今、外出時に読んでいるイースト新書の一坂太郎氏著『昭和史跡散歩[東京編]』によると・・・
「九段会館」は昭和9年「軍人会館」として竣工、終戦後GHQに接収され、日本に返還された後は「九段会館」として、一般財団法人日本遺族会が運営していたが、平成23年3月11日の東日本大震災の際、天井が崩れて死傷者を出し、翌年に廃業が決まり、日本国政府の財産となった。その後、存廃が検討されたが、今年6月に一部を残し取り壊しが決まったと発表された。これで「昭和史」の舞台がまた一つ消えてゆく。
後輩の結婚披露宴で、新郎にギターを弾かせ、二人の門出を祝い演じた「たばこマジック」も消えゆく~。


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by ishiken55 | 2016-12-01 11:49 | モノローグ | Trackback | Comments(0)