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マジック愛好家・大ベテラン宅の訪問録

もう二週間以上前になりますが、我孫子にお住いのベテランのマジック愛好家である村越邦雄氏のお宅を初訪問させて頂きました。今春TAMCの研究委員会で作成した冊子「高木重朗氏の業績研究」を、お求め頂いたのを機に、電話で何度か話をさせて貰うと共に、奇術に関する古い情報を手紙でお知らせ下さったりした方です。村越さんは、私より年齢もマジック経験も十年近く先輩であり、高木重朗氏とは、MMC・TCC・連盟(JMA)などを通して深いお付合いを持たれていたそうで、高木氏がご存命の時はTAMCの発表会によく来場されていたご様子。

村越さんからは「お互いの家が近いようなので、是非お寄りください」と云われていたので、10月7日に開催するTAMCのマジック発表会のチケットをお渡しするのと、今クラブ内で探しているマジック関係の冊子をお貸し頂くのが、訪問の主目的でありました。二つの目的を済ませた後、色々とマジック関連の談議を二時間以上に渡りさせて頂きました。このおうちの記事を読まれたことがお有りなのか…四つ玉とファンカードの書籍と道具をご準備して下さっていて、初対面にも関わらず、その資料の幾つかを提供までして頂き、感謝感激でした。

話が一巡したところで、「蔵書をお見せ頂きたいです」と申し出ると、快く奇術書を保管されている部屋に案内して下さった。10畳程の部屋の四つの壁の床から天井近くに掛け、隙間なく、びっしりと、そしてきちんと書棚に縦に並べられた奇術書が収納されているのを拝見。奇術界報などの冊子類を含めると~1万冊近くあるのではと思われる程。貴重な奇術書庫に加わったのが…かの一冊なのだと思うと、誇らしい思いもしました。村越さんは、昭和30年代に早くも「鳩出し」に取組まれ、初代引田天功師の初期の道具造りに関わったそうです。

※写真は上から…
① 引田天功師と村越邦雄氏のツーショット ② 頂戴したファンカード
③ 高木重朗氏業績研究に含めていない訳本(ユニコン発行。出版年不詳)

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by ishiken55 | 2018-09-24 14:50 | マジック エッセイ | Trackback | Comments(0)

阿部徳蔵の魔術小説集(三冊)が復刻本にて蘇生!

阿部徳蔵…と云っても、この名前を知る人は、1万人に1人居るかどうか。またマジック(奇術)を趣味にされている方だけに限っても、1%ぐらい位しか居ないのではないかと推測。最近この人物の魔術小説集が三冊、復刻本として発行されたことを、高名な詩人の研究を本業とされている芸術学の博士からお教え頂いた。早々発行元に連絡をし、一昨日代金を振り込んだところ、昨日の午前中に現品がレターパックで送られて来た。

"阿部徳蔵 魔術小説集”と冠された本は「水晶凝視と犬」,「未亡人の妖術」,「明暗屏風」のB5版三冊。表紙には怪しげな図やロマンチックな図が描かれた170~180ページの本。一昨年所属マジッククラブ(TAMC)で作成の「阿部徳蔵氏の業績研究」の編集を担った身として、さして売れそうにない戦前の小説を復刻された事への讃辞の思いからの即購。読了時に感想を書こうと思う。因みに発行者は 素天堂 で、値段は各千円也。

※表は阿部徳蔵の年譜(昭和6年の緑線~犯罪公論に「水晶凝視と犬」が掲載)
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by ishiken55 | 2018-09-12 15:44 | マジック ニュース | Trackback | Comments(0)