この“おうち”が12年を通り抜けて

一昨日“ちいさいマジックのおうち”は12年を通り抜け、13年目に突入しました。

干支を一周した訳ですが、もう一周する気持ちはあっても…体力(命)が続くのか、また変革が早いITの世の中で、このブログと云うシステムがこの先12年続くとは思えません。なお、前回の記事を書こうとしたら、従来使っていた書込み方式が削除されていて、2年程前から導入されていた新方式のみとなっていました。


ですから、前回の記事から以前と違って何か変~?と思われた方は、このおうちに度々足を運んで頂いている訪問客と確信出来ます。全体には迅速に記事がアップ出来ることを目的にしているのでしょうが、文字の大きさが思うように変えられず、写真も小細工が出来ません。所詮私の不慣れが原因なのかも知れませんので、追々見やすい記事となるよう努めて行こうとは思っています。

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先週の木曜日に東京のマジッククラブの例会に出席した折、会員発表の中でSさんが漢字を使った文字当て手品を披露されました。類似の作品が柴田直光氏の著書「奇術種あかし」解説されていたことを思い出し、確認をしたら最終ページに載っていました。五番目の文字は臼ではなく斗となっている以外は同じでした。漢字文化をうまく使っているのが良いところですね。その文章を下記に引用させて頂きます。


【蘇武牧羊】
これは漢字の当て物である。中国の古い奇術の本“中外戯法図説”にある。8枚の手頃の札を用意し、これに平、求、王、元、斗、非、半、米と漢字を書き入れる。


興味を覚えた方は手持ちの本でご確認ください。本の無い方はネットで蘇武牧羊を検索すると、本より丁寧な解説で改良された奇術研究家の優品に辿り着けます。

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私の所に今三冊の「奇術種あかし」があります。(左の二冊は預り品)
左から~昭和26年の初版、昭和30年の再販、昭和40年の9版。
発行は14年の差があるものの、何れも定価は180円です!!


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# by ishiken55 | 2017-02-05 16:50 | モノローグ | Comments(0)

第72代横綱<稀勢の里>誕生の日に『奇術大鑑』への思いを馳せる

大相撲の稀勢の里が初場所に優勝し、第72代の横綱に推挙されました。そして今日の午後、明治神宮で奉納の土俵入りが行われました。昨日近所のスーパーに買い物に行ったら、稀勢の里の顔が印刷されたサッポロ一番の「田子ノ浦部屋監修・醤油味と塩味のちゃんこラーメン」が置かれていたので、ついミーハー気分で買ってしまいました。故に今日は116円のこのカップ麺が昼食でした。

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優勝が決まった先週の土曜日からのテレビのニュースを見ていると、稀勢の里のご両親が時々写り、局アナの問いなどに答えているのを聞き…彼のお父さんは風貌もそうですが、なかなか味のある方に感じます。稀勢の里は出生が兵庫県芦屋だそうですから、東京から50キロ離れた茨城県の龍ヶ崎や牛久に移り住むことになったのには、それなりの事情があったのだとは思います。


昨年末に所属するマジッククラブ(TAMC)の方から、昭和27年発行の宮入清四郎編『奇術大鑑』をお借りしました。そこに書かれていたのは、昭和26年ごろの40名程のTAMC全会員の肩書付のお名前、その内の30名については、マジックに関わった経歴と愛好の奇術一品を紹介する文が掲載されています。興味を覚えたので、返却をする前に、ネット古書店で同じ本を検索し、現品を手に入れました。

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この本の150ページに戦前から会員であった青木東正氏の記事があります。「山手線池袋駅から東上線に乗換えて成増駅で下車、そこから歩いて五,六分の郊外に青木メタル工場がある。」と書かれ、その会社の専務さんが当時36歳の青木東正氏でした。駅を芯にして工場と180度反対側に青木さんのご自宅があり、この本が出版された当時、隣に私の家があった事が4年前に判りました。


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その家に住んでいたのは、私が24歳位の時につき記憶が無く、父が早世し、母は昔の事を語りませんでした。その事が判明したのは、5年前に母が他界し、一周忌の折に、二つ違いの兄に青木メタルと東正氏の事を話すと、兄は家の場所と東正氏のご子息(現会員)に遊んで貰ったのを覚えていました。その後、事情により幾つか転居。後年私は稀勢の里の“里”に移住し、今では完璧な茨城県民デス。


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# by ishiken55 | 2017-01-27 17:39 | マジック エッセイ | Comments(0)

TAMCの新年会で酉年のマジック活動がスタート

 新年おめでとうございます。
(松の内は一般的には1月7日だそうですが、10日や15日説もあるそうで…)

今年のマジックの始動は1月7日(土)市ヶ谷の私学会館(アルカディア市ヶ谷)で行われた東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ(TAMC)の新年会でした。開宴は正午でしたが、手品グッズの入札が1時間前から始まるので、30分前に会場に到着すると、既に多くの方が来場済み。個人的に新年の挨拶を交わしている内に開宴となり、グッズの入札は本三冊のみ。お年玉の無い身としては正しい行為だったかも~。新会員の方6名も参加され、会場は例年以上にフレッシュな雰囲気でした。

宴は例年と同様の進行でしたが、会食の後、昨年3月に逝去された多湖輝先生を偲ぶ時間が20分設けられ、歴代の会長のスピーチ等がありました。また「多湖先生 想い出の展示品」のコーナーが設けられていて、各自が先生を偲べるよう配慮がされておりました。その後、入札品よりも価値があるマジックグッズについてはオークションが行われ、場を取り仕切るお二人の言葉巧みな掛け声に引き込まれて、数千円から数万円まで、気前良くお札が会計の元に吸い込まれておりました。

今回、入札やオークションの多くは多湖先生の遺品との事で、既に例会で配布をし、今後会で保管する道具もあり、如何に多湖先生が奇術道具を多く持たれていたかですね(但し謹呈品が多いものと推測)。先月例会にゲストで来会された小野坂東氏の「マジック道具の販売をしている身で云うのもの何ですが、皆マジック道具を欲しがり買うが、手にした後は見向きもしないのではないだろうか?それより良いマジックを観る方にお金を掛けるべきだ!」と云われていた言葉が脳裏に残っていて、首を縦にゆっくりフムウムと…。

今回の新年会でゲットしたマジックグッズは、入札で手に入れた3冊のマジック関係の本と、精勤賞で頂戴した2015年発売のテンヨー製品1つでした。この内の写真の品川書店から昭和51年出版の青園謙三郎氏著『松旭斎天一の生涯』のみが得難い品。その他は何処に仕舞い込もうかと、断捨離世代の思案橋~!!

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# by ishiken55 | 2017-01-12 11:51 | マジック エッセイ | Comments(0)

『無声映画「瀧の白糸」と奇術』&『2016年の記事・三選』

先週の土曜日(12/24)は、江戸東京博物館ホールで開催されたMN7主催の・・
『よみがえる天勝の世界 無声映画「瀧の白糸」と奇術』を観に行きました。以前より見たいと思っていた昭和八年溝口健二監督の映画を、弁士(斎藤裕子さん)と楽団(カラード・モノトーン)付きの大型画面で、涙を大量に流しつつ?…見ることが叶い、又後半では松旭斎正恵師による和妻の演技と初代松旭斎天勝師のステージ映像が見られ、今年最後の奇術観賞は満足感を持って締め括ることが出来ました。

総武線両国駅で降り、改札に向かう所でクラブの会長・氣賀康夫さんに遭遇し、ご一緒に博物館へと向かいました。ホールの入り口では、この催しを見るのもさることながら、もう一つの目的の河合勝氏(物証をベースにした日本奇術史研究の第一人者)にお会い出来ました。開演まで20分弱しかありませんでしたが、河合さんから「今日ここへ来たメインの目的は、映画を見る事ではなく、あなたに会って話を聞くことなのです。」とまで言われ、慌ただしく、意見の交換や持参した資料をお見せしたりしました。

思えば…河合勝さんと初めて話をさせて頂いたのは、十年前の八月に大崎・ゲートシティホールで開催された『手品? MAGIC? トリック展』でした。この催しは、日本を中心とした「河合勝コレクション」と海外を中心にした「澤田隆治コレクション」の公開展示会でした。プロマジシャンの上口龍生師がチケットを受付に預けて下さり、その代わり、河合勝氏と話をして欲しいと言われ、無名の“いしけん”が無理やり懇談?~二年前に会った折、河合さんにその事を話したら、全く覚えておられませんでした。(爆)

昨年末に右の腎臓の摘出手術を行い、年初にはこの先どの様な一年になるのか五里霧中でしたが、三ヶ月毎の検査では転移等の異常は無く2016年 丙申(ひのえさる)を無事見送ることが出来そうです。来年2017年は丁酉(ひのととり)だそうで、相剋の意味があり、油断がならないことを表すそうです。安泰の意味合いよりも気を引き締める感があるのは、良いことかも知れません。今年も1ヶ月に三記事しか書きませんでしたが、自身が印象に残る記事を三つ取上げ、今年の幕締めと致します。

2016年の記事…<三選>
(6/9)「ファンカード」のワンポイント・レクチャー<パート8>
 今年唯一のレクチャー記事です。来年はもっと増やしたいと思うものの…???
(9/12)『阿部徳蔵氏の業績研究』のCDが完成
 個人で作成した訳ではなく、又商業的なCDではありませんが、爽やかな満足感。
(11/2)「第71回TAMCマジック発表会」のステージ姿は・・・
 今年の発表会は客席で迎えようと思っていたのに、初トークマジックで舞台に!

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# by ishiken55 | 2016-12-28 13:47 | マジック ニュース | Comments(0)

先週は怒涛の三日~マジカル夜行便~!

日ごろ周囲に「今年からは体を気遣い、夜の東京を訪れるのは週一回にしています」と公言。それを概ね守って来ていたのに、先週の水曜日から金曜日まで、毎夜東京に出没し、日を跨いでの帰宅でした。昨年末の手術後、初めての地元と東京の三夜往復につき、自分自身を大目に見て、記事に残すことにしました。

*11/30(水)TSUKASAさん主催の「『本木マジックサロン』を見に行きました。今回が25回だそうで、満席のアットホームな雰囲気の中で、“至れり尽くせり” の心遣いとおもてなしに感激しつつ…楽しいマジカルタイムを過ごすことが出来ました。又、今回のゲストのバーディーコヤマさんは、ほぼ私と同年代のマジシャンですが、お若い頃の日本人離れした精悍な風貌から、今はダンディーな英国紳士に貌変され、ご自分のマジック遍歴を交えつつ…多彩な演技を披露されました。その中でもハーモニカを用いた演技が一番印象に残りました。三ヶ月に一度の公演、毎回とはいきませんが、また見に行きくなる「六本木マジックサロン」でありました。

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*翌12/1(木)
所属マジッククラブ(TAMC)の例会に出席するため、新橋駅前の田中ビルに行きました。今回は、外部ゲストとして日本奇術界の重鎮 小野坂東氏が来会され、50分程の講演をされました。冒頭に、私が発行責任者でもある『阿部徳蔵氏の業績研究』について言及され、阿部徳蔵の業績として、重要な一つの事柄が抜けているとのご指摘を受けました。云われてみれば~納得の一言。その事について、もう少し深堀してみようと想念。トンさんが二次会にも参加して頂けるとのことで、自分も久方ぶりに参加しました。そこでは、今業績研究を進めている高木重朗氏の事や、新旧マジシャンの裏話を含めた貴重なお話しをお聴きすることが出来ました。

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*翌々12/2(金)
新宿のワシントンホテル3階の宴会場『ペガサス』へ。10月30日の「TAMC発表会」を観賞されたお客さまが、私が演じた『バッカスの夢』を、ご自分の会社のパーティー(取引先のお客様をお招きする懇親会)で演じて欲しいとの依頼が、発表会直後にボランティア委員長殿経由でありました。私が演じたマジックは会長からお借りした道具につき、発表会後、早めにご返却しようと思っていたので、そのご依頼を会長に伝えたところ、「ぜひ、演じて差し上げてください!」のお言葉。もう二度と演じることは無いと思っていたのに、またもやキャリヤーに『バッカスの夢』の道具を載せ、ガラガラと茨城⇔新宿間を往復する事に相成りました。

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# by ishiken55 | 2016-12-08 21:49 | マジック ニュース | Comments(0)

九段下にて・・・

<先週土曜日(11/26)のお話しです。>

当日は、東京のマジシャンズクラブ(TAMC)の研究部会合が九段下の千代田区施設『かがやきプラザ』で開催されるので、朝10時半に家を出ました。スムーズに乗り継ぎが出来たので正午を少し回った時間に半蔵門線の九段下駅に到着しました。靖国神社や北の丸公園(千鳥ヶ淵)を見やりつつ…交差点にある『日高屋』で昼食。九段会館の隣に出来た「かがやきプラザ」にほぼ定刻の午後1時に入り、事務手続きをしてから会合の部屋に入室。

その後、机の配置や配布資料の摺り合わせをして、午後2時に会合スタート。三時間に渡り協議事項の話し合いやマジックの披露が行われました。中身は書けませんけど、5人の方が披露されたマジックはどれも興味深い内容で、自分に取って実り多き高級米の収穫でした。二次会も九段下の鳥料理店『鳥福』にて。大衆居酒屋より少しだけハイグレードにつき、「茨城の居酒屋感覚ではだめですよ~」と云われつつも、田舎者の幹事サン無事終了。

*靖国神社や千鳥ヶ淵は春が美しいけど、紅葉の季節も落ち着いた風情あり。
*九段会館…先日逝去を知った後輩の…四十一年前の結婚披露宴を思い出す。
*会合時の写真として、最古参の Aさんが持参された色々なサイコロを掲載。

※今、外出時に読んでいるイースト新書の一坂太郎氏著『昭和史跡散歩[東京編]』によると・・・
「九段会館」は昭和9年「軍人会館」として竣工、終戦後GHQに接収され、日本に返還された後は「九段会館」として、一般財団法人日本遺族会が運営していたが、平成23年3月11日の東日本大震災の際、天井が崩れて死傷者を出し、翌年に廃業が決まり、日本国政府の財産となった。その後、存廃が検討されたが、今年6月に一部を残し取り壊しが決まったと発表された。これで「昭和史」の舞台がまた一つ消えてゆく。
後輩の結婚披露宴で、新郎にギターを弾かせ、二人の門出を祝い演じた「たばこマジック」も消えゆく~。


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# by ishiken55 | 2016-12-01 11:49 | モノローグ | Comments(0)

この世を去ったマジックの後輩を偲んで

下記は三日前SNSに寄稿した文章、青春を共有した三つ若い友を偲び転記します。

今日来た喪中はがきを見て驚愕。学生時代のマジックの後輩である出野君(敢えて実名に)が、今年の3月に亡くなられたそうだ。ちっぽけ奇術部に自分が固執しなかったら、クラブが成り立たなかったのも確かと思うが、三年後輩の彼が私の網に罹らなかったら…私の卒業と共にその姿は消えていた筈だ。そして、二年後には、部室に部員が入り切れなくなり、当時クラブの活動を二部制にするまでに拡大したのは、紛れもなく彼の功績なのだ。

その彼も、生真面目な性格故に、数年間隔で「奇術は人を欺く要素を含んでいるので、この道から離れたい~」と発言。自分にはそれを説得出来る老獪さ?はなく、中途半端な思いを吐露するだけであった。そんな男だが、卒業した翌月の奇術部の第1回学外発表会(墨田区民会館ホール)を立案し、同様の発表会では30才迄私と同じ3回の出演を果たし、仕事先の日本光学(現ニコン)では同好会を作り、仲間とカード奇術を中心に活動した。

彼は今から17年程前に血液の疾患が発症。閑職に移った後、50才頃に早期退職をした。今から20年程前の母校奇術部の創部30周年パーティー(パレスホテル)で会って以降、1年又は2年に一度は電話をしていたが、10年前の40周年パーティーは出られず、結局電話だけで会うことが無かった。先程奥さまに電話をしたら、2年前から十二指腸や肺のがんを併発し逝ったとのこと。「いしけんさんは幸せな人生を送っているのだろうなぁ~」と、いつも二人で話していたそうだ。

大分前の記事に「逢うべき人には殆ど逢った!」と書いたのは間違いであった。考えてみれば、逢いたいと思いつつ、逢わずにいた男がいたのだ。悔んだり、申し訳ない~と思っても、それは後の祭。今日、ある所で信州のリンゴを二つ頂戴した。見たことはあっても食べたことが無かった見事なリンゴ。これを彼の供養に、齧りつこう。彼が最上級生の時に演じた迫力の「中華蒸籠」や第二回発表会での後の奥さまのヨーコさんと共演をした「メリケンハット」を思い出しながら・・。

一年生の教室で私が掛けた一言で、マジックの探求と悩みの時を繰り返しつつ、
三十代半ばでマジックの階段を下りてしまった事を、今も残念に思っています。


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# by ishiken55 | 2016-11-24 15:04 | モノローグ | Comments(0)

Vol.110のMOMを観賞!

先週の金曜日(11/4)は、南大塚ホールへ日本奇術協会主催の110回MOM(Magic of MAGIC)を観に行きました。今回はTSUKASAさんのプロデュース公演であり、中島弘幸さんが出演されると聴き、2年振りのMOM鑑賞でした。昨年末の腎臓の手術以降、東京へは週一回以下になるように抑えており、その範囲でのマジック鑑賞の中で、今回は特別に楽しめたマジックショーでありました。

五組の演者がバイオリンやピアノの生演奏の中で演じるマジックは~躍動感があり、またゆったりとした気持ちにもなり、それぞれの演者が何を演じたのかが後になって思い出せないほどに酔いしれたひと時でした。TSUKASAさんは紐を使ったような~? SoLaのあすかさんてカワイイな~? 花島皆子さん色っぽいな~? TOMOKOさんのアヒルくん舞台度胸がイイな~?…位しか思い出せません。

大トリの中島弘幸さんのイントロのピアノの曲が流れて来た時、戦慄が走りました。自分の出番が蘇って来たからでした。それは五日前にTAMCの発表会で自分が使ったBGMと同じ曲だったのです。百曲程の中から選んだ曲でしたが、自分のようなCDではなく、生ピアノは数倍の芳醇が漂っておりました。その後の中島さんの演技、横縞と縦縞があったような~? 何れにしろ、今回のMOMのコンセプトの斬新さと人選の素晴らしさに~TSUKASAさんへ大拍手をお送りします。

今回の演者の演技で一つ取り上げるとすれば、SoLaの日向大祐さんのトランプを使ったマジックです。彼とは8年前に若い知人の結婚披露宴でお会いし、名刺の交換をして以来でした。相変わらずスリムな体系で、実験的な演技をされていたので、記憶に残りました。スクリーンを使っておりましたが、それはそれで良いと思いましたが…トランプをノーマルサイズではなくシャンボカードを使うのも一考かと思いました。今後演じる場所に即した演出の発展を期待しています。

※ 右の写真は大塚駅前の都電の軌道です。カーブの先に楽しみが潜んでいそう~。

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# by ishiken55 | 2016-11-11 17:10 | マジック ニュース | Comments(0)

「第71回TAMCマジック発表会」のステージ姿は・・・

日曜は、ニッショーホールで「第71回TAMCマジック発表会」
当日プログラムを見て知った副題ハ~不思議な楽しい世界へ~

今年は、TAMCの発表会では初体験のトークマジックであり、
『バッカスの夢』と題しウイスキーボトルのマジックでした。

後半で、何かおかしい?と思い…余分な言葉を発してしまう。
反省をしても<後の祭>につき、これを次の経験に生かそう!

2016.10.30のステージ姿をアップしようかと、一瞬考えるも、
訪問者が失望されてはいけないと~得意技マジシャンズカット

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# by ishiken55 | 2016-11-02 16:30 | マジック ニュース | Comments(0)

母校の文化祭を訪れて考えたこと。

土曜日(10/22)は、母校の文化祭に行き、サロンマジックを見て来ました。開場が13時との事なので、南千住駅に12時少し前に到着。昼食を摂ろうと駅前のラーメン屋に入り、湯麵を注文し終わると、向かいの席にちょび髭を生やした爺さんが鎮座。山谷住まいのお方と思いきや…同級生で親友の一人O君でした。待合わせをした訳ではなく、彼は卒業後47年振りに母校にやって来たとの事で~驚きました。

理由を聞いたら、今春テレビ東京「出没!アド街ック天国」の南千住を取上げた番組で、城戸真亜子さんが「南千住と云えば、航空高専でしょう!」と発言したそうで、南千住を懐かしく思い、直後に訪れたそうです。その時は母校に入る勇気?がなかったので、この日の文化祭にやって来たそうです。ただ、母校と云っても自分達が通った場所とは違い、校名も異なり、当時の学科は一つも無いのですけどね。

そんな訳で、思い掛けなくも、ちょび髭のO君と連れ立って母校に入り、当方は奇術部の合同講義室での40分程のサロンマジックを鑑賞しました。その後1時間のステージショーがホールで行われるとのことでしたが、マジックは既に満腹状態につき、クラブの部長に当方の10月30日の発表会のチケットを数枚押付け、奇術部KMCの発表会が来年2月4日(土)の予定である事を聞いて、母校を後にしました。

午後4時前、駅前でO君との懇談の場所を探すと、雑居ビルの2階にお酒も肴もオール三百円の居酒屋がやっていて~入店。O君は電気大手のS社に入り、当初は東京勤務につき、30才位迄は新宿や池袋で飲んだり、ゴルフや釣りに行ったりする仲でした。その後彼は米国-仙台-鹿児島と職場が変わり、50代半ばで早期退職に応募。直後に25年振りに東京で再会、今回がその後三度目となる懇親のひと時でした。

O君の他、大企業にいた同級生二人が50代で早期退職。退職金の割増しや、企業年金の付与があるのでしょうが、こう云う道って何か変。本人にも国にも良い事ではないように思えてなりません。私のように中小企業勤めの場合、早期退職では老後の保障は××。定年後2年の手品生活を経て、二社6年の顧問勤め。今は家人から「シルバーでもいいので働きなさい!」と云われています。老後の幸せって…??

母校の文化祭は同級生に偶然逢った話が中心になり、マジックについての話が疎かになり失礼しました。サロンマジックで観た後輩達の演技は以下でした。
*シルク&フラワー *ロープ *シンブル *ウォンド *ペイント
どれもそれなりに演じていて、外れはなくも…それぞれミスと云える演技箇所もあったものの、最初の「シルク&フラワー」と最後の「ペイント」に見所がありました。思えば50才離れた部員達のマジックの演技を観られるのは、やはりOB冥利と云えましょう。そして、司会をしていた自分の孫のような女子部員を見ていると…古希が迫った身ながら、奇術部を見続けて来た幸せ感がヒシヒシと~016.gif

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# by ishiken55 | 2016-10-25 17:27 | マジック ニュース | Comments(0)

多湖先生の遺品と別荘に触れて

今年三月…著書『頭の体操』で知られた多湖輝先生が逝去されました。先生が残されたマジック関係の物品について、奥様からTAMC(多湖先生が第16代会長を務められたマジッククラブ)で有効に使って欲しいとのお申し出があったそうです。その中の書籍関係を私(いしけん)の方で管理するように幹事長より要請があり、先月中旬に拙宅に届きました。マジック関係だけとは云え、多湖先生が所有されておられた本や雑誌につき、置く場所をどうしようかと思案していましたが、二つのダンボールに入っていたのは80冊程、思いのほか少な目でした。

考えるに…多湖先生は断捨離の思いから、マジック関連の本は、若い人に進呈したりして、少なくされておられたのではないか~と推測しています。三百冊を超えるマジック書がある自分も、これからは増やすよりも減らすことを考えねばと、一瞬(だけ?)思った次第です。書籍の中には、現在では入手が困難な本や、自分が以前から興味を持っていた未読の本などが含まれていますが、大半は私も所有する本ではあります。現在、これからの本を「多湖文庫」として会員の方に貸出が出来るよう、一日に2,3冊ずつ…本の整理とリスト作りに励んでいます。

先月9/17,18は…マジッククラブの会長さんの軽井沢山荘でのマジック合宿に参加しました。メンバーは八名、クラブ内の活動ではなく有志の集まりです。お二人のKさんが幹事役となり、きめ細かな行程や時間割設定に感謝すると共に、山荘の主の会長さんには限りなくお世話になり、感謝の大袋でありました。プライベートな合宿につき、参加したメンバーの名や顔は控えることにしますが、久しぶりの軽井沢でしたので、自分の備忘録として、訪れた場所の写真を掲載します。

マジッククラブには…軽井沢に別荘を持たれている方が四人おられ、その一人が三月に逝去された多湖先生でした。二つの別荘を所有されておられたそうで、大きい方の別荘は既に売却され、小さい方は今販売に出されているとの事で、建屋の外観とお庭を拝見しました。324坪の土地に28坪の平家と離れ、価格は〇千〇百万円。お買い得な価格ながら、自分には手も足も二枚舌も出ません。パンフレットを頂戴しましたので、多湖先生を偲んだ軽井沢合宿の記念品にしようと思います。

<中軽井沢山荘のマジック合宿中に立ち寄った主な箇所>
中国料理の「四川亭」;酸辣湯麵+餃子=辛さは超抜群。
・千ヶ滝(西区)「輝楽庵」の見学;多湖先生の第二山荘。
星野温泉「トンボの湯」;腎臓手術後初の温泉に浸かる。
・焼き肉「ろぐ亭」;多湖先生御用達の店だったそうです。
そば処「ひょうろく」;このお店にも多湖先生のお写真。

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# by ishiken55 | 2016-10-05 16:27 | マジック エッセイ | Comments(0)

東京大学奇術愛好会の「ステージマジックショー」…三つの???

先週の土曜日(9/24)は、練馬文化会館小ホールで開催の『とっておきの…』と題された東京大学奇術愛好会の「ステージマジックショー」を観て来ました。日本橋公会堂で開催された昨年は、残り数席で辛うじて最後尾の座席を確保する状況でしたので、今年は整理券配布の1時間前に会場に到着すると、待ち人は思いのほか少なく、十名足らずでした。その最前列に見覚えのある三人組のお姉さま~港マジック同好会の方々でした。マジック活動のことや、港の会長さんのことなど…暫しお話しをさせて頂き、持て余す時間を有効に?消化することが出来ました。

実は…この催しに行こうか止めようか、昼頃まで迷っておりました。同日は所属クラブの発表会の練習日につき-リハーサル前に広い場所で感触を確かめておきたい思いと、生憎の雨降りで-お出掛けが鬱陶しい思いと、前々日のテンヨー大会が抽選で外れたので-東大だけでも見ておきたいとの思いと~が入り混じっていました。そんな中で練馬文化会館に足を向かわせたのは、会場の 練馬 が自分の育った地であったので、目に見えぬ引力が働いたのかも知れません。

テンヨー大会の直後のためか、会場には中高年のマジック愛好家の姿が少なく、また東大の発表会としては珍しく、後方に空席が見られました。演技の中身は、学生界のトップを競う会であるだけに、今年も印象に残る演技が幾つかありました。
前半: るーさん「Jump UP」  後半: あやっぺさん「Midnight Circus」

プログラムやアンケート用紙を見ても演者の特定が出来ず、隣に座られていた向田邦子さんの若い頃を思わせるご婦人(多分OGさん)に、「シャボン玉のボールを演じたのは、どの人だったでしょうか?」とお尋ねしたら、「皆さん、演技は頑張っているのですけど…確かにアンケート用紙を見ても、演目が全く分かりませんねぇ。多分この人だと思いますが~?」と教えて頂きました。会場を見回すと、黒いスポーツ帽を被った1名を除き、観客全員が東大の現役生かOB,OGさんに見えて来ました。

この事を含め今回の東大マジック発表会で感じた三つのを記しておきます。

1の;プログラムの何処にも、開催場所や開催日が書かれていなかった事。
   (出演者の方が、20年後にこのプログラムを見て~?と思うかも-)

2の;プログラム はさて置き、アンケート用紙にも演目の記載がなかった事。
   (これでは、お客さんはアンケート用紙への記入が出来ないですょ-)

3の;クリスマスは三ヶ月先なのに、MCさんが「サンタとトナカイ」だった事。
   (東大の発表会の幕間は毎回感心していますが、今回は先取り過ぎ-)

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# by ishiken55 | 2016-09-27 22:03 | マジック ニュース | Comments(0)